世界初、デジタルブリックウォールで建物の壁全体がサイネージに

2009-05-14 :, , , , : tsuge : 1,895 views

建物全体をディスプレイにしてしまおうという発想(Media Architecture)が最近出てきていますが、今回はイスラエルと日本のコラボレーションによる、画期的なデジタルブリックウォール(Digital Brick Wall) 「SmartBricks」です。イスラエルMagink社の反射型ディスプレイ技術により、建築物の内壁と外壁の色と質感をデジタルに変えることができます。

Magink社の太陽光反射パネルは、以前OOH技術のグリーン化の記事でも少し紹介 しましたが、このSmartBricksはMagink社と、Denpeki Kaihatsu社による共同開発プロジェクトで、Denpeki Kaihatsu社は、非接触充電システムを開発するイスラエルPowermat社と清水建設の合弁会社です。

SmartBricksは、Magink社の世界発フルカラー反射型電子インク(digital ink)技術により、太陽の周辺光を反射して発光します。光源を必要としないので、低電力消費でハイパフォーマンス、且つ薄くて軽いデジタルウォールが実現。従来の方式と違い、昼間もきれいに見えるところも大きなポイントです。

生活環境における美学的属性への意識が高まってきている中、SmartBricksは、定期的に住環境の外観や内装を変えて人々の視覚的志向を満たします。サイネージが建築に組み込まれ、建物と一体となって空間を演出する、サイネージ自体が建物の外観になる、という新しいコンセプトが広まってきています。

Denpeki社は、Magink社のグリーン技術を効果的に安全に壁に埋め込む為のマテリアルを提供しています。
今年中の製品化を目指すとのことです。

(Magink Joins with Denpeki to Create First-Ever Digital “Brick Wall より一部引用)

なお、Denpeki社は前述のとおりPowermat社と清水建設の合弁会社ですが、このPowermat社から非接触充電の技術の提供を受け、充電機能を壁に埋め込んだElectric Wallを開発中との情報です。Powermat社の非接触充電システムは、電力の伝送効率が93%と高く、磁気結合にRFID技術を組み合わせて電力の伝送先を識別します。例えば壁掛けTVに壁から給電できるというわけです。こちらもかなり興味深いです。

ちなみにPowermat社のCEOは、Magink社の創始者であり元CEOです。07年にPowermat社を創立しました。

(HoMedics/PowerMat Enter Joint Venture to Deliver Invisible Connectivity for Safe より一部引用)

(Tech-On “【CES】「壁掛けテレビに給電できます」,Powermat社の非接触充電技術” より一部引用)

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