ハイマックスからB2B向けP2Pコンテンツ配信システムの新機能

2008-02-26 :, , , , , , , : DSI : 774 views

デジタルサイネージ EXPO の取材と商談のため今日からアメリカ入りしたので、今回はラスベガスのホテルから書いています。

さて、デジタルサイネージのコンテンツを P2P(ピア・ツー・ピア)で配信できる機能だそうです。P2P 技術を用いることで、モニター側に設置して表示を担当する PC がそれぞれサーバーのような役割を果たして配信の負荷を分散させることができるため、サーバーの簡易化が期待されます(もちろんコストも下がるでしょう)。

動画広告のようなものはどうしてもファイルの容量が大きくなってしまうので、こうした仕組みは求められていると言えます。

ところで、もうひとつのアプローチとして、Flash に代表されるようなベクターデータによる動画表現も十分に訴求力がある(そのうえ製作コストも安くできる知れない)と思うのですが、Flash に対応したデジタルサイネージシステムが意外に少ないように感じます。また、インタラクティブなコンテンツも訴求力が高いため今後は増えてくると思うのですが、こちらの配信の仕組みも、まだあまりないようですね。

以下、ハイマックス、B2B向けP2Pコンテンツ配信システム「F−Orc」の新機能を発表(日経プレスリリース) より引用:

ハイマックスは、2月25日、B2B向けP2Pコンテンツ配信システムF−Orc(FOrc)( http://www.f-orc.com/ )に、B2B向けにデジタルサイネージやeラーニング、KIOSK端末配信などで使える「Symphonic Streaming」(P2Pストリーミング方式)( http://www.f-orc.com/about/index4_2.html )を機能追加したことを発表しました。

F−Orcは、動画などの大容量のデジタルコンテンツを、インターネットを使って多数の拠点に効率よく、かつ安全に配信できるシステムで、電車の車内や店 舗、スーパーに設置されたモニターへの電子広告映像の配信や、工場やオフィス、営業所へのeラーニング動画の配信、店舗やスーパー、複合ビルのKIOSK 端末への配信などで活用できます。
従来型のCDNに比べて配信効率が高いためハイスペックなサーバを必要とせず、F−Orc自身が配信トポロジ(配信の仕組み)を構成・管理するため、運用保守も容易になります。

今回の機能追加では、ピア側の配信トポロジ設定として、ダウンロード配信トポロジ(Full−Cache)とストリーミング配信トポロジ(Normal−Cache)、ストリーミング配信トポロジ(Non−Cache)の3種類を組み合わせる事が可能になりました。
ダウンロード配信トポロジ(Full−Cache)は、配信されたコンテンツを全て保持する方式で、配信トポロジの中継サーバとして機能するとともに、配 信されたコンテンツをVODで視聴したり、配信元でスケジューリングして自動再生することができます(スケジューリング再生機能)。ストリーミング配信ト ポロジ(Normal−Cache)は、ストリーミングを実行時に、配信されたピースを保持する方式で、次のピアにもコンテンツを再配信できます。スト リーミング配信トポロジ(Non−Cache)は、ストリーミングを実行時に、配信されたピースを保持しない方式です。
これらの配信トポロジを組み合わせる事で、さまざまなビジネス用途に応じた多彩なシステム構成に適用できるようになりました。2月19日に開催されたP2Pネットワーク実験協議会シンポジウム( http://www.fmmc.or.jp/P2P/pub/sympo/info.html )においても、その概要を講演しました。

また、P2P方式によるライブ機能の開発も進めており、これにより、P2PによるVOD、ストリーミング、スケジューリング再生、ライブの全てが可能にな り、B2B向けのコンテンツ配信ソリューションに必要な機能のラインナップが完了します。その一方で、パートナーとの協業により、F−OrcをP2P配信 エンジンとして、企業のシステムやベンダーの製品に組み込んだり、F−OrcによるASPサービスの計画も進めています。 新しいマーケットの開拓には パートナーの力が不可欠なため、更にシナジー効果を得られる製品、パートナーも探しています。

新着記事

デジタルサイネージ総研(TM)ブログの新着記事
トラックバック URL:http://digitalsignage.co.jp/blog/post/62/trackback
コメント(0)

コメントをどうぞ(* の項目は必須ですがメールアドレスは公開されません)
名前 *:
E-mail *:
URL: