Page 1 of 512345»

「2008 年 7 月」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


デジタルサイネージは「エコ」なのか?:イギリスでの調査結果

2008-07-31 :, , , , , , : DSI : 858 views

デジタルサイネージに期待される事柄のひとつとして、エコロジーという側面があります。広告に費やされる紙資源の大部分はわずかな期間で廃棄されており、その無駄が指摘されています。書籍が何十年も捨てられることなく利用されるのに比べて、ポスターやチラシ、DM などは手渡されるそばから捨てられていきます。

ポスターやキャンペーン広告、様々な告知などをデジタルサイネージで行うようにすれば、短期間で捨てられる紙の使用量を減らして資源を節約できるだけでなく、印刷に使われるインク、配送のための時間とエネルギー、廃棄にかかる費用などもなくすことができます。これらの節約効果は、デジタルサイネージの設置や運用のためのコストを大きく上回るものと思われます。

ある英国企業の調査によれば、デジタルサイネージによって実際に資源を節約できることが確認できたということです。また、11億ポンドに及ぶイギリスのポイント・オブ・セールス広告費のうち 50%は廃棄されており、より環境に優しい店頭プロモーションに対する消費者からの要求が強まっているとのことです。

デジタルサイネージの利用は、企業の「グリーンな」イメージの創出にも役立つかも知れません。

Stephen Henley, managing director of Bristol-based Henley & Henley, claimed that tests had proven that the screens reduced waste paper.

“We now know that the use of wireless media offers advertisers a cost-effective way of delivering campaigns with minimal wastage,” he said.

Sean Keenan, managing director of Comtech M2M, which creates electronic in-store advertising, added that the drive for companies to be more eco-aware is coming from consumers.

“With over 50 per cent of the £1.1bn spent on the UK’s point of sale being wasted, retailers are facing increased demands from consumers to deliver environmentally-friendly in-store promotions,” he said.

Electronic advertising ‘greener’ than paper - vnunet.com より、一部引用)

コメント(0)
コメントする

地理空間情報を利用した究極の行動ターゲッティングを経産省が後押し

2008-07-30 :, , , , , , , , : DSI : 393 views

氏名や生年月日といった個人を特定できる情報と、行動や嗜好などの個人から抽出できるマーケティングデータの切り離しを技術的に可能にすることで、どこをどう移動して何を買ったか、という究極のマーケティングデータを利用可能にするという計画を経産省が推進しているそうです。2009年度には実証実験も行う計画とか。

2009年度には、実証実験も計画している。家庭でのパソコンや携帯電話の利用、百貨店やレストランなどでの購買動向、鉄道やバスでの移動などさまざまな 生活シーンから情報を収集。これを匿名化した形で、コンテンツ事業者や市場調査会社などの企業が利用することで、個人に合わせたお薦め情報の配信といった サービスの実現を目指すというものだ。

抜群マーケティングで、モノが売れる時代に?:NBonline(日経ビジネス オンライン) より一部引用)

これはスゴいことになりそうですね。どこまでパーソナライズされるのが利用者にとって一番うれしいのか、デジタルサイネージを含め、これからの広告では大きなテーマになってきそうです。

コメント(0)
コメントする

欧州最大の放送機器展 IBC にもデジタルサイネージ:27億ドルのインパクト

2008-07-30 :, , , , , : DSI : 657 views

9月12〜16日まで、オランダのアムステルダムで開催されるヨーロッパ最大の放送機器展 IBC 2008 にも、新たにデジタルサイネージの専用ゾーンが設けられることになりました。

その理由は、デジタルサイネージのサイト数が 2007 の 21万箇所から、2010 年までに85万箇所へと4倍増するとの業界予測があり、これによって 27億ドルの広告益がもたらされると考えられているため、だそうです。

IBC2008 organizers will add a first-ever Digital Signage Zone to its existing lineup of special technology areas, which includes IPTV and mobile video, to this year’s convention Sept. 12-16 in Amsterdam.

According to the organizers, the zone was added in part based on industry forecasts that project the number of digital signage sites worldwide to grow from 210,000 in 2007 to 850,000 by 2010. That quadrupling in the number of digital signage screens will attract an estimated $2.7 billion in advertising revenues, they added.

IBC2008 to add Digital Signage Zone より、一部引用)

コメント(0)
コメントする

アメリカの「モバイル連携型」デジタルサイネージの最新動向

2008-07-29 :, , , , , , , , , , , , , , : DSI : 6,159 views

日本ではまだ見られないデジタルサイネージのジャンルにモバイル連携型(mobile-driven digital signage)というものがあります。

携帯電話の「万能リモコン化」が進行する中、デジタルサイネージすら携帯からコントロール可能になりつつあり、これまではタッチスクリーン技術などを使って行っていた操作が、もっと離れた場所から携帯でできるようになります。

例えばカフェに居合わせた複数の人が携帯を使ってデジタルサイネージのモニター上でチャットをしたり、スクラブルのようなゲームを競い合ったり、という具合です。これによって画面へのアテンションが上がり、引いては広告を見る時間も長くなるのだそう。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=sK9c5npH2oA]

さて、ここまでなら以前にご紹介した MegaPhone とも似ていますが、この LocaModa の場合はこれをさらにソーシャルネットワークと結びつけ、モバイル、インターネット、デジタルサイネージの3つの媒体を一体化することで、インタラクティブなマーケティングキャンペーンが実施可能なプラットフォームを提供しています。

例えば、全米のバー3万店にデジタルジュークボックスのネットワークを持つ TouchTunes 社と共同で、Beck のニューアルバム “Modern Guilt” のプレリリースキャンペーンを行った際には、携帯から SMS でテキストメッセージを送ると発売前の新曲が聴ける最寄りの TouchTunes のロケーションを知らせるというサービスを実現しました。キャンペーンの情報は Facebook、iLike、MySpace などの SNS で告知され、オンラインとリアルワールドの両方でコアなファン層にリーチすることができたそうです。(原文:Beck Pre-Releases New Album “Modern Guilt” to TouchTunes Network より一部を要約して引用)

モバイルと SNS を取り込むことで、デジタルサイネージに口コミのパワーを付け加えることができます。確かにこういう使い方であれば大きな効果が見込めそうですね。実際の調査でもよい結果が出ているそうです。

ほかにも、ユーザーが携帯から送ったテキストや写真をデジタルサイネージの画面上に表示する技術としてこんなものがあります。

BlueFire uTV

コメントを表示する(1)
コメントする

フィリピンのスーパーにもデジタルサイネージ

2008-07-28 :, , , , , , , , : DSI : 1,232 views

フィリピンのスーパーマーケットにもデジタルサイネージが導入されているようです。

東京海上投資管理有限公司(香港)が1億円相当を出資した現地のベンチャー企業 In-store Digital Display International, Inc.(iddi)が設置したものだそうです。

写真を見る限り、結構みなさん見てそうですね。レジ待ちの列が長いほどモニターを見る時間も長くなるのでしょうが、いったん列に並んでしまったら、デジタルサイネージを見てなにか買いたくなったとしても、列から外れて商品を取りに行くには、もう一度並び直すだけの決心が必要かも知れません。

アメリカの事例では、その辺りを考慮して、レジ上のモニターでは商品広告ではなく映画のプロモーションなどを流している例もあります。場所に合ったコンテンツの選択はとても重要ですね。

iddiは昨年6月に営業開始した店内デジタルディスプレー広告会社。資本金は1億2,500万円。書籍・文具大手ナショナル・ブックストアやドラッグス トア「ワトソンズ」、小売り大手ルスタンス傘下のショップワイズ・ハイパーマーケットなどに、計300台のデジタルディスプレーを設置している。

ショップワイズ・ハイパーマーケットの店内

フィリピンにおける、デジタルサイネージのビジネスは、中国に比べて約5年遅れています。しかし、Inside News of the Philippines* の記事にあるように、2006年の経済成長率が5.4%、2007年の経済成長率が31年ぶりに7.3%という高成長を記録するに至り、消費活動も変わりつつあります。

* Inside News of the Philippines

海外投資公式サイト | フィリピン:In-store Digital Display International, Inc. より、一部引用。脚注は筆者による)

コメント(0)
コメントする

駅のデジタルサイネージは世界的に大好評

2008-07-28 :, , , , , , , , : DSI : 5,530 views

JR東日本が7月14日から行っている東京駅八重洲南口コンコースでの実証実験が海外メディアにも取り上げられています。

この実験では動画は用いず、静止画のみを1分間ごとに切り替えて表示しています。また、配信ネットワークにはイー・モバイルの HSDPA 携帯電話網と無線LANを組み合わせています。

東京駅八重洲南口コンコースに登場した「デジタルポスター」

表示する広告の意匠や配信スケジュール、動作監視などの情報を、携帯電話網を通じて配信している点だ。これまでのデジタルポスターは有線ネットワークを通 じて情報を配信しており、設置にあたっては「工事を含めて約2000万円のコストがかかった」とJR東日本旅客鉄道 事業創造本部の原口壮裕氏。携帯電話網を利用することで、このコストが不要になるとともに、設置場所の自由度が増すという。また、携帯電話網を通じて情報 を配信するのを1本の柱のみとし、残りの4本の柱向けには無線LANを通じて配信することで通信コストの削減を図っている。

東京駅に「デジタルポスター」登場——裏で携帯電話網が活躍 - ITmedia +D モバイル より、一部引用)

駅(地下鉄)でのデジタルサイネージは世界各地で導入が始まっており、広告主からの評価も非常に高いそうです。駅のポスターのようにすでにビジネスモデルが確立している広告媒体については、デジタル化もスムーズに進むと言えそうです。

また駅の通路などでは人が立ち止まってしまうと困る場合が多いため、はじめは静止画のみを流すのですが、その後次第にアニメーションが増えて行って最終的には動画になる傾向があるそうです。

Metro digital signage applications are popping up all over the world - and in each case they are proving to be extremely popular with advertisers. It is interesting that many start with ’stills’ only - usually on the basis that they do not want people stopping or getting distracted by the video images. Over time however most applications slowly allow more and more animation, until ulitmately they become completely animated.

aka.tv - East Japan Railway Tests 65″ Digital Signage In Concourses より、一部引用)

JR東日本のこれまでの実証実験では実験終了後も引き続き運用が行われているケースが多いため、今回もそのまま定着するのではないか、とコメントされていますね。私もそう思います。今後はJRだけでなく、地下鉄にももっと導入されていくでしょう。ロンドンの地下鉄みたいになったら単純にかっこいいですよね。

コメント(0)
コメントする

10月にロンドンで Digital Signage Show Europe 2008 が開催

2008-07-28 :, , , , , : DSI : 166 views

海外の EXPO 情報です。10月1〜2日、ロンドンで The Digital Signage Show Europe 2008 が開催されます。

5月のドイツ EXPO と同じく Self Service, Kiosk 系の展示会の一部としての開催です。デジタルサイネージは世界的にどんどん盛り上がってきていますね。

On top of that it offers an amazing ability to update, change and refresh the content to suit – not just times and places - but the very customers you are trying to reach in real time, offering an unprecedented ability to personalise the marketing message and still enable mass broadcasts.

Digital signage is currently used for many different purposes, including:

  • Information
  • Advertising to Improve Sales
  • Advertising by Third Parties
  • Enhanced Customer Experience
  • Influencing Customer Behaviour
  • Brand Building
  • Follow through campaign information to in-store
  • Environment enhancing

There has been an amazing growth of screens and networks utilising the power of digital signage recently and the real and tangible benefits of doing so are becoming well know. In fact it has recently been reported that on average, digital signage solutions are reputed to deliver an 18% increase in sales, a demonstrable reduction in printing and other costs, as well as all the additional benefits of an enhanced customer experience and better service.

But it isn’t necessarily easy to get it right. And that is where The European Digital Signage Show can help.

KioskCom Europe 2008 - Why Digital Signage? より、一部引用)

コメント(0)
コメントする