Rita’s EYE ” 残念な屋外広告” - Road To DOOH -

2011-05-04 : : Rita.K : 474 views

皆様こんにちは!Rita.Kです。前回のブログは如何でしたか?本日もDr.IVANをお迎えして「OOHからDOOHへの転換」についてお伝えします。

Rita.K;

NASU社長から、わが社はDOOHの企画・製作会社で、OOHの会社じゃないって言われていました。どういう意味かな?社員がこんな質問どうなの?って感じですが、知らないままはヤバイ!IVAN先生、よろしくお願いします。

IVAN ;

OK。今回のテーマだね。残念な事に、日本のサイネージ業界は、「広告看板の電子化」という認識のようで、広告会社も屋外広告の方が担当している場合が多いね。

Rita.K ;

あら?また残念?IVANの残念が出たけど、どのへんがかしら?だって屋外にある広告でしょう。

IVAN ;

場所が屋外だと、屋外広告になっちゃうあたりが古臭い考え方かな。

それじゃあ “D ; Digital” がついている意味が無いじゃないか。「D」がつく事によって「ビジネスモデル」の大転換が起こっているんだよ!

Rita.K ;

うーん、まだ掴めないなぁ・・・。サイネージでは、動画CFも放映されてるよね。表現力が増しているってことじゃないの?これって新しいんじゃない?

IVAN ;

広告関係者の勘違いじゃないかな。動画による表現で言えば既にPCや携帯が圧倒的に進んでいるよ。単にテレビの動画を流している人が圧倒的で、新奇性はないね。

Rita.K ;

何か痛いところツカレたわ(笑)。分かった、ひとまず静止画の屋外看板との違いは、画面が大きくて音が大きいから、街中で多くの人が同時に見れるとか。一気に視線が行くわ。数人が上を向いていると、「何?」って思って、他の人も同じ方向を見上げるでしょ。

IVAN ;

うん。大型ビジョンについてはそれは言えるね。でもね、僕が最も言いたいのは、サイネージが “place-based” であるという事。これはターゲットの属性と時間、その場の状況が特定されるという事なんだ。

つまり「いつ・どこで・誰に・どんな風に」(when, where, to whom, how)がはっきりしたメディアに、デジタル通信技術、例えば「その場所にあわせた映像を放映する」を融合するという事なんだ。

Rita.K ;

IVAN先生、分かりやすい!でも、それってインターネットでもできるじゃない。

IVAN ;

スマホ以外、場所の特定がネットではなかなかなされていないね。最近はGPSを利用したネットのサービスも増えたけど、Ms.Ritsaのいう大勢に一度にコミュニケートすることはできないね。

Rita.K ;

そっか~。ある意味サイネージはマスメディアっぽいところがあるわね。OOH、つまり旧来の看板は静止画、サイネージは動画ってところが問題じゃなくて、DOOHは配信技術を伴って、ターゲットを見据えた新しいメディアということね。

IVAN ;

近年日本でも「タッチパネル」による双方向サイネージや、モバイルと連携で、気になるコンテンツをモバイルに橋渡しするタイプの、ハブとしての役割をもつデジタル広告特有のサイネージもあるね。これがDOOHであり、新しい広告媒体へのビジネスモデルの転換の第一歩なんだ。

Rita.K ;

前回言っていた「高度なプランニングスキル」が大切なのかな。もっともっと多様な表現の発信の可能性を追求出来そうよね。

イイネ!ワクワクするわ!!それなのに旧来の屋外広告の感覚で、しかもテレビのCFを流している人が残念なのね。日本のITDigital技術の結晶としてのデジタルサイネージ広告を期待しているIVANとしては残念と思うわけね。

Dr.IVANは、サイネージ広告を有効活用して、促進にも効果アリ!な「何か」を知っていると見た!

ふふふ。では今日はこの辺にして、また次回。

 

次回は「サイネージの効果!!広告と販促」についてです。

皆さん、気になる部分ですよね。お楽しみに!

Dr .IVANに「こんな事聞いてみたい!」等ありましたらお気軽にメール下さい。

ご質問、ご依頼は下記にメールしてください。

rita@nasu-offshore.com 

 

Rita.K

Rita.Kは、NASU所属の「ネット通販番組」企画・キャスティングディレクター。

20114月からレギュラー番組で、自らMCも努める。

NASUはデジタルサイネージコンサルでもあり、Rita.Kがブログを担当。

 

IVAN MANUEL

米国のITジャーナリストで、専門はデジタルテレビ。

デジタルテレビの最新テクノロジーと広告関連業務に精通。

米国地デジ化終了後、「NASU」のアドバイザーとして度々来日。

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Rita’s EYE ” 残念なデジタルサイネージ” - Road To DOOH -

2011-05-03 : : Rita.K : 1,522 views

 はじめまして。Rita.Kです。

私の所属するコンテンツ制作会社も震災の影響で受注激減(泣)。

この機に、社長から昨今のデジタルサイネージ業界についてブログでも書いてみなさいと言われ、思うところを数回に分けて綴ってみたいと思います。 

とは言え、私、本業はネットテレビの企画ディレクター。専門外の事をブログに書くなんて、「社長!ムチャ振りだわ!」と訴えた所、社長の友人であるDr. IVAN MANUELとの掛け合いでおやりなさいと。

お!専門家の助っ人がおりましたか!IVAN先生!よろしくお願いします。

そんなわけで、よそから見たデジタルサイネージ業界についてコメントしたいと思います。

「残念なデジタルサイネージ」

Rita ;

そもそも「デジタルサイネージ」ってなんなんでしょう

様々な文献も読みあさりました。結局「電子看板」のことですよね

古くからある広告の形態で、それが通信技術や映像配信技術と結びついて

新しいメディアとして注目されてきたって事ですよね

IVAN ;

日本では、「駅の時刻表」や「ホテル内の案内板」等がデジタルモニタで表示されていますね。これもデジタルサイネージと呼んでいるけど、残念だね・・・。

Rita.K ;

残念?でも、あれって便利で、結構役に立ってると思うけど・・・。 

IVAN ;

僕は、このブログをお手伝いするに当たって、なかなか進まないデジタルサイネージ広告について解説して欲しいと頼まれました。その意味で、残念だと思っています。 

Rita.K ;

そうそう!そういった専門家の視点を色々お伺いしたいと思います

とは言え。あの~残念の意味がよく分からないのですが・・・例えば私だと「うちも広告制作会社だしあれで広告を放映すればいいんじゃないのかな」って、単純に思っちゃうんだけど。違うんですか?

IVAN ;

そうだねー。まずね、“Place Based” Digital Signage と言うんだけど、これね、設置場所の状況や条件によって、「使い方」がかなり限定されるって事なんだ例えば、駅で電車が遅れているとき、にこやかな顔でガムやチョコの広告がでても、そんな事よりいつ復旧するか知りたいし、ホテルの案内板に葬祭場の広告がでても都合悪いだろうなぁって思わない? 

Rita.K ;

あぁ・・・つまり、いつでもどこでも勝手に広告が出せるわけじゃあないって事なんですね。う~、なるほど。それが「日本の進まぬデジタルサイネージ」って意味なのね。

じゃあアメリカどうなのアメリカではネットもスマホ発達していて、逆にデジタルサイネージなんて必要ないでしょう?

IVAN;

Oh~Ms.Ritaまず、このように見てください。

日本は密集した単一民族型社会だけど、アメリカは「広大な田舎」の多民族社会。どこにいってもアイキャッチの「看板」で自己主張しないと、次の行動を促せない。ニューヨーク以外、ほとんど車で移動する社会なので、一目でわかる看板が多いんだ。広告手法の中でも、元々看板の重要度が高いんだ。 

Rita ;

確かに!色んな看板見かけるもんね!そう言えば海外に行くと、けっこう看板見るの楽しみかも。思わず「いいモデル」探したり(笑)看板をバックに写真を撮った事もありました(笑)。

うちの社長も、よく地図入りのコンテンツを作っているけど、次の行動のためなんだと言う事は、看板関連の広告会社からの参入が多いの? 

IVAN ;

そう言う事ばかりじゃないんだ。

日本では「看板」のデジタル化みたいに思われているけど、Ms.Rita の言うとおり、デジタルコミュニケーションの発達しているアメリカではDOOH (Digital Out Of Home) という業界があって、スマホやネットサービスと組み合わせてDOOHを使うのが一般的だよ。その意味で高度なプランニングスキルを必要とする新しいカテゴリーだね。 

Rita.K ;

私も「看板のデジタル化」だと思ってたわ(笑)。そんな短絡的なものじゃないのね。と、なると気になるのが・・・、あのね、社長もよく資料を作ってるけど、DOOH Media って効果があるのかしら? 

IVAN ;

来たね(笑)!その質問もよく来るけどアメリカで一般的なのは「セール告知」や店舗の「イベント告知」等で、日本の広告会社の人がよく聞いてくる「広告出したら売れますか」っていうタイプの、あまり「告知内容」を考えていない質問自体が『残念』だよね。

効果指標をどれにするか、そもそもPlace Based という設置場所が決まっているわけだから、接触者の属性(性別や年齢)データの分析や、OTS ( Opportunity TO See )という接触指標(交通広告の乗降客数等非接触を含む数値と違い、実際の視聴者数や回数)や告知物の累積販売に対する考え方のひとつLTV ( Life Time Value ) を無視して、「効果のありなし」という議論は無謀なのだよ。アメリカでは ARBITRON 社が精度の高いターゲットデータを公開しているよ。

Rira ;

あ!先生、そのお話し、とても分かりやすいわ!

あれ?えっ!?ちょっと待って。ネット映像配信も今やOTSだけど、サイネージって違うのそれじゃぁ広告単価の設定ってまさか「通行人数」?むむ~。思っていたのと全然違う~!だからDr.IVANが残念って言っていたのね。

それに「高度なプランニングスキルを必要とする新しいカテゴリー」と言ってる意味が、少しづつ理解出来てきました!

それにしても「デジタル・サイネージ」奥が深い!

こうやってお話しを聞いていると面白いわ!これからも色々教えて下さいね!

 

では今日はこの辺にして、また次回。

次回は「OOHからDOOHへの転換」についてです。

 

第1回目、如何でしたでしょうか?

Dr.IVANに「こんな事聞いてみたい!」等ありましたらお気軽にメール下さい。

質問、ご依頼は下記にメールしてください。 

rita@nasu-offshore.com

 

Rita.K

Rita.Kは、NASU所属の「ネット通販番組」企画・キャスティングディレクター。

20114月からレギュラー番組で、自らMCも努める。

NASUはデジタルサイネージコンサルでもあり、Rita.Kがブログを担当。

 

IVAN MANUEL

米国のITジャーナリストで、専門はデジタルテレビ。

デジタルテレビの最新テクノロジーと広告関連業務に精通。

米国地デジ化終了後、「NASU」のアドバイザーとして度々来日。

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デジタルサイネージの節電協力に関しての私見

2011-03-30 : : eguchi : 915 views

デジタルサイネージコンソーシアムのメーリングリストに昨日ポストしたものです。

=========================================

このMLでもすでに数回述べさせていただいていますが
議論は2点に集約されると思います。

1 災害時の対応
2 電力事情への対応

本来これらは別々の問題です。

1に関しては今後DSCが中心となり、指針と具体策を
行政とも協力して進めるべきだと思っています。
比較的長い道のりになると思います。
DSJまで、またはDSJの場で何らかの指針とアピールを
出す必要があると感じています。

2に関しては、多くのデジタルサイネージが消灯している中で
「東京メディア」(クロスオーシャンメディア社さん)などをはじめ
困難な状況の中で徐々に復帰を開始されています。
その先駆者的な行動に大きな敬意を払うと同時に
各社各様、さまざまの事情の中で事業を継続していくための
こうした復帰への道のりに対してバックアップ体制を
DSCとして取るべきだろうと思っています。

=================================================

この先は完全に個人の意見ですが
いまのデジタルサイネージを始めとするいくつかの自発的な節電によって
セーブされた電力使用を元に行われている計画停電には疑問を持っています。
つまり本来の経済活動を行うのに100の電力が必要なときに
自発的な節電によって70となったものが計画停電の基本数値となっているわけです。
当然30の経済活動が失われます。
この30の中にいまデジタルサイネージがあります。

私は100に対しての節電をすればいいと思っています。
鉄道、医療、消防、通信、放送、官庁など以外は
各社のMAX100の経済活動に対して、70相当になるまで
平等に輪番で節電協力すればいいと思います。

パチンコ店の電力と、あなたのオフィスの電力の
本質的優劣はないと思います。
わたしはここまでのロジックは正しいと確信しています。

で、デジタルサイネージ各社が今何を恐れるのか。
それは
「デジタルサイネージは無駄な電力を使うな」という声です。
(そもそもその声の有無すらよくわからないのですが)
「無駄」という批判に対して正々堂々と発言できないことが
最大の問題です。

私は反論します。
今の日本の経済は、ほとんどが無駄によって成立しています。
パソコンもケータイも、ゴルフもビールもなくても平気です。
そうして無駄を排除することを突き詰めていくと
原始共産社会に逆戻りをする事になります。

今の日本人はそれを望んではいないと思います。

であるならば、「大いなる無駄」に基づく経済循環を
回していかなければなりません。

よってデジタルサイネージは停電以外の理由で事業を停止する
本質的かつ合理的な理由は無いと考えます。

ではなぜDSCとして消灯の要請をしたか。
一時的には節電要請に応じた。これは事情がわからない中の即時緊急対応です。
その後、原発の問題が大きくなります。
「災害情報を提供しているデジタルサイネージ」であっても
その情報ソース、提供頻度、サイネージ側の更新頻度によって
「古い情報」が残ってしまった場合に、致命的な問題を
引き起こす危険性がある(あった)からです。

この問題は、行政と協力しながら決めていく事だと思います。

911の直後、アメリカ国内には「UNITED WE STAND」のポスターが
街に溢れていたのが印象的でした。
311で言えばやはり
がんばれ、日本。
がんばれ、東北。
でしょうか。

デジタルメディアコンサルタント 江口 靖二

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  1. 武田 : 2011-04-01 9:52:10

    あらゆることに感謝の気持ちがないと震災前と何ら進歩がないのではないかと感じます。

    私の感じ方ですが、過去の自分の仕事が、流れ作業的な通り一辺倒であったこと、「やりゃさえすればいい」と形骸化してしまっていたなと、走馬灯のように悔い改めを感じています。

    人間がすることだから、大いなる無駄になるかもしれません。しかしそこに個々人が持つ出来ること、感謝を精一杯の思いを込めて進めないとほんとうに意味が無いのではないのでしょうか。

    デジタルサイネージに、揺らがない新たな形が今産まれます。その確信があります。

  2. macorinu : 2011-04-01 12:55:37

    喜多村真です。
    復帰を促す江口様の意見に基本的に賛成なのですが、「計画停電に従えば後は全力で電力を使っていい」という風に読めてしまう部分は少し賛成しません。
    小春日和が続けば良いのですが、寒暖が厳しければ企業が電力を消費することで計画停電地域が広がり人々のQOLを著しく毀損するわけです。
    QOLの向上に寄与するためにやっているはずの事業がQOLを毀損するとなれば企業は控えざるを得ないでしょう。人々のQOLの向上は企業にとって本質的な目的だからです。
    停電された寝たきりの人や乳飲み子連れの人がいて、もう片方に電子看板のオンオフの問題があったとすると、どちらに人々がシンパシーを感じるか。
    個々の企業が事業の体力と相談しながら復帰をしていき、電力情報をよく見ながらオフピーク運転をするのが理想だと考えます。


「Dサイネージは必要か」の議論について

2011-03-29 : : macorinu : 504 views

※この記事はデジタルサイネージのお仕事をしているだけの喜多村真個人の意見に基づいています。所属する企業、団体の見解ではありません。また、登場する人物、クライアントはフィクションであり、実在の方とは異なっています。

悩みを抱える知り合いがいました。彼は今回の地震に際して、クライアントの要請に基づき電気を使うフィルム看板を全て消し、案件も全て中止させたのですが、「自分のやっている仕事はなんなのか、そんなに必要とされないのか」と感じてしまった様です。真面目な方です。きっと地震の被災者を助けられない苛立ちも手伝ったのでしょう。

私はこの悩みを「考え過ぎ」とは言いません。強いて言うなら、その悩みを整理する方法があるはずだ、と考えます。

必要とは何なのか。

企業活動において”社会貢献”と”必要性”は根本的に違うテーマです。

時々、”必要性”と”社会貢献”は混同される時がありますが、この二つは違う事柄です。

“必要性”とはまた「無くてはならない」という意味です。

例えば、健康に生きるためには病院が”必要”です。民主主義を機能させるためには情報伝達の手段<メディア>が”必要”です。

“社会貢献”とは社会制度の安定を暗黙的な前提にした、利益の交換です。

例えば、ディズニーランドは娯楽や教育を提供し、コンビニは便利さによって社会貢献し、便器メーカーは暖かい便座で人々を迎えることで社会貢献します。パチンコも旅行産業も同じ様に社会貢献でしょう。金銭と交換される当事者利益が殆どと見えますが、それでも広い意味では社会貢献と呼ぶべきです。

3月11日以前と以後

3月11日以前の社会では、「元気に経済活動する」だけで十分に社会の公益でした。経済活動それ自体が”社会貢献”でした。
経済活動が社会貢献である点は今後も変わらないでしょうが、3月11日以後の東日本では変化がありました。
まず、仕事が電気を消費するに値するほどの社会貢献か、他者に説明しなければいけないような気がしてきたりします。
単に必要性を追求されているなら、「世の中には必要の無い事柄もいっぱいあって、そうやって人間は生きている」と言わなければなりませんが、「どれほどの貢献か」という点については答えにくい。しかも誰も本当はそんな説明を求めていない。つまり端的に言うと、人々、それも企業に一部の勤める人々が「自分の仕事は人々に対して貢献できているのか」という自問自答を抱えたのだと思います。停電した暗い部屋の中で行われるこの種の問いは重すぎる。

貢献出来ると信じる

最初の知人の話に戻りましょう。私は彼に言いました、「必要性を考えるのはやめましょう。今から、仕事でできる、誰かへの貢献を考えましょう」。彼は、電気を使わないで掲示できる代替の格安ポスターサービスを広告媒体に提案しました。広告媒体の運営者も電気を使うアナログ看板が掲示出来ずに困っていたので、この話はすぐにまとまりました。

3月11日以前の姿に戻るだけが答えでは無いかもしれません。
3月11日以前の姿に戻るのも大事な答えなのかもしれません。

こんな時だからデジタルサイネージで貢献したい

私の例で言うと、とあるお客様からDサイネージプロジェクトの予定通りの設置を要請されました。
今回の地震で大きな被害を受けた業務もあったにも関わらずです。
お客様は「広告以外にも伝えたいことがあるからちゃんとやりたい、ちゃんと復活しているところを見せたい」と言います。
私は、予定が押していて大変ですががんばります、とお答えしました。

元気に点灯しているだけで社会貢献になんだ、と言えるようなDサイネージを作りたいと思いますし、そのために、まず点けてみるのです。

この記事についてのご意見、情報、問い合わせのある方は、
喜多村(macorinu@gmail.com)までご連絡をお待ちしております。

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  1. mio : 2011-04-01 11:48:22

    某サイネージの会社は災害用として、テレビを流している所もありました。サイネージも全て不必要というわけではないと思います。
    みんな節電モードなので、今後E Inkのような電子ペーパーを使ったサイネージが増えても良いかもしれませんね。
    もしくは災害対策用としての避難経路を誘導するようなコンテンツを内包したサイネージもありだと思います。

  2. 喜多村真 : 2011-04-01 12:41:59

    mioさんご連絡有り難うございます。JRさんのDサイネージはNHKを流されていましたね。あれは受信したNHKを変換してストリーミングでサイネージに流すとてもよくできた仕組みです。
    E-インクなども将来的に必ず主役になると思います。
    私もサイネージを提案するときは必ず災害モードを搭載する提案を入れます。いつも弾かれますが入れてきました。

    あくまでこの記事は、そういった機能を持てない、”必要性の議論”に勝てなくて苦しんでるDサイネージの人たちに「それでも世の中に貢献したいと思ってるんでしょ?」と訊きたくて書きました。

  3. ストレッチ・フィルム,低価格で情報検索(4月20日) No:2260 | ストレッチフィルムの情報 : 2014-02-18 15:04:50

    [...] ….「Dサイネージは必要か」の議論について | デジタルサイネージ総研(TM &#823… [...]


面白法人カヤック、Kinectセンサを活用して「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの『電脳空間』を再現 3月24日から渋谷パルコ期間限定企画「攻殻機動隊 S.A.C. プレミアムショップ」にて体験イベント開催

2011-03-29 :, , : DSI : 677 views

面白法人カヤックさんからKinectを使ったインタラクティブなコンテンツのリリースがありました。節電の関係でこうしたインタラクティブなコンテンツの展開は難しい側面もありますが、今年はKinectとデジタルサイネージを利用した案件がこらからも出てきそうな気配ですね。

面白法人KAYAC
2011/3/23
KAYAC
株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、 代表取締役:柳澤大輔、以下「カヤック」 )は、3月24日より渋谷パルコで開催される「攻殻機動隊 S.A.C. プレミアムショップ」内にて、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズに登場する世界観の象徴である「電脳空間」を再現する空間を制作、来場者に向けた体験イベントを開催いたします。

■「攻殻機動隊 S.A.C. プレミアムショップ」について
「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの劇場版アニメーション「攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D」(監督:神山健治、制作 : Production I.G)が3月26日から全国で公開されます。その上映を記念して渋谷パルコ パート1・5F monozokuにて3月24日から4月19日まで「攻殻機動隊 S.A.C. プレミアムショップ」がオープンいたします。予告ムービーの上映、グッズ販売を予定しています。

【攻殻機動隊 S.A.C. プレミアムショップ】
期間:3月24日(木)から4月19日(火) 10時から18時 入場無料
場所:渋谷パルコ パート1 5F(monozoku)
※地震の影響により、営業時間が変更になる場合がございます。
詳しくは渋谷パルコHPをご確認ください。
「渋谷パルコHP」 http://www.parco-shibuya.com/page/

■今回カヤックが制作した電脳空間について
「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズのアニメの中では、多くのシーンで電脳空間が舞台となっています。
登場人物である草薙素子やバトーは電脳空間に接続しその中でストーリーは展開します。
この電脳空間を体感していただくために 「攻殻機動隊 S.A.C. プレミアムショップ」の開設に併せてカヤックが独自に開発いたしました。
今回制作した電脳空間は、部屋全体にインタラクティブな”電脳空間映像”を投影いたします。
体験者は、空間内に常駐する「タチコマ」(※1)の指示により時間内に電脳空間を飛び回る「タチコマ」をつかまえるミッションに参加します。
電脳空間では体験者のボディアクションをKinectセンサで感知し信号化することで、電脳空間を自由に移動する操作を提供します。
結果、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズの舞台となる電脳空間を泳いでいるかのような感覚を得られます。
来場者は自身のボディアクションにより電脳空間を操作して遊ぶことができます。

■今回の技術開発について
面白法人カヤックはWebコンテンツやソーシャルアプリの開発を主要事業といたします。近年では、ARやデジタルサイネージなどの技術を駆使した企画と開発の実績も有します。
今回の電脳空間はKinectを採用し、ユーザー体験型のイベントキャンペーンとなっています。
また2010年年末には東京・自由が丘駅前で「自由が丘・光りの女神プロジェクション」http://level0.kayac.com/2010/12/jiyugaokamuse.phpと名づけたインスタレーションを展示いたしました。
また3月27日まで開催中の「WHY DON’T YOU PINK?」展でKinectを使ったコンテンツを出展しています。

カヤックの実績 http://bmcl.kayac.com

今後カヤックでは、最新のデジタル技術やデバイスの活用や、ユニークなインスタレーションの制作により、インタラクティブな体験を創出するキャンペーンを積極的に展開しいきます。ご興味をお持ちの企業様はお問い合わせください。

※1「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズに登場する人工知能を搭載する戦車の名称

【カヤック会社概要】
社名  :株式会社カヤック
URL   :http://www.kayac.com/
所在地 :神奈川県鎌倉市小町2-14-7 かまくら春秋スクエア2階
設立 :2005年1月21日
代表取締役:柳澤大輔 貝畑政徳 久場智喜
事業内容:オリジナルWebサービス事業、提携Webサービス事業、Web制作事業、ソーシャルゲーム事業、
飲食事業

【本リリースに関する取材などのお問い合わせ】
株式会社 カヤック 広報 松原 佳代  片岡 巧  前田 良二
TEL  0467-61-3399      MAIL promo@kayac.com

※面白法人カヤックのプレスリリース情報は http://www.kayac.com/news/press/ にてご覧いただけます。
※本プレスリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。

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デジタルサイネージと電力の関係について

2011-03-21 :, , , , , : macorinu : 1,819 views

デジタルサイネージプロデューサーの喜多村です。

ここ数日、3月11日大震災の発生に伴って停止された東日本のDサイネージネットワークをどのように再開するべきか、業界内で活発な議論が交わされています。
特に、福島原発の事故を遠因とする電力需給の逼迫が難しい問いを投げかけています。

ここでは、電力とDサイネージの関係に焦点を絞って議論を掲載します。

節電するべき時間帯がある

節電が必要なのは、電力の消費が供給量を超えると予測できない停電が起きるからであり、
需要が下がっている時に節電をしても効果があまりありません。
よって、Dサイネージはまず、ピーク時間帯を避けて点灯再開出来れば理想的です。

夏季ロード・カーブ
(エネルギー白書より転載 電力消費ピーク日における一日のロード・カーブ(電力消費推移))

上画は観難くて申し訳ないのですが、真夏の一日における電力消費の推移を表しています。

夏季と冬季の電力消費比較

上図は海外のものですが、夏と冬のピーク時間帯の違いを表す概念図です。

冬は帰宅時の暖房と照明によって17時から20時ごろピークとなります。
出社時の朝方も少し上がります。どちらも冷えている部屋を暖めたい時間帯です。
夏であれば朝の10時から19時あたりまで長く節電が必要そうです。
Dサイネージを点灯したい時間帯にピークが来ている点が悩ましいですが、
「とりあえずオフピーク運転」という再開方法は、
比較的理解を得やすいのではないでしょうか。

情報が安定して流れてこないが

前述の運用方法も、公表される計画停電や電力消費のピーク予測に関する情報が正確ではないかリアルタイムではないという現実があり、対応を難しくしています。Twitterにて以下のような情報発信が東京電力から行われていますが、節電運用の参考とするには全然足りません。

東京電力株式会社 公式Twitter
http://twitter.com/#!/officialtepco

逆に言えば、電力に関する情報が安定して発表されるようになってきたら再開する、という考え方もあるでしょう。いつになるのか誰にも判りません。

省電力設定をディスプレイに施すのは余り効果的ではないらしい

ディスプレイメーカの方からのご指摘では、コンテンツの差し替えやディスプレイの輝度を下げることは実質的な省電力効果が殆ど期待できないとのこと。

福島第一原発の安定には五年はかかる?

まだ予断を許しませんが、福島第一原発は再臨界による格納容器崩壊、高濃度放射性物質の漏出という最悪のシナリオが遠のきつつあるとのこと。そこで当然、「このまま福島原発が収まったらDサイネージを再開しよう」というご意見もあろうかと思います。では、いつ収まるのか。

建屋上部が崩壊した1号機、3号機、半壊の4号機は燃料抜き取り等に必要なクレーン設備が破壊されたと思われます。屋根もないプールの中に使用済み燃料が収まったまま、抜き取りも出来ずに戦々恐々としながら冷えるのを待たなくてはいけません。何もしないと台風の時期も次の地震もあのままとのこと。福島第一原発が安全だと宣言できるのは6年後ではないか、という意見もあります。

つまり福島第一原発の問題が完全に収まる前に、日常に戻らなければいけません。
電力の消費により理解の得られる運用とコンテンツを考え、前向きに進む決断が必要です。

以下のムービーの45分ぐらいから、福島原発の今後について大前研一氏が解説しています。
地震発生から1週間 福島原発事故の現状と今後(大前研一ライブ579)

無停電電源装置で点灯し続けるのは無理だが

ピーク時間帯をUPSのバッテリーで稼働させられるかなと考えました。

端末側の消費電力
60型ディスプレイ 1面 400w
PC 250w
ネットワークと周辺機器 50w

最大これぐらいのものでしょうか?

700Wを力率0.6(ぐらいですよね?)で割ると約1160VA。
これを1時間稼働させるUPSを調べましたが高すぎ、大きすぎます。
UPSで平時と同等の運営をするのは不可能ではありませんが難しい。

ただ、災害情報を提供するDサイネージとしてUPS搭載は意味があります。
私も、UPSが停電を感知したら画面が緊急避難経路に切り替わったり非常電灯になるDサイネージを機能設計したところ、コンペでとてもほめられました。東北でも今回大停電が起き、商業施設内から逃げる方の中には混乱がありましたね。
(結局、弊社案は他の理由で採用されませんでした。。。今なら実施されたかもしれない。)

700wの端末が1000カ所あれば700kwです。結構な消費量です。

Flashより動画の方が消費電力が少ない場合がある

コンテンツの差し替えで省電力は見込めない、という話をしました。その通りだと思います。
ですから、あまり以下は気にしなくても構わないマメ知識です。
Flashはある程度CPUのパワーに依存する代わりに高い互換性を持っている再生技術です。
逆に動画ファイル再生の場合、今時のPCやSTBはグラフィックプロセッサが再生を処理し、微差ですが、同等の解像度のFlashより消費電力が少なくなる場合があります。個々では無視できる差ですが、気は心、ということもあろうかと。

※追記1 2011年3月22日 10:24
以下の2サイトがオープンされ、電力に関する情報が入手しやすくなりました。

東京電力 「電力の使用状況グラフ(当社サービスエリア内)」
http://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html
Yahoo! Japan 「東京電力、東北電力管轄の地域の方へ 効果的な節電と停電の対処方法をご案内します」
http://setsuden.yahoo.co.jp/

※追記2 2011年3月22日 12:22
Twitter諸氏曰く「震災直後にPCを消灯してオフィスサイネージを活用したためエネルギー効率が高くなった」という事例があったとのこと。サイネージが節電に役立つなんてすばらしい。

※この記事は喜多村個人の意見に基づいて記述されており、
所属している企業、団体及びデジタルサイネージ総研様の見解とは異なる場合があります。
この記事についてのご意見、情報、問い合わせのある方は、
喜多村(macorinu@gmail.com)までご連絡をお待ちしております。

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災害情報 サイネージコンテンツの無料提供開始

2011-03-18 : : macorinu : 765 views

デジタルサイネージプロデューサーの喜多村です。

この度の東日本大震災に被害に遭われた皆様に哀悼の意を表します。
富士フイルムイメージテック株式会社では、「ソーシャルメディア・デジタルサイネージコンテンツサービス」を災害情報の提供目的として無料で皆様にご利用頂くことといたしました。

当該システムは

1. Twitterから特定のアカウントや特定のキーワードを含むメッセージをサーバーが拾い出し保存、
2. Flashで可視化、
3.サイネージで当該flashのURLを指定して表示

という内容で、サーバー側で不要と思われる情報を手動で削除することも可能です。

(※動作には安定してオンラインで接続されていることが必要です)

現在は流言が表示されることを避けるために、政府広報など情報の出所が信頼できると思われるアカウントのみをサポートする方針です。

サンプル:首相官邸 災害関連

http://flash.locamoda.com.s3.amazonaws.com/fuji/twitterflow/twitterflow-1.1.3-a.swf?id=56231

詳しい使用方法、表示できるTwitterアカウント等を記した資料をお送りいたしますで下記まで

お問い合わせください。

富士フイルムイメージテック株式会社

新規事業開発部 担当:喜多村

メール:macorinu@gmail.com

Skype: macorinu1

TEL 03-5745-2250 FAX 03-5487-0088

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