日本初のデジタルサイネージ・コンサルタント、デジタルサイネージ総研(TM)が国内および海外の最新情報や市場の動向をお届けします
老舗百貨店の店舗閉鎖、大手流通による低価格業態の展開、NB商品(ナショナル・ブランド商品)がPB商品に対抗して価格を下げるなど、小売業を取り巻く最近のニュースは(西友さんのコピーではないですが・・・)「価格が安い」という事を中心に展開されるものがほとんどですね。小売業の業態のテーマが「良いものをお安 く」というところにあるので当然といえば当然な話なのですが、少し前までは新しいテクノロジーを利用したリテールの可能性が語られていたように思います。
独メトログループフューチャーストア デモ (CGが一昔前のタッチです)
代表的なものがドイツの大手小売チェーン・メトログループが提案するフューチャーストアですね。RFIDを利用したサプライチェーンシステム、タッチパネル付ショッピングカート、スマートシェルフなどを使って新しいショッピングを体験してもらう仕組みです。日本でも2005年ごろ経済産業省が中心となって 「日本型フューチャーストア」の実験がされましたが、最近はあまりこうした話は聞きません。ショッピングの未来はどこに行ってしまったんだろうという感じですが、デジタルサイネージを利用した新しいショッピングの展開は色々と研究されています。
Cisco Augmented Reality @ retail fitting rooms
シスコはAugmented Realityを活用したアパレル向けフィッティングルームを提案しています。恥ずかしがり屋さんの多い日本人がこんなにダイナミックな事をするのはあまりイメージできませんが、新しいショッピング体験であることは間違いなさそうです。
そう言えばマイクロソフトも「Retail Experience Center」という未来の店舗を体験できる施設をレッドモンドの本社に作っていましたね。
先日、ローソンとADKとドコモがデジタルサイネージの新会社設立を設立するというリリースが発表されましたが、日本型のフューチャーストアを考えるとやはりモバイルとの連携がキーになってきます。今回の新会社にドコモが出資しているのは納得できるアライアンスです。国産の技術でフューチャーストアを構成する際に足りないものは全くないので、「日本のコンビニはCOOL!」と海外の方に言ってもらえるような展開を今後は期待したいところですね。
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