「2008 年 9月」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


米 CampusLink が学生向け無料インターネットサービスにデジタルサイネージを採用

2008-09-30 :, , , , , , , , : DSI :

大学のキャンパス内に無料のインターネット端末を置いて18歳〜24歳の学生層にリーチできる広告メディアとして展開する米 CampusLink 社が、これまでバックライト式だった広告枠をデジタルサイネージに切り替えます。
同社のネットワークは現在 UCLA や UCBA など 31の大学に展開しており、1日あたり 30万人の学生が利用しています。このネットワークはさらに拡大しており、広告主には AT&T、Bank of America、American Airlines、US Army などが名を連ねます。
CampusLink
デジタルサイネージ化に当たって提携した 42Media 社 は、Scala 社 のソフトウェアをベースに SaaS 型のソリューションを提供しています。
日本国内ではたしか、日立製作所が MediaSpace という名称で同様の SaaS 型サービスを提供していますね。

CampusLink’s interactive multimedia information centers offer students a convenient and familiar place on campus to surf the Internet, check email, and simultaneously learn about new products, services and special offers from participating advertisers. These interactive multimedia information centers are installed at 31 college and university campuses, including University of California – Los Angeles (UCLA), UC Berkeley, San Diego State University, Northwestern University, Purdue University, University of Pennsylvania, and many others. CampusLink currently reaches 300,000 students each day.
America’s College and University Students Get Connected Through Digital Signage より、一部引用)

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米 Woodforest 銀行が 600 拠点にデジタルサイネージを導入

2008-09-29 :, , , , : DSI :

アメリカの Woodforest National Bank が 600拠点にデジタルサイネージを導入するそうです。

この銀行はテキサス州で初めて年中無休の24時間サービスを始めたほか、ヒスパニック系住民のためにバイリンガルサービスを行い、全米500拠点のウォルマート店内にミニ支店を開いたことで先駆的な銀行として知られており、昨年の顧客満足度調査でも上位にランクされています。

Woodforest 銀行では顧客満足度の維持・向上に加え、ターゲット層別のキャンペーンの展開や競争力強化の目的でデジタルサイネージを活用するそうです。

アメリカでは銀行間の競争が激化しており、他行も追随してデジタルサイネージの導入が進むのではないかと見られています。

アメリカで起こったことは少し遅れて日本でも起こることが多いですが、日本の銀行でもデジタルサイネージによるキャンペーンが開始されるのは時間の問題でしょうか?

Woodforest is the first bank in Texas to launch a 24/7 full-banking concept and the first full-service bilingual bank for Hispanic customers. Another initiative on which the bank is embarking is a digital signage network in free-standing offices and at branches inside Walmart, the world’s largest retailer.

Houston-Based Bank Known for ‘Firsts’ Selects Omnivex for Digital Signage Network より、一部引用)

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米コンビニ調査でデジタルサイネージにより売上げが 26〜88% 増加

2008-09-26 :, , , , , , , , , : DSI :

アメリカのコンビニを対象にした初の大規模な調査により、デジタルサイネージの有効性を示す強力なデータが得られました。
アメリカ東海岸を中心に 400店舗のコンビニにデジタルサイネージのネットワークを持つ Digital Promo network (DPN) が1年間をかけて行った調査によると、デジタルサイネージによる広告を流した場合の当該製品の売り上げは平均で 26%、最大の効果を示したカテゴリーでは 88%の上昇を記録しました。また販売数量も平均 18%上昇しました。
今回の調査は複数カテゴリーの商品に対して網羅的に実施されたもので、デジタルサイネージの配信記録と POS レジのデータを照合する方式で行われました。デジタルサイネージの設置された 240店舗とデジタルサイネージのない 140の比較対象店舗のデータが集計されており、デジタルサイネージの効果測定調査として十分な信頼性のあるデータが公開されたのは今回が初めてだと考えられます。
長く待ち望まれていたデータがついに公開されたという感じですね。これでデジタルサイネージの導入にも弾みがつくのではないでしょうか。
なおこの調査に関しては、カテゴリーごとの詳細なデータや具体的な調査方法なども公開される予定で、DPN では10月4日から開催される NACS Show までに公開するとしています。

Digital Promo network DPN today announced the preliminary results from a 1-year study of Point-of-Sale POS sales data collected from their 400-store C-Store centric network, which includes 240 stores equipped with networked digital screens and 140 control stores. The network reaches major and minor DMAs on the east coast. The results measured for advertised products across multiple categories, showed sales increases of up to 88%. When averaged, advertised product dollar sales rose 26% while product volume increased 18%.
Advertising on Digital Signs in Convenience Stores Shows a Sales Lift of up to 88% より、一部引用)

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コンテンツ制作の10のルール

2008-09-26 :, , : DSI :

デジタルサイネージは結局のところコンテンツ次第である、とあちこちで言われるようになってきました。
確かに、ユーザーにとっては配信の仕組みがどうであっても関係ないですし、モニターが液晶であってもプラズマであっても構わないでしょう。ユーザーにとってはコンテンツが全てです。
というわけで、コンテンツ制作のスペシャリストである仏 Dagobert 社 の Olivier Debin 氏による「コンテンツ制作の10のルール」をお届けします。参考にしてみてください。
コンテンツ制作の10のルール

  1. 「プロモーション」「エンターテインメント」「ブランド体験」のそれぞれの比重をあらかじめ定義しておくこと
  2. メインテーマを決めること
  3. 隠れたメディアであることを忘れてはならない
  4. 顧客との対話を開くこと
  5. インタラクティブ性を持たせること
  6. グラフィックコードを統一するか、そうでなければ短いジングルを使ってまとまりを持たせること
  7. すべての場面で明快さを保つこと
  8. 場面展開は手際よく
  9. テキストを詰め込みすぎないように気をつけること
  10. イベントのプロモーションの場合には、一連のアニメーションを制作する

少しわかりにくいところもあるでしょうか。このリストは近いうちにアップデートされる予定です。

  1. Define your own magical triangle between promotion, entertainment and brand experience
  2. Adopt a leading theme
  3. Never forget that it is a furtive media
  4. Open a dialogue with the customer
  5. Create Interactivity
  6. Structure the content with a single graphic code or by introducing heterogeneous content with short jingles
  7. Be explicit at any stage of the program
  8. Create an efficient sequencing
  9. Preserve yourself from text overloading
  10. To promote an event, create a “cluster” of animations

Dagobert’s 10 rules of content より、一部引用)

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ヨーロッパでも「音」と「香り」で5感に訴えるデジタルサイネージが登場

2008-09-25 :, , , , , , , , : DSI :

ヨーロッパで初めて、音と香りで5感にアピールするデジタルサイネージが導入されたそうです。が・・
この新しいタイプのデジタルサイネージは、音響エキスパートの Mood Media が、スペインの家庭用家具販売業 Leroy Merlin 社のショップに設置したもので、ガーデニングやバスルームといった部門ごとに異なる音と香りを、それぞれに合わせて制作された映像とともに買い物客に届けるそうです。

Audio specialists, Mood Media have deployed the first video, audio and aroma ‘multi-sensory’ digital signage installation in Europe – for Leroy Merlin, a Spanish home furnishings retailer.
As customers arrive at the store they are met with a lotus flower fragrance; in the gardening section a floral perfume, and in the bathroom a ‘fresh marine’. At the same time different music – including themes such as ‘lounge’, ‘nature’ and ‘sophisticated’ – are distributed to match both aroma and merchandise.
Mood Media Install Sight, Sound & Smell System Into Spanish Retailer より、一部引用)

と、ここまでなら素敵なシーンを想像してしまいますが、実際の店内の写真を見て愕然としてしまいました。これで本当に5感に訴えることができるのでしょうか・・?インストア・デジタルサイネージの5箇条に照らしてみても、ちょっとどうかなという感じです。
デジタルサイネージには空間デザインとの調和も重要なファクターなのではないかと感じました。
Mood Media installed multi-sensory digital signage at Leroy Merlin's store.
Mood Media installed multi-sensory digital signage at Leroy Merlin's store.
Mood Media installed multi-sensory digital signage at Leroy Merlin's store.

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アメリカ最大のヘルスケア TV ネットワークを Banc of America らが買収

2008-09-24 :, , , , , , , , , , , : DSI :

全米 12,000の病院の待合室をネットワークし、年間1億4,000万人の患者へのリーチを持つアメリカ最大のヘルスケアTVネットワーク AccentHealth がプライベート・エクイティ・ファームに買収されました。
AccentHealth は 1995年から病院を訪れる患者向けの健康関連教育番組を放送しており、Point-of-Care の OOH メディアとして消費者向け製品の広告も流しています。
今回の買収は、デジタル OOH 広告メディアの急拡大を受けて、健康関連広告分野でのポジションを固めるためにネットワークのデジタルサイネージ化を急ぐ狙いがあり、病院の患者というセグメント化された広告媒体としての成長を見越してのものと考えられます。
旧来のマス媒体に変わる広告媒体として、セグメント化されたデジタルサイネージ・ネットワークが本命視されてきているようですね。
さらには、行政が Point-of-Care での教育を重視し始めていることもこの分野への投資の追い風になっているものと思われます。

Private equity firms M/C Venture Partners (M/C) and Banc of America Capital Investors (BACI) today announced that they have partnered to jointly acquire AccentHealth, the leading digital out-of-home media company providing patient health education in physician offices nationwide, from Ascent Media Corp., a subsidiary of Discovery Holding Company.
M/C Venture Partners and Banc of America Capital Investors Acquire AccentHealth – FOXBusiness.com より、一部引用)

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インストア・デジタルサイネージが満たすべき5つの条件

2008-09-22 :, , , , : DSI :

ウォルマートの新しい「スマートネットワーク」を始め、インストア・デジタルサイネージの導入が本格化しているアメリカで、インストア・デジタルサイネージが満たすべき条件といわれているものをご紹介します。題して「インストア・デジタルサイネージの5箇条」。
インストア・デジタルサイネージの5箇条

  1. 画面は目線の高さに設置すること
  2. スクリーンはエンドキャップ(棚の末端部)、作り付けの備品、あるいは陳列棚の中に組み込むこと
  3. 薄型モニターが店のあちこちの見えづらい位置に適当に取り付けられているだけのスタイルから脱却すること
  4. 音声が買い物客と従業員のどちらからも歓迎されるように音量と内容を調整すること
  5. モニターやスピーカーの周囲を商品で囲んで、マーケティングと販売の両方に効果が出るようにすること(昔ながらの POP と同様に)

以上です。あなたの周りのデジタルサイネージはどうなっていますか?
全く逆を行っているケースも多々見受けられるように思います。せっかくのデジタルサイネージですから、効果的に使いたいですね。

What would a Gen 2.0 network look like?
So, what would be required to “take retail media to the next level” in Gen 2.0?
For starters, a Gen 2.0 digital media network at retail would need to:

  1. Bring screens down to eye level
  2. Build screens into endcaps, fixtures and shelving
  3. Abandon the 2001-2002 “hang and bang” model where flat screens are hung nilly-willy around the store, mostly in locations that are difficult for shoppers to see
  4. Control audio so that the soundtrack of these networks is welcomed by shoppers and store employees alike
  5. Pack merchandise around the screens and speakers, so that the sound-and-motion media serves a useful purpose for both marketing and merchandising just as conventional Point-of-Purchase displays do

Wal-Mart Invests Heavily in Generation 2.0 of Wal-Mart TV より、一部引用)


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毎月50ドル以上の広告収入を保証するデジタルサイネージ付き自販機が登場

2008-09-19 :, , , , , , , : DSI :

月額 50ドルの最低広告収入が保証されるデジタルサイネージ付き自動販売機のビジネスモデルが登場しました。
デジタルサイネージ付きの自動販売機を購入し適切なロケーションに設置した自販機事業者に対し、広告費として1台あたり月額 50ドル以上の支払いを保証するというもので、アメリカの自動販売機専門企業である AVT 社 とソフトウェア企業の UDM 社が出資するジョイントベンチャーが行うサービスです。
デジタルサイネージとの親和性が非常に高いとして期待されながらも、自販機ベンダーや運営事業者、ロケーションオーナーに製品ベンダーと、多くの事業者が絡むためにこれまでなかなか導入が進まなかった自動販売機業界ですが、初期投資の費用を誰が負担するのかという問題に対して AVT社が魅力的なサービスを投入したことで、自販機が新たに有望な広告ネットワークとして成長するものと期待されています。
AVT 社では、今後ネットワークの拡大に伴いナショナルクライアントの広告が取れるようになれば、大きな収益が期待できるとしています。
AVT's vending machine

AVT, Inc. (formerly Automated Vending Technologies) (Pink Sheets: AVTC), announced today that it has formed a joint venture with UDM (United Digital Media), located in Palm Springs, Ca., to guarantee monthly payments to vending operators who have purchased and placed AVT digital signage equipped vending systems at qualified locations.
AVT, Inc. Announces Guaranteed Monthly Payments on Digital Signage Based Vending Systems より、一部引用)

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米 Esquire 誌が E-Ink を使った 75周年記念号を発売

2008-09-19 :, , , , , , , : DSI :

E-Ink が大きく一歩前進した、と言ってもよいのではないでしょうか。
米 Esquire 誌の 75周年記念号(米国版)の表紙両面に E-Ink が使われています。10万部限定ですが、フレキシブルディスプレイが実際に消費者の手に届くところにやってきたというのはすごいですね。
今ならまだ、米 Amazon.com で注文できます。
Esquire Magazine 75th Anniversary October e-ink Collector’s Edition (The 21st Century Begins Now, 75th anniversary issue)
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=iKS12PMdJ6w&ap=%2526fmt%3D18]
Esquire 誌を発行する Hearst 社は、雑誌に使えるような薄型のバッテリー開発のために数十万ドルを投資し、2年間をかけて今回の表紙が実現したそうで、中身はこんな風になっています。中国でモジュールを組み立てた後、冷凍状態で空輸するなどの努力のおかげで、バッテリーは6ヶ月ほど保つらしいです。
esquire e-ink cover
esquire e-ink cover

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DIGITAL SIGNAGE 2008 @ 東京ミッドタウンにてセミナーを行います

2008-09-18 :, , , , , , , , : DSI :

富士フイルムイメージテック株式会社主催の「デジタルサイネージ 2008」でセミナーをさせていただきます。
2008年10月16日(木)13:00〜、場所は東京ミッドタウン 富士フイルム本社 二階です。
お申し込み方法など、詳しくはこちらから。定員がありますのでお早めに!
富士フイルムイメージテック株式会社 | DIGITAL SIGNAGE 2008開催のご案内

富士フイルムイメージテックは、2008年10月16日(木)・10月17日(金)の2日間、東京ミッドタウン 富士フイルム本社 二階にて法人・ビジネスユーザーを対象に「DIGITAL SIGNAGE 2008(デジタルサイネージ2008)」を開催いたします。
デジタルサイネージとは、電子ディスプレイを使った情報配信システムです。屋外・店頭・商業施設・公共空間・交通機関など、あらゆる場所でタイムリーに ターゲットを絞った広告が訴求できます。 ICカードや顔認証など様々な情報技術と組み合わせることによりさらに新たな魅せ方、ビジネスチャンスが拡がります。
富士フイルムグループの技術を結集した「驚きや楽しさ」をぜひ体験してください。
この機会に最新のデジタルサイネージの世界に触れてみませんか。
「DIGITAL SIGNAGE 2008(デジタルサイネージ2008)」の詳細情報は、富士フイルムイメージテックのウェブサイトをご覧ください。
http://fjit.fujifilm.co.jp/semina/article/20081016/01/index.html
<DIGITAL SIGNAGE 2008(デジタルサイネージ2008)の概要>
○会期
2008年10月16日(木)〜10月17日(金)
10:00〜17:00
○会場
東京ミッドタウン 富士フイルム本社 2F
〒107-0052
東京都港区赤坂9丁目7番地3号
(東京ミッドタウン)
○ご来場のお客様へ
当日は名刺をお持ちください。

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