日本初のデジタルサイネージ・コンサルタント、デジタルサイネージ総研(TM)が国内および海外の最新情報や市場の動向をお届けします
デジタルサイネージのソフト会社C-narioは、博物館や博覧会のメディアプロジェクトを手掛けるイスラエルのDisk-In Pro との300万ドルプロジェクトを完了しました。これは、イスラエル北部の都市ベイト・シェアン(Beit Sh’an)の古代遺跡に、マルチセンサーメディアシステムを設置するというものです。ベイト・シェアンは、紀元後749年の大地震により破壊された古代ローマ都市スキソポリスの遺跡に、毎年40万人前後が訪れる観光都市です。
観光客は今後、ローマ時代の人々の姿や当時の風物が声、映像音声とともに遺跡に映し出され、当時の情景や日常を再現するのを観ることができます。
このマルチメディアプログラムはC-nario社のEntertainerによるもので、プロジェクター、スピーカなど遺跡上の全てのメディアソースを統括して制御しています。
サイネージというと商業的なものをついイメージしがちで、このプロジェクトも集客目的に他ならないのですが、スケールは壮大で文化的意義も大きく、国境を越えてサイネージが人々に感動や影響を与えることができるという意味で、これからのサイネージが担う役割の大きさを感じる案件ですね。デジタルサイネージは博物学で言うところのWunderkammer(驚異の部屋)に繋がる技術かもしれませんね。

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