Rita’s EYE “サイネージクリエイティブの秘訣 ” - Road To DOOH -

2011-05-09 : : Rita.K : 237 views

こんにちは。Riraです。皆様、GWはいかがお過ごしでしたか?私はショッピングモールや駅、ビル等でサイネージの動画をたりしながら、Dr.IVANの話しを落とし込んでいした。なんて勉強熱心なんでしょう!あ、ヒマだからとかじゃないですよ(笑)。デジタルサイネージが何たるやを全く知らない時よりは、画面を観る時の思いが違いますね。

ところが・・・聞いて下さい!私の所属会社の本業はサイネージ広告制作。

でも社長がセンスなくて(泣)。テレビで見るようなかっこいいCМではない。どちらかというと動かないポスターとか地図看板のような広告ばかり。

 

「サイネージクリエイティブの秘訣」

 

Rita ;

これって社長の言う「効果的企画」なのかな?

 

IVAN ;

果たして効果は「格好いい」動画だから発揮されるのかということだね。

Ritaさんも通販番組を企画しているから分かると思うけど「もたらされるメリット(事)」「費用(コスト)」「連絡先(次の行動)」が大きな要素で、それがフリップに書いてあろうが、言葉で説明しようが、かっこよさとは関係ないんじゃない

 

Rita ;

それは分かるけど。通販は、観ている人家で番組に集中しているだけでなく、家事とか何かをしながら観ている人も沢山いると想定しているから、カッコいい映像よりも、インパクトのあるフレーズが視聴者の「耳」に届く事が大事なの。でも駅なんかのサイネージは目立つ場所にあるんだし、カッコよさで惹きつけるのもアリなんじゃないのかな?

サイネージのクリエイティブのポイントはどこなの?

 

IVAN ;

再三言うけど “place-based” 、つまりどのような状況で設置されて、ターゲットが誰であるかという事を考えるだけの事なんだ。

例えば「高級外車のショールーム」と「駅のコンコース」に置いてあるサイネージを想像してごらん。

 

Rita ;

う~ん。高級外車のショールームでは彼氏と二人で訪れるから「素敵な生活」を紹介する落ち着いたかっこいいクリエイティブがいいと思うな。CМだと短くてせわしすぎるし。でも駅では急いでいるから一目ですぐに分かる方がいいな。あ、そっか、カッコよさより分かりやすさかな。

 

IVAN ;

君の会社は「地図」が多いって言っていたけど、たぶん街中の至近距離で見るサイネージの広告制作が多いんじゃないかな。同じサイネージと言っても設置場所とターゲットの状況によって「効果的」な制作は違ってくるよね。

 

Rita ;

そうだった!だからテレビCМをそのまま放映している人が残念だったんだもんね。サイネージ広告制作の秘訣って、「どこに設置しているか」「誰が見るのか」「どんな状態で見るのか」を考えて、広告する目的、つまり「購買」誘導とかに最適な、個別性の高いものなのね。通販も「誰が・どんな状態で見るか」大切。社長、センスないなんて言ってごめんなさい(笑)。

 

IVAN ;

その意味で、広告会社の「全国同一」的なテレビ広告とは作り方が違ってくるし、ターゲットが細分化されるだけ制作点数も増えるわけだから、一点一点はこれまでより安く制作しないと「販売に対する広告費」に影響するね。ちなみにアメリカのCМって、あまり全国一律みたいなものはなくって、どっちかというとサイネージ的、よく言えばエリアの特徴満載で、静止画のフリーダイヤルメインの広告も多いんだよ。

 

Rita ;

そういえば、よく見るアメリカの広告って、ほとんどローカル広告だよね。

費用の事でいえば、うちの会社はオフショアといって、デザイナーを直接雇用せず、人件費が安くて、時差を活用できる海外で展開して制作コストを圧縮しているわよ。

 

IVAN ;

もうひとつ大きな障害があるね。オフショア制作は制作費自体を圧縮するけれど、発注側の対応が問題なんだ。つまり、広告主が制作者に直接意図を伝え、修正指示を出し、最終納品を受け取ればそれがベスト

残念だけど、日本の広告制作の多くは広告会社から下請けの制作会社に発注され、さらにパーツは孫請けなどに発注される、ベルトコンベア式の非効率な場合が多いね。この構造は広告主が気付かない限り変わらないものなんだ。いまどきの製造業では多品種生産に対応するため「ひとり屋台(セル生産)」方式といって、部品の組み立ては完成まで一人で行う方式が主流だよ。

 

Rita ;

なるほど、単純に高い安いではなく、広告制作発注の仕方・制作体制にも秘訣があるのね。そう言う仕組みは全然知らなかった。広告主には誰が教えてあげるんだろう?このブログを見てくれている広告主さんはラッキー?!なんか教えてあげたくなっちゃったよ。私、営業もやろうかな(笑)。

そういえばIVANは週末には帰国するみたいだけど、この続きはどうするの?

 

IVAN ;

これからはRitaさんに情報提供をすよ。これからは一人大丈夫だから。

 

Rita ;

・・・おいっ!一人でって。Dr.IVANまでムチャ振りしないで~!何言ってるの?何言ってるの?!え~!今日はここで終わりなの?!笑いながら帰ってっちゃったよ、あの人・・・(あ然)。

 

と言うわけで・・・

次回は、Dr.IVAN から写真提供をうけたDigital Signage EXPO 2011を題材に最新の「デジタルサイネージ広告の発展性」をリポートします。

 

Dr.IVANへの質問、広告のお問い合わせ等はメールにて受付ております。

 

rita@nasu-offshore.com

 

 

 

Rita.K

Rita.Kは、NASU所属の「ネット通販番組」企画・キャスティングディレクター。

20114月からレギュラー番組で、自らMCも努める。

NASUはデジタルサイネージコンサルでもあり、Rita.Kがブログを担当。

 

IVAN MANUEL

米国のITジャーナリストで、専門はデジタルテレビ。

デジタルテレビの最新テクノロジーと広告関連業務に精通。

米国地デジ化終了後、「NASU」のアドバイザーとして度々来日。

 

 

 

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