デジタルサイネージジャパン2010 本日より開催!

2010-06-09 :, , , , , , , , : DSI : 959 views

国内最大級のデジタルサイネージイベント「デジタルサイネージジャパン2010」が今日から開催されています。昨年に比べて各企業のブースも力が入ったものが多く、入場者数も増加しているように感じます。会場の雰囲気と本日発表されたデジタルサイネージアワードの模様をレポートします。


会場風景 多くの参加者の方で熱気にあふれています


世界最狭レベルのつなぎ目の目立たない60インチ液晶ディスプレイを発表したシャープ 54面マルチによるダイナミックな展示


幅広いユーザーに対応したラインナップを持つNTTグループによる「ひかりサイネージ」


DNPによる42型ディスプレイを12台連動させたデジタルサイネージシステム「トールビジョン」

デジタルサイネージアワード2010
去年のプレアワードを経て第一回目となるデジタルサイネージアワード2010は、多くの応募作品から下記の企業が選ばれました。


表彰式


受賞者のみなさん
詳細は下記URLから

デジタルサイネージの未来を予見させる作品が掲載されています。ぜひご覧ください。

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デジタルサイネージキーパーソンインタビュー (株)博報堂 エンゲージメントビジネスユニット 戦略企画部長 辻氏

2010-05-28 : : DSI : 2,461 views

毎回デジタルサイネージ業界で先進的な取り組みをされている企業のキーパーソンにインタビューする「デジタルサイネージキーパーソンインタビュー」。第10回である今回は博報堂の辻さんにお話を聞いてきました。

DSI 御社におけるデジタルサイネージビジネスの位置づけを教えて頂けますでしょうか?

辻さん 弊社はマーケティングの会社で、コミュニケーションのストラテジーを作っていてくのがミッションです。それをする上で「統合マーケティング」という言葉を使っていまして、その中のタッチポイントの一つとして「モバイル」もあるし「デジタルサイネージ」もあるし、もちろんマスメディアもあるというという位置づけになります。デジタルサイネージをどうしようという主語はなくて、マーケティングを最適化する上で非常に重要なものとしてあるというスタンスになります。生活者がどういう情報が欲しくて、ニーズがどこにあるかを考えて、得意先の課題と照らし合わせて何をするかという事なんですね。

デジタル化がキーワード
キーワードは「デジタル化」だと思うんです。デジタル化が全てのものを変えていって、生活者の情報を取る行動も変わって来ているので、得意先のマーケティングの仕方も変わるし、メディアのあり方も変わってくるという事なんですね。結局、デジタルが今までのアナログと何が違うかと言うと、「結果が見えてくる」という事が大きな違いですね。ログが取れたり、結果が数字で見れたりする事によって得意先のマーケティングが変化していくという事なんですね。分かりやすく言うと、博報堂は昔、マスで一方的に伝えるだけでコミュニケーションが出来ていたのが、今は生活者主導社会の中で、情報はSNSなど含めより双方向のものになっています。トリプルスクリーンという言葉があるように、あらゆるタッチポイントのメディアがデジタル化していると言えます。私達はデジタル化されたメディアの一環としてデジタルサイネージを捉えています。

デジタルサイネージの社内プロジェクト

「デジタルサイネージプロジェクト」が社内にあります。2008年ごろから課題解決のためのプロジェクトメンバーが集まってスタートしています。パソコン、携帯以外のデジタルメディアが増えてくるなかで、JRさんのトレインチャンネルのように、今まで紙で入稿していたものがデジタルによる入稿になるという変化があります。デジタルメディアにおいてどういう表現で、お客様に何を伝えるのか、お客様はどういうものを見たいんだという事がテーマになっていくわけですね。その中でクリエイティブ、マーケティングも含めて、社内の知見をすり合せようという事でプロジェクトがスタートしました。ハード、MD連動、メディア化、新技術、効果測定、クリエイティブ、出資・提携チームと、全体をプロデュースするチームという8つのチームから成り立っています。得意先のマーケティングが変化する中で、課題に応えていくためにプロジェクトがあるわけです。

DSI そのプロジェクトチームは実際の案件に取り組んでいるのですか?

辻さん はい。色々なパターンがるのですが、それぞれにプロジェクトメンバーを付けて実際に取り組んでいます。テクノジーが先行して考えられてきたケースが多く、そこに生活者の利便性という視点が欠けていたケースもあったかと思います。テクノロジーが核になるのは当然ですが、お客様視点で付加価値を付けて良いものにするが我々の仕事になります。また、得意先からお金をもらうモデルなのか、お客様からお金をもらうモデルなのか、何れにしてもビジネスとして成立しないといけないわけですね。我々に相談が来るときはそうしたビジネスモデルを含めた相談が多いんですね。


デジタルサイネージに関わる4つのオーダー

辻さん 頂くオーダーとしては大きく4つに分けられます。一つは、従来の仕事の延長線上にあるメディアプランニングの中にデジタルサイネージを取り込む作業です。ここでは、マスを含めた全体戦略の中で提案を行っていきます。二つ目は機器メーカーさんからの依頼による、ロケーションや媒体の開発になります。弊社には「買物研究所」という組織があり、リテールの現場で生活者がどう動いているかという知見もありまので、そうしたものと掛け合わせて、設置場所の開拓やメディアの値付けなどを行っていきます。売り場における効果や販促にかけられる予算をベースに値付けなどのお手伝いをしていきます。またそうした企業からクリエイティブを依頼される事もありますし、そこから共同事業に発展するケースもあります。3つ目は流通事業者さんからの依頼になります。スーパーやコンビニ、専門店などの流通業におけるプロモーションのデジタル化です。この部分についてもメディア化や共同事業への取り組みが考えられます。4つ目は鉄道・交通関連からの依頼になります。ここではトレインチャンネルのようなインフォメーションもありますし、パスモやスイカといったものと連動する流れも考えられます。
「情報発信」、「販売促進」、「顧客管理」といった事がテーマになる事もあります。頂くご相談は様々ですが、プロジェクトチームでプランニングをして、課題解決に向けたお手伝いをしていく形になります。各々の事業者さまの強みと弊社のソリューション力、マーケティング力、生活者視点を組み合わせて取り組んでいます。博報堂は繋ぐ能力があると考えています。我々はマーケティングの会社で、デジタルサイネージの事業化をすすめる会社があった時に、そこをプロデュースする力がエージェンシーにはあると考えています。また、そこで大事になってくるのが効果測定です。効果がある形にしなければメディアとしても成り立たないので、効果が上がらなければその理由を検証して、PDCAを回していく事が我々の付加価値だと考えています。

DSI 当たり前の事かもしれませんが、マーケティングや生活者の視点がデジタルサイネージよりプライオリティが高いという事ですね

辻さん マーケティングコミュニケーションの会社ですから。昨年のデジタルサイネージプレアワードで賞を頂いた、大阪道頓堀の「トンボリステーション」で実施したインタラクティブなデジタルサイネージの事例があります。そこでは、しくみデザインさんのテクノロジーとクリエイティブ、そこにメディアを掛け合わせることによってお客様の課題解決に向けたソリューション提供を行っているという事になります。あらゆるメディアがデジタル化する中でデジタルサイネージは非常に重要なタッチポイントだと考えています。

統合マーケティングソリューション
DSI どのような成長戦略を持って取り組んでいますか?

辻さん 博報堂は得意先のバリューチェーン全部に対して、商品開発なども含めて取り組み「統合マーケティングソリューション」を提供することが使命です。そのコアにあるのがエンゲージメントリングです。弊社はとにかく生活者発想であり、現在は生活者主導社会であるという捉え方をしています。そうした時代に生活者の心を捉えるには、生活者の側に立って、絆(エンゲージメント)を作らなければなならいと考えています。

DSI そのエンゲージメントリングにどのようにデジタルサイネージは関わっていくのでしょうか?

辻さん エンゲージメントリングの中心には「心が動く」があり、その周りに「選択する」「共有する」「絆を感じる」があります。単純な左から右へのコミュニケーションではなくて、「心が動く」という発火点があり、「選択する」という輪が回る場合もあるし、「共有する」という輪が先に回る場合もある。それらがグルグル回って、口コミがあり、ブログがあり、SNSがある中で、生活者主導社会が成立している、情報設計が重要になります。私たちのプロジェクトで語るデジタルサイネージの位置づけとしては、「心の窓が開いた時にアプローチできるメディア」だと考えています。テレビはリビングで見るメディアですよね。デジタルサイネージについては、街を歩いている時にきっかけになるメディア、「心を動かすスイッチ」になると言えます。認知している情報がリマインドされる、「きっかけになるメディア」だと考えています。もう一つは、販売と連携した計測可能なデジタルメディアとして力を入れています。例えば、メーカーさんが持ちこみの電子ポップが、どんなクリエイティブで効いているのか、モバイルと連動させるとどうなるか、顧客データと連動させるとどうなるか、といったところが弊社が一番取り組んでいるところですね。

DSI そうした位置づけや取り組みの中で、デジタルサイネージに関する成果はどんなものがありますか?

辻さん ひとつはトレインチャンネルをはじめとする様々ななどのデジタルサイネージメディアの売上があります。先ほどの4つの流れの中で、コンサルティングという形であったり、クリエイティブという形であったり、プロジェクトフィーという形であったり、効果測定といったものが弊社としてはビジネスになっています。


DSI デジタルサイネージ関するクライアントの反応はどうでしょうか?

辻さん デジタルサイネージはその効果測定が確立されたものではありません。ただ、得意先からはより流通の52週と連動させた販売促進のデジタル化はニーズとして存在します。デジタル化によって結果が見えるメディアに関するニーズは高いので、その課題解決に博報堂は貢献したいと考えています。そうした意味で責任をとれる広告代理店、ビジネスパートナーになっていきたいという事です。統合マーケティングのコンセプトに基づいて情報設計するなかで、街中での気づきもあれば、店頭での気づきもあるわけですね。

DSI 今後の目標などはありますでしょうか?

辻さん 時代の変化のスピードは更に高まります。テクノロジーは更に進んでいくだろうし、効果測定の方法の進歩や、また、生活者の変化もあると思います。今、取り組んでいる活動の延長線上に博報堂のビジネスがあって、その中にデジタルサイネージもあると考えています。時代に合わせたコミュニケーション設計を進化させていく事が基本だと思っています。そこでキーになるのがデジタルであり、テクノロジーであり、プラットフォーム発想であるわけですね。効果に責任を持てる広告代理店の取り組みのひとつに、デジタルサイネージがあるのではないでしょうか。それが得意先とのビジネスパートナーとしての関係に繋がっていきます。

DSI 目標や問題解決に対する取り組みとしはどんなものがありますか?

辻さん テクノロジーが分かって、クリエイティブが分かって、事業が分かる人間を如何に育てていくかという事だと考えています。統合マーケティングソリューションを出来るプロデューサーを育てていくことです。

DSI 今度の展開の中でデジタルサイネージのアド・ネットワーク化というものもありますでしょうか?

辻さん テクノロジーが更に進化し、各媒体社さんの面数が更に増えて、価格と広告主のニーズが合致すれば、今後は伸びていくのではないでしょうか。


DSI システム、指標、コンテンツの標準化に関してはいかがでしょうか?

標準化が進めばメディアとして育っていく可能性がありますし、そのためにもデジタルサイネージコンソーシアムに加盟しています。 広告指標の標準化については、弊社でも試行錯誤しながら取り組んでいるという過程です。何の目的のための効果指標なのかをよく考えていかなければなりませんね。

DSI 統合マーケティングの視点の中で、デジタルサイネージに取り組んでいるという事はよく分かりました。最後に、デジタルサイネージに関する御社のメッセージがあれば教えてください。

辻さん デジタル化が進む中で、生活者が変化して、得意先のマーケティングが変わってきています。先ほどもお伝えしたように、コミュニケーション設計をする上で、デジタルサイネージは「心の窓が開いた時にアプローチできるメディア」としてあると考えています。弊社の統合マーケティングの中でも重要なタッチポイントになっていきますので、積極的に取り組んでいく予定です。

DSI 本日はありがとうございました。
(インタビュー終了)

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デジタルサイネージキーパーソンインタビュー イオンアイビス株式会社 システム開発本部 本部長 北澤氏

2010-05-26 :, , , , , , : DSI : 7,623 views

デジタルサイネージ業界のキーパーソンにお話を聞く「デジタルサイネージキーパーソンインタビュー」9回目の今回はイオンの店舗で1000面規模のデジタルサイネージ媒体「イオンチャンネル」を運営するイオンアイビス株式会社の北澤さんに、現在の取り組みと、今後の方向性についてお話を聞いてきました。

DSI イオンさんのデジタルサイネージ事業における御社の役割を教えていただけますでしょうか?

北澤さん 弊社はイオンチャンネルというデジタルサイネージの運営そのものをしている事業者という位置づけになります。それは我々だけでは出来ないですから、広告代理店さん、実際にシステムを管理するメーカーさんと協業する形になっています。

DSI それは共同事業という事でしょうか?

北澤さん 協業はしていますが、主体はあくまでイオンで弊社がデジタルサイネージの事業主となっています。ただ実際の運営そのものは出来ないので、メーカーさん(広告主)とのやりとりは広告代理店さんにお願いしています。また実際のシステムはASP型のサービスを利用させて頂いています。

イオンアイビス株式会社 システム開発本部 北澤さん

DSI どんな部分に期待してデジタルサイネージ媒体を運営する運びになったのでしょうか?

北澤さん 弊社が実験する際に他社さんの事例が既にありましたので、それを参考にさせて頂いた部分はありますね。その中で、コンテンツの管理を我々自身でやっていかなければという流れになっていったんですね。なぜなら、デジタルサイネージの1番の目的は「放映している商品の売上がきちんと上がる」という事なんですね。それを実現するためには、売り場の展開や、価格プロモーションなどに連動しなければなりません。そこで、「場所貸し」ではなく、放映するコンテンツ、事業運営そのものを我が大元となって運用していこうという事になりました。

DSI リテールの事業者さんには52週の販売計画がありますが、それらとはマッッチしているのでしょうか?

北澤さん 現在は、完全にはマッチしていません。弊社のサイネージは売り場連動ではないからですね。通常のインストアサイネージのように商品のところにディスプレイを設置する形ではなく、レジアウトに設置している事は他の事業者さんからすると不思議に思われるかもしれませんね。

北澤さん レジアウトに置いたのは理由があります。どこに置くのが一番効果的なのかを津田沼店で実験をしました。売り場の中や通路は、アンケートをしてみると「意外と見ていない」という事に気づいたんですね。実験の結果から、一番視認率が高いのがレジアウトとエレベータ待ちの場所という事が分かりました。立ち止まらない限り、なかなか認識されないという事ですね。レジは本当なら立ち止まらせてはいけない場所ですけどね(笑)

DSI 他の会社さんの中には「レジにデジタルサイネージを置いても、既に買い物を済ませているから効果が低い」と仰る方もいますが・・・

北澤さん 食品スーパーの特性として来店頻度が高いので、その日に見て、その日に買うお客様ばかりでないという事はありますね。食品スーパーのメインユーザーである主婦の方は週に2~3回来店する事もありますので、レジに設置する事によって刷り込み効果が生まれると考えています。実験の結果として、レジアウトのデジタルサイネージで告知し商品の売上が2~5倍に伸びたケースがあります。もちろん売り場展開や価格展開といった要素もありますが、チョコレートやパスタソースなど比較的嗜好性の高い商品は良い結果が出ています。

DSI イオンチャンネルの場合、ターゲットが非常に明確なメディアかと思いますが、そこで展開するコンテンツに関しては如何でしょうか?

北澤さん 現在は広告主さまからご提供いただくのはテレビCMが多いですが、デジタルサイネージ用に静止画にトランジションを加えた表現なども取り組んでいます。今後はより効果的な見せ方について、広告主さまと一緒に作り上げていきたいと考えています。

DSI 御社は日立さんの「MediaSpace」を利用されていますが、採用に至った経緯を教えてください。

北澤さん デジタルサイネージ用のコンテンツ作成が容易なこと、全国の其々の店舗に個別の配信が出来るなど、イオンチャンネルの運用にあった仕組みだった事が採用の決め手ですね。テンプレートに動画やテキストを入れればコンテンツが作成できるという、簡単さが良いですね。他社のシステムも各々特徴があり優れた点は多いのですが、イオンの運用に一番適していたのが「MediaSpace」だったということです。

DSI 運用をされる中で効果の上がるコンテンツの方向性が見えて来た部分はありますか?

北澤さん これが「効果が上がる」というものは難しいですが。効果が上がりにくいのはいわゆる「イメージ広告的」なものですね。最後まで動画をみないと何のCM か分からないものは、デジタルサイネージにはマッチしていないかもしれませんね。コンテンツに関しては模索しながら取り組んでいる状況です。地域毎や時間帯毎にお客様が興味を持って頂きやすい仕掛けを如何に組み立てていくかという事が今後の成否に関わってくると考えています。

DSI 具体的にはどんな取り組みをされていますか?

ショッピングセンターの中にありますので、行われていている催事に如何に誘導するかといった事をテーマにコンテンツを制作するものもあります。個店毎に情報が違うので、それをどう出していくかという事もあります。

DSI 全ロールの中のCMの割合は如何でしょうか?

北澤さん 最適な割合がどれくらいなのかという事については結論が出ていません。CMだけでは面白くないのも事実なので、お客様に興味を持って頂ける情報コンテンツを挟みこむ形ですね。メインになるのは天気やその時々のイベントに合わせた情報やレシピといったものになります。

DSI 今後の方向性に関してお話いただけますでしょうか?

北澤さん お客様にもコミュニケーションツールとして認識して頂いて、レジに行った時は必ず見ますという状態に持ってかないとCMも見られない状況になってしまいます。来たお客様に当てにしてもらえるメディアにしていきたいですね。

DSI 他のお店への送客はいかがでしょうか?

北澤さん 他のテナントさんへ直接送客の取り組みは今のところは出来ていないですね。津田沼店のサイネージの実験では双方向型の取り組みもしています。タッチパネル端末を使って、クーポンをダウンロードするタイプのものです。ただ、コンテンツの鮮度を保つ管理面が大変ですね。

DSI 広告を出稿された広告主さんにはどのようにデータをフィードバックしていますか?

北澤さん デジタルサイネージを利用した店舗とそうでない店舗、デジタルサイネージを利用する前と後で売上がどのように変化したかを分析して広告主さんに提出しています。基本的には必ず効果は出ていますね。ただ、それがデジタルサイネージを利用した費用に見合うかどうかという指標がないのと、他の媒体でも宣伝はしていますので、デジタルサイネージだけで効果が上がったのかという事の計測が難しいという事が悩ましいですね。

DSI 現在の課題などはありますでしょうか?

北澤さん 現在は販促費を出す方達とはやりとりはしていますが、広告宣伝費を出す担当者さんとはあまり話が出来ていないですね。デジタルサイネージが販促の一つのツールとしてしか見られていないという状況があります。ターゲットメディアという特性があるのに販促ツールとしてしか認識されていないのはもったいないですね。

北澤さん 刷り込み効果を狙えるメディアなので、企業の理念や社会貢献をアピールする広告を出す事によって、企業のブランドイメージを上げて、商品が売れるという事も出てくると思っています。

DSI 私もコーズリレーテッドマーケティングやCSR活動とデジタルサイネージの関わりが一つのテーマになってくると考えています。今後は企業のブランドマネージャーさんにデジタルサイネージの可能性を知ってもらう事になってくるかもしれませんね。

北澤さん そうした事は以前から広告主さんに伝えてはいます。メディアとしての認知が高まれば可能性が広がってくると考えています。

DSI ローカルなクライアントさんの割合は如何ですか?

北澤さん 今のところは積極的にアプローチしていませんのでほとんどないですね。ローカルなクライアントの開拓は今後の課題だと認識しています。当てにされるイオンチャンネルにしていきたいですね。

DSI 投資回収に関してはどのようなシュミレーションをされていますか?

北澤さん 3年で回収というのが一つの区切りにはなります。市況がこれ以上悪くなる事も考えずらいので・・・私達もパブリシティを使ってこのメディアの宣伝をしていますので、広告代理店さんも含めて、広告宣伝費を使うメディアとして早く認知してもらいたいですね。

DSI 今後の方向性についてお聞かせください。

北澤さん 設置店舗については250 店舗位までは伸ばせると考えています。面数でいうと2500~3000面ですね。今後はジャスコだけではなくグループ会社の中で地域一番店舗に設置していく必要があると考えています。

イオンのインストアで展開するデジタルサイネージですので、そこに来られるお客様とのコミュニケーションツールにするために、どんな情報を流したらよいのかという事をさらに突き詰めていきたいですね。特に地域の情報などを含めて「あっこんな事があるんだ!」という気づきを提供できるように出来ればと思っています。CMがいいのか、地域のイベント情報がいいのか、今後は運営をしながら考えていかないといけないですね。

お店はデジタルサイネージを利用する事によってタイムリーに情報発信できると共に、紙の利用を削減することができます。プロモーションを告知する際のオペレーションコストや、紙資源の削減は期待できます。

DSI 今日はありがとうございました。
(インタビュー終わり)

簡単にまとめ
3年前のデジタルサイネージの状況と大きく変わった事として、イオンさんのような大手流通事業者さんが広告モデルの事業に参入された事があります。今後、実証実験を通じて得られた知見や運用の過程で蓄積してたノウハウを元に、更にサイネージの媒体として洗練されてくるのではないかと思います。北澤さんが仰るようにお客様に「当てにされるメディア」に進化していくのが楽しみですね。

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  1. Jepis : 2014-08-07 13:28:53

    This is just the pecfret answer for all of us

  2. time very : 2014-09-27 15:46:28

    Shoot, who would have thought that it was that easy?

  3. car insurance quotes : 2014-09-28 14:16:43

    Always the best content from these prodigious writers.


【5/26締切り】第一回デジタルサイネージアワードまだ間に合います!

2010-05-24 : : DSI : 202 views

デジタルサイネージコンソーシアム主催の第一回デジタルサイネージアワードのエントリー締切りが5/26(水)17:00になります。デジタルサイネージに関わる事業者さまはふるってご参加下さいませ。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

■□ DIGITAL SIGNAGE CONSORTIUM ■□   2010.04.30

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

報道関係者各位

デジタルサイネージコンソーシアムは、

「第一回デジタルサイネージアワード」

を実施します。

http://www.digital-signage.jp/press/release_100427.pdf

この度は、DSC主催で「第一回デジタルサイネージアワード」を

実施することとなりました。

「第一回デジタルサイネージアワード」は、国内のデジタルサイネージ

事例の中から、優秀な作品を選出、表彰することにより、デジタルサイネージ

市場の活性化に貢献いたします。

作品のエントリー期間は、4月27日(火)から5月26日(水)を予定

しており、その後、コンソーシアム会員による投票により優秀作品を選出し、

デジタルサイネージジャパン(DSJ)2010の会場(幕張メッセ)にて、

表彰式をおこないます。

昨年は、デジタルサイネージプレアワードを開催させていただきましたが、

多くの作品のエントリーをいただきまして、コンテンツ部門 (3作品)、

景観部門(3作品)、システム部門(3作品)、特別賞(1作品)の

計10作品を表彰いたしました。

「第一回デジタルサイネージアワード」では、コンテンツ部門 (3作品)、

ロケーション部門(3作品)、システム部門(3作品)、特別賞の各賞に加えて、

今回からスポンサー賞も追加し、より多くの作品を表彰いたします。

■募集期間 : 2010年4月28日(水)~5月26日(水)

※5月26日(水)の締め切りは、17:00となります。

■表彰式  : 2010年 6月9日(水)14:20~15:25

DSJ2010 特設会場

■詳細   : http://www.digital-signage.jp/award/

■取材申込先: デジタルサイネージコンソーシアム事務局

info@digital-signage.jp

※ご所属、お名前、取材日時、撮影の有無をご連絡下さい。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

<本件に関するお問い合わせ先>

デジタルサイネージコンソーシアム事務局

〒107-0052 東京都港区赤坂3-13-3-3F

TEL:03-3589-1531

E-mail: info@digital-signage.jp  担当:石戸、佐野

URL:http://www.digital-signage.jp/

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

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iPadとデジタルサイネージの可能性@サンフランシスコ

2010-04-04 :, , , , , , : DSI : 1,133 views

アップル新携帯端末iPadが3日ついに発売されましたね。コンシューマー向けの製品としての期待値は抜群に高いのはもちろんですが、デジタルサイネージへの活用の可能性も語られていますね。アメリカの盛り上がりはどうなんだろうと思って、サンフランシスコのアップルショップに行ってみました。


めったに並んだりしないアメリカの方ですが、わらわらと並んでいます。


うーん 人だかりで見えない


みんな熱心にさわってます ギークっぽい方だけじゃなく年配の方も結構いました


スタッフの方の説明もホットです


こんな感じでタッチします


めっちゃ楽しそうな人もいらっしゃいます

楽しいガジェットと便利なツールとしてアメリカでも当然、人気が出そうだなという熱気が伝わってきました。デジタルサイネージの表示端末としても可能性はかなりあると思います。日本でも「デジタルサイネージにiPadを使ったキャンペーン」とかが夏頃までには出そうな感じがします。「デジタルサイネージ×AR」はネタとして早く消費されてしまっている気配がありますが、「デジタルサイネージ×iPad」も広告代理店さんと新しいもの好きのクライアントさんのネタ作りだけにならずに、生活者に役立つ眼差しをもって展開されればいいですね。

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デジタルサイネージキーパーソンインタビュー 株式会社東急エージェンシー 寺園氏

2010-03-23 :, , , , , : DSI : 2,269 views

毎回デジタルサイネージ業界で先進的な取り組みをされている企業のキーパーソンにインタビューする「デジタルサイネージキーパーソンインタビュー」。第7 回である今回は、国内外のデジタルサイネージ事情に詳しい、東急エージェンシーの寺園さんにお話を聞いてきました。

DSI 東急エージェンシーさんの中でのデジタルサイネージの位置づけを教えていただけますでしょうか?

寺園さん 当社には広告会社としての立場と、東急電鉄のデジタル媒体を販売するレップとしての立場があります。広告会社としては、デジタルサイネージ媒体のセールスやデジタルサイネージを活用した事業開発などに取り組んでいます。デジタルサイネージ媒体の場合、他媒体に比べた値頃感や効果の問題もあって、マス媒体のプラスアルファとしてデジタルサイネージを提案するという事が多いのが現実ですね。

DSI 寺園さんはどういった形でデジタルサイネージに関わっていますか?

寺園さん 弊社の場合、クライアントに流通や消費財メーカーさんが多いという事や、東急グループに流通関連会社が多いこともあり、買場におけるお客様の心理に関するナレッジが豊富にあり、そのナレッジを集約して新しいものを生み出すという視点でプロジェクトチームが編成されました。その一つにデジタルサイネージのチームがあって、チームリーダーとして総勢10名で事業開発を行っております。他店さんではOOH局がメインになっていると思うのですが、私達は営業、インタラクティブ、OOH、マーケティング、クリエイティブといった色々な部署を横断してチーム編成をしています。それぞれの立場で、違う情報の得方や感性・感覚がありますので、それらを集めてプロジェクトとして発信していこうと考えています。

株式会社東急エージェンシー トータル・メディア・ソリューション本部 クロスメディアソリューション局 クロスメディアPR部 寺園さん

DSI デジタルサイネージに関して、東急エージェンシーさんはどの部分に力を入れていかれる予定ですが?
寺園さん 当社の収益として考えていくと、クライアントの広告宣伝として機能できる新しいメディアを作っていく事が大切になっていきます。ただ、その前に広告媒体としての価値付けが重要になってきます。例えば交通広告ではポスタースペースがあって「このスペースが幾らですよ」という事でビジネスが成り立っている部分はあるのですが、仮にサイネージにリプレースした場合はプラスアルファのお金も掛かってきます。費用対効果の面で二の足を踏んでいるお客さんもいらっしゃいますので、ロケーションオーナーが実際に使ってみて、価値あるものとして認識してもらい、視聴する生活者が集まることで、デジタルサイネージ媒体に出稿する意味が生まれるくると思います。媒体から考えるというより、「そこにいる生活者が何を考えているか」という事を基点として、お客様にとっての理想のインフォメーション端末を考えています。そして生活者が欲しい情報とともに伝える広告はあり得るのではと思っています。単にはテレビなどのあり素材を入れるだけでなく、サイネージならではの仕掛け方も当然出てきますね。

DSI いわゆるスペースブローカーではなく、生活者の視点に立ってデジタルサイネージならではの展開を考えているという事でしょうか?

寺園さん そうですね。ブランドコミュニケーションをしていくとき、プロダクトアウトの発想ではなく、マーケットインの視点で、買おうとしている人がどんな気分で商品を手に取るのか、そのストーリーというかコミュニケーションをデザインしてあげることが凄く重要な事だと考えています。「店頭をどう作るから」→「CMはこうなり」→「WEBはこうなる」といった、お客様の最終接点からリバースしてコミュニケーションを設計するという発想もありますね。ですから、サイネージを通過点として捉えるのではなくて、基点や着地点として、意識をどう転換させるか、どう価値付けするかが大切になってきます。その視点を元に、ハード、ソフト、クリエイティブはこんなものがいいよねという事を考えていくのが私達の仕事になってきます。そこで説得力のあるストーリーを考えていかないといけないですね。

DSII デジタルサイネージを考えた時に東急グループということがアドバンテージになるのでしょうか? また、面数展開や広告販売など状況を教えてください。

寺園さん 当然、東急沿線でどんな仕掛けができるという事をクライアントに提案する時に、プラスの価値になります。お客様との接点で考えたときに、四マス、PC、モバイルに加えて、交通広告としてのTOQビジョンは動画が流せる媒体としては他に変えられない存在なります。TOQビジョンを基点に発想するという事もありますね。

DSI 首都圏では電車内ビジョンが拡大していますが、クライアントにその効果も評価されているという事でしょうか。

寺園さん もちろん評価していただいていますが、正直なところ、クライアントの宣伝担当の皆さんが接触し始めたから効果を実感いただいているという事もありますね(笑) 担当の方が生活者として実体験のなかで「みんな見てる!」という事がスタートに繋がったという事ですね。ロジックとしては、閉鎖された空間の中である程度の時間に情報を入れるという事の効果がありますね。

DSI デジタルサイネージの課題などはありますでしょうか?
寺園さん もう少し面白い使い方ができたらいいなとは思っています。ジョッキ生が、日替わりのコミュニケーションをやっていますが、ああいったものも面白いですよね。コンテンツによって接触者は同じでも、深さが違ってきますね。単にテレビCMを流すのではなく、コミュニケーションの深さによって、購買などのフックになると考えています。

DSI デジタルサイネージの媒体に出稿されるクライアントの特徴はありますでしょうか?
寺園さん ひとつは広告宣伝費があるナショナルクライアントさんで、新しい媒体にトライしながら成果を検証した上で継続頂いています。あとは、交通広告によく出稿されているクライアントさんですね。英会話の事業者さんなどになります。

DSI アメリカのSeeSawネットワークが「ライフパターンマーケティング」という生活導線に合わせたデジタルサイネージのタッチポイントを繋ぐ展開をされていますが、日本でもそうした展開が可能だと思うのですが?

寺園さん 例えば電車内ビジョンと売場との連動といった事例はありますね。デジタルサイネージではないのですが、街との連動という意味で言うと、渋谷の街でエリアワンセグを使って携帯電話などのワンセグ機能付端末へ向けて、地域情報やイベント情報などを配信する実験を行っています。それ以外にも東京・渋谷の街にさまざまな情報を付与できるiPhone用サービス「pin@clip ピナクリ」の実証実験を、2009年12月1日に開始しています。

DSI 「pin@clip ピナクリ」は分かりやすく言うとどんなものでしょうか?
寺園さん 渋谷用のARを使ったiphoneアプリです。渋谷で働く人、訪れる人が自由に書き込みできる、インターネットの掲示板に街ナカでコミュニケーションできると言ったイメージでしょうか。
Twitterなどでも話題になったりしていますね。街ナカでiphoneをかざしていると、「何やってるんだろう」というノイズを生む起点になりますね。これは新しいコミュニケーション生む事で、渋谷の中での回遊性を高め、滞在時間を伸ばす事をテーマにした実験です。以前に自由が丘で行った「盛り上がりマップ」という街の口コミをデジタルサイネージ表示する実験でも、滞在時間の延長への効果を検証しています。

DSI ネットの普及で、「調べて、買って、帰る」といった行動様式が増えているという事でしょうか?
寺園さん 情報を自分達で選別して、欲しい情報しか入れないという傾向になっているかもしれませんね。プッシュしても跳ね返すみたいな(笑)そこに、いかにスムーズに情報を伝えて、プラスアルファでより楽しく見せる、見せ方ってなんだろうという検証の例が「熱の可視化」(盛り上がりマップ)だったり、情報をARのエアタグで見せる事に繋がります。

DSI 若い方は外に出なくなってという事でしょうか?
寺園さん そういう訳ではなくて、新入社員の面接をすると意外と「趣味は散歩です」という人が増えていたりするんですね。昔みたいにマスで流行る物とかはなくて、小さなコミュニティが沢山あって、その中でしか情報を得ないといった傾向があるのではないでしょうか。渋谷という街でどういいコミュニティが作れるかという事ですね。

寺園さん 単にサイネージがタッチポイントでスクロールできますよというだけではなくてサイネージが立ち止まった時にどんな訴求ができるのか、その人の行動がどう変えられるのかという事を考えていけばよりチャーミングなメディアになると思っています。

DSI 他社さんのデジタルサイネージ絡みの動きで気になる事はありますか。
寺園さん CVSでの取り組みはいい媒体として成立すると思います。徒歩数分圏内の生活導線上で、ネットワーク力を持っていることが強みですね。弊社では、メディアビジネスとしてではなく、コンシューマー視点でのクライアントビジネスも考えていきたいと思っています。

DSI メディア開発においても東急エージェンシーさんの中では生活者の視点という事が重要になってくるのでしょうか?
寺園さん そうですね。最終的にはメディア開発につながっていくとは思うのですが、何れにせよ、何百万人にリーチして、商品の売上に何%貢献するという明確な方程式は出しにくいのですよね。各メーカーさんが視聴者の測定で「何人が見ています」といった事をされていますが、点で見る測定だけでなく、生活者の購買のストーリーをベースにより立体的に見れた方がいいかもしれませんね。

DSI これからのデジタルサイネージのあり方についてはどうでしょうか?
寺園さん 商品を買うにはそれぞれ理由がありますよね。スーパーマーケットなどで単品だけ買うという事はまれで、「あれを買って、これを買って、だから次は・・・」といった繋がりの中でお買い物をしているわけですよね。その文脈に如何にのせていくかという事がポイントだと思います。サイネージで商品をどーんと出すだけでは少し弱いかもしれません。商品の事だけを伝えるのではなく、簡単に言うとレシピかもしれませんが、お買い物のストーリーの中にメーカーさんの商品をうまくまぎれ込ませていくかという事ですね。

DSI 海外のデジタルサイネージも色々ご覧になっていると思いますが、日本との違いはなんでしょうか?
寺園さん 向こうが進んでいるのは、クリエイティブの見せ方だと思っています。四マスのあり方も海外は違うのですが、ウォルマートの「スマートネットワーク」などはメディアとして欠かせないものになっていますね。静止画とちょっと違う、何か違和感を感じさせるデジタルサイネージ専用のコンテンツの作り方が洗練されています。LAのステープルセンター向かいのnokiaプラザでは十数面あるLEDビジョンで様々なスポンサーのCMが流されているのですが、センターと両サイドに大きなスクリーンがあって真中からコンテンツが見れるレイアウトになっています。ステープルセンターはスポーツ施設ですので
それに合ったコンテンツをそれぞれのスポンサーが作っていました。コンテンツの見せ方に関しては進んでいると思います。

DSI 日本ならではのデジタルサイネージの見せ方・作法に関してはどうお考えでしょうか?
寺園さん 電車の中ではJR東日本さんのトレインチャンネルの見せ方が一つの答えだと思いますが、他の場所ではそれぞれ違ってくるのではないでしょうか。今後デジタルサイネージの広告出稿が増えれば、クライアントもクリエイターもより考えて、コンテンツの作法が生まれてくると思います。

DSI デジタルサイネージに関する御社の方向性はどういったものでしょうか?
寺園さん 最終着地はメディア開発になります。そこに至る取り組み方として「消費者視点」でのサイネージのあり方を、ストーリー立ててクライアントに提案していくという事ですね。サイネージの事だけ語っても仕方がないですね。スーパーであれば、チラシがあり、店内POPがあって、PCもモバイルもあるわけですよね。それを全体からみて、コミュニケーションをリストラクチャリングした上で、サイネージの新しい価値を伝えていかなければと考えています。そこは、弊社ならではの提案ができるのではと思っています。インストアに関しては、店内のお買い物を変えるといった視点で考えていきたいですね。

育てていく
DSI デジタルサイネージはどんなメディアになっていくと思いますか?
行動の起点になりえるメディアだと思っています。それをみんなで、水をやり肥料をやっている過程にあると思います。なかでどんな実がなるのかわくわくしながら育てていく感じですね。どう育っていくか仮説は色々あると思います、今はどんなものになるか考える起点のタイミングではないかと思っています。

DSI 今日は長い時間ありがとうございました。

インタビュー終わり

簡単にまとめ

寺園さんのお話をお聞きして、一番印象的だったのはデジタルサイネージ単体で何かをするのではなくて、あくまでも生活者の視点に立って考えられている事でした。東急さんは流通系の企業もグループに多く「買場」に関する知見が多いように感じました。デジタルサイネージというメディアに関しては、育てていく過程にあると語られているのも印象的でした。私もワクワクしながら、どんな実がなって育っていくのか、これからもウォッチしていきたいと思います。

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  1. ルイヴィトン ベルト コピー : 2014-06-13 19:55:23

    Lvのハンドバッグヴィトンスーパーコピーのバッグは、静かに、シックで優雅さと繊細さのどんな言葉を話す。
    ルイヴィトン ベルト コピー http://www.lemon-kushima.com/cgi-bin/lv/lemon-louisvuitton-709ul11u.html


日本最大級のミュージックレストラン『SPACE SHOWER TV THE DINER』でデジタルサイネージの実証実験

2010-03-15 :, , , , , , : DSI : 1,235 views

昨日、109の隣にある「ザ・プライム渋谷」5FにスペースシャワーTVさんがプロデュースする日本最大規模のミュージックレストラン『SPACE SHOWER TV THE DINER』がオープンしました。350席キャパでビュッフェスタイルのとても大きなレストランなのですが、スペースシャワーさんが取り組むだけあってライブスペースもあり、ライブイベントや番組の収録なども行われるようです。

カジュアルな雰囲気の中で50種類のお料理や、スイーツエリアでは焼きたてワッフルに十数種のアイスからお好きなアイスを選べたりします。

この素敵なレストランで実はデジタルサイネージの実証実験が行われています。弊社も加盟しているデジタルサイネージコンソーシアムの指標部会が中心となって実施しています。コンソーシアムでは、媒体指標としてAICCITEモデルの検証を進めています。AICCITEとはAttitude、Information、Contents、Circulation、Timing、Emotionの組み合わせで、

デジタルサイネージの効果は、視聴状態や携帯電話のような他媒体への誘導状況などを把握する必要があり、既存の指標では実態に則していない。そのため新たな業界標準の指標が必要と判断し、上記6つの カテゴリを設定して指標化作業を進めている 今回はこのうちのInformation、Contents、Emotionの各項目について実際の飲食店で検証を行う

のが今回のこのお店での実験になります。スペースシャワーさんはデジタルサイネージコンソーシアムの理事をされており、指標部会にも参加されています。今回の実験ではアウトサイドとインサイドの両サイドから施策を行います。アウトサイドでは渋谷エリアの大型ビジョンを使って集客の効果を測定し、インサイドではエントランスとお料理をとる場所に液晶ディスプレイを設置して飲食店でどれだけサイネージが有効かを検証されるそうです。


こんな感じでお料理の前にディスプレイが設置されています。


実際のお料理のシズル感や料理のシーンを放映してどれだけ、気持ちが動いて実際の行動に繋がるかを調べていきます。
ディスプレイにはカメラを設置して顔認証を行います。人数や、年齢、性別をカウントします。 システムはOKIさんのものを使っています。


飲食店では「お勧めのメニュー」というものが通常ありますが、一定時間だけその「お勧めメニュー」をヘビーローテーションさせるとお客さんはどう反応するかを調べていきます。スイーツがおいしそうですね。


また、エントランスとトイレに設置されたディスプレイには、twitterでつぶいた内容がフィードして表示されます。(当日はまだテスト中でした。)

デジタルサイネージの実証実験は今までも沢山ありましたが、飲食店向けにこれだけ大規模な実験が行われるのは初めてではないでしょうか。スーパーなどのリテールでは半数以上の方が店頭で商品購入の意思決定をされるというレポートなどもありますが、飲食店での数字は見えていない部分が多いのではないでしょうか。個人的には美味しそうなスイーツがディスプレイにシズル感たっぷりに表示されていたら、ついつい選んでしまいそうな気がします。今回の実験ではインフォメーション、コンテンツ、エモーションの関係を紐解いて、「デジタルサイネージが人の気持ちをどう動かすか?」という事に対する何かヒントを与えてくれるかもしれませんね。実験の結果が楽しみです。

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