デジタル・サイネージの効果的な利用方法

2008-01-27 :, , , , , , , : DSI : 4,177 views

デジタルサイネージの効果的な利用シーンにはどういうものがあるでしょうか。
業界でよく言われる想定活用シーンをブログにまとめて下さっている方がいらっしゃいます。

1 顧客の体験
顧客は売り場やサービスの現場で良い体験をするとファンになり繰り返し訪れてくれる可能性が高くなります。逆に悪い体験をすると3分の2の顧客はもう訪れてくれない、という統計データがあります。
目に見えるわかりやすい説明や、驚きを伴う新しい体験をすることによって顧客に良い感動や感嘆を与える、という効果です。
たとえば昨年ブログで紹介したNokiaのNY5番街の店舗(※下に注あり)は驚きの体験ができます。

2 マーケティングやブランディング向上
商品やサービスの説明や宣伝などを単なるテレビコマーシャルのような簡便なものではなく、詳細かつわかりやすく提供することが出来ます。特にデジタル技術の活用により、実画像や仮想的な表現を組み合わせてインパクトのある情報の提供が出来るでしょう。
アメリカのウォルマートでは週に実に1億人のお客さんが訪れるそうです。店舗では商品の宣伝を流すテレビが設置され、統計では3大ネットワークに匹敵する視聴率が稼げる、と広告会社では試算をしています。
もし大手の小売店にディスプレイを設置することが出来れば、メーカーやサービス提供者もイタラクティブでオンデマンドな宣伝を提供しシェアの増大を狙えるかもしれません。

3 商品の効率的な市場提供
2と関連するかもしれませんが、新商品を市場に浸透させる方法としての利用が考えられます。テレビやネット広告も有効だとは思いますが、こちらはマスに対しての宣伝効果しかありません。
もっと顧客を絞り込んだ宣伝対象として効果を上げることが考えられます。対象とする顧客の集まる場所に絞り込んでの宣伝。コストもテレビ広告よりはるかに安価に提供可能でしょう。
またアップセル、クロスセルの機会が増え、付加的な商品やサービスの販売が期待できます。更に使用方法の難しい商品や、新しい種類の商品など、顧客がその場で理解しにくい場合には購買決定に時間がかかる可能性があります。
その時間を短縮し、より早い購買につなげることも可能でしょう。

4 市場での差別化
同じような商品でも説明の仕方やディスプレイで顧客の受けるイメージは大きく変わります。顧客の視点で商品やサービスを説明する、あるいは顧客の願望を「創作」することが可能ではないでしょうか。
仮想空間の中に顧客を導き、あたかも自分がその商品やサービスをつかって様々な体験をする。多角的な商品の説明や新たな使われ方の提案など効果的に行うことが出来ます。

5 従業員教育
副次的な効果として、サービス時間外での活用も考えられます。新商品の説明や新たなサービスの提供方法についてお店にあるディスプレイを使って教育を提供します。つまりスクールや勉強会の提供です。
なかなか新商品の特徴やそれぞれの商品の違いなどを紙で説明し習得するのは時間がかかりますが、映像を通して説明することにより効果的に販売員やサービス提供者に教育を行うことが可能です。
ネットワークが統合されて集中的にプログラムをしているので、もしそれぞれの地点にIPカメラなども設置しておけば、Q&Aや成功事例の生の共有ということも可能になるでしょう。
実際にアメリカの大手家電量販店ではお店の終了後に新商品の説明を店舗のデジタルディスプレイで実施しています。

デジタル・サイネージの効果:ワイン好きの出張記

上の引用記事中に出てきた Nokia の5番街店舗の記事はこちらです。

NYの先端リテール2(Nokia):ワイン好きの出張記

ちなみに私も昨年5月にシカゴの Nokia 店舗を見てきましたが、ディスプレイには違うコンテンツが流れていました。ワイン好きさんは遠慮してこっそり写真を撮ったようですが、私は堂々とビデオカメラを回してしまいました。店員さんはニコニコしてましたよ。日本だったら怒られてしまうかも知れませんが、アメリカはおおらかです。

その Nokia シカゴ店の様子はこちらのビデオの真ん中あたりに登場します

[youtube:http://youtube.com/watch?v=Z3jgjCB4uXE]

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