「2009 年 4 月」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


北京地下鉄のデジタルサイネージ

2009-04-29 :, , , , , : DSI : 778 views

中国に行かれた事のある方は地下鉄でもデジタルサイネージが数多く設置されている事に気づかれたかと思います。米国NASDAQに上場する中国デジタルサイネージ運営会社VisionChina Media Inc華視傳媒(VisionChina Media)は、デジタルサイネージ事業を中国初の地下鉄である北京地下鉄(Beijing Subway)で拡げています。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=-9nCDkmjbCc]
華視傳媒CEO李利民榮獲“中國時代優秀企業家”稱號 CEOの李氏は優れた事業家として「中國時代優秀企業家」という称号を獲得したそうです。

Reuters
VisionChina Media Announces Contract Renewal with Beijing Subway for Line 13 and Batong Lineより一部引用)
同社の発表によると、VisionChina Mediaは、北京地下鉄の13号線と八通(Batong)線でのモバイルデジタルテレビ広告ネットワークの1年契約を更新し、2009年1月1日から5号線、8号線の一部(オリンピックライン)及び10号線でのデジタルサイネージ事業契約を締結しました。この契約により、VisionChina Mediaは北京地下鉄の8路線の内、5つの路線で デジタルサイネージ事業を展開することが可能となります。VisionChina Mediaは、既に6,505 のLCDを設置しており、1日当たり1.78百万人の地下鉄利用者に対して広告を打てる状態です。
VisionChina Mediaにとって心強いのは、不況対策のため中国政府が2008年に打ち出した4兆元(約57兆円)の景気刺激策であり、公共工事への投資です。その政策のため、建設中の7つの新路線建設も予定通り進むはずです。また、2009年には別の3路線の建設着手が予定されており、2015年には総路線距離349マイル(約561キロメートル)、1日当たり9百万人が利用する地下鉄網が完成します。

路線の開通が予定通り進み、契約を取れれば、VisionChina Mediaは新たな収益機会を得ることが出来ます。

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ドバイからマイノリティ・リポート!

2009-04-26 :, , , , : DSI : 718 views

デジタルサイネージの未来像について語る時によく引き合いに出されるのが映画「マイノリティ・リポート」 です。
ドバイにもマイノリティ・レポート的インターフェースを目指している会社があります。ドバイのエアポートフリーゾーンで2003年に設立されたMultiSell Technology社です。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=5ug4BRgDzA4&feature=channel_page]
少し分かりずらいですが、同社のMultiPointの技術を使って人の動きを捉えています。
多くのアプリケーションを持つMultiSell社はこれらのインタラクティブなディスプレイ技術を使い、既にショッピングモール、自動車のショールームやナイトクラブなどにも導入実績があります。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=FIY6IiJiy5Y&feature=channel_page]
クェートのBMWディーラー
ドバイのクライアントはデジタルサイネージにもダイナミックな表現を求めるのでしょうか、フロアープロジェクションも巨大です。カメラやセンサーで人のジェスチャーを捉えて、デジタルサイネージのインターフェースに利用する案件もこれからは増えていきそうですね。

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動画コンテンツの視聴率~適度な動画と更新頻度が効果最大化のカギ

2009-04-18 :, , , : tsuge : 814 views

英OOHメディア企画会社のKineticによる調査で、動画のサイネージは、静止画像よりも高い視聴率・視聴時間を得られるという結果が出ました。

この調査では、実在するブランドの、3種類のバージョンのデジタルサイネージがLondon Bridge駅に11日間表示されました。ひとつは静止画像、二つ目はテキストとイラストの動画、三つ目はすべて動画で構成されたアートワークです。

注目すべきは、「動画を入れることで視聴時間が30%アップするが、さらに凝った動画にすることが必ずしも更なる視聴率アップに繋がっていない。」というKinetic社のコメントです。

また、頻繁に広告を変えるほうが、同じコンテンツを表示し続けるより効果的、という調査結果が出ており、
「いろんな広告をループさせるスタイルが、ベストの視聴率・視聴時間を得る、つまり、定期的にコンテンツや広告スタイルを変えることで、人々の関心を集めることができる」とKintetic社は分析しています。

つまり、ひとつのコンテンツに投資しすぎるのではなく、費用対効果のバランスを考え、程よく動画を入れて注目を集め、さらにコンテンツをテンポ良く更新していく、ということが、広告効果最大化へのキーポイントといえそうです。

なお、原点回帰的な視点ですが、デジタルサイネージは、印刷されたポスターに比べ、2倍の視聴率を得られ、視聴時間は60%長い、という調査結果も出ています。

(Research: animation holds attention longer から一部引用)

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ベンチャー投資が再び アメリカRipple TVの事例

2009-04-10 : : nishizawa : 384 views

ベンチャーキャピタル Draper Fisher Jurvetson と Trinity Ventures はOOHメディアオーナーであるRipple TV社に対して4億ドル以上の追加投資を行うことで、彼らのトータルコミットメントを19億以上としています。

Ripple TV(Borders)
Borders (写真), Einstein Bros. Bagels、The Coffee Bean & Tea Leaf 、ファーストフードチェーンのJack in the Boxなどの小売業者の販売店に広告や情報を配信するRipple社は、進行中の活動に新たな投資金をあてるといいます。

かつてはActiveMapsとして知られていた同社は、2007年に既に同じ投資家からシリーズB投資として10億ドルの資金を調達しており、その5年前には5億ドルの投資を受けています。

この一案件だけで判断するのはどうかとも思いますが、こういった経済状況のなかでも媒体力のあるデジタルサイネージ事業者にはベンチャーの資金が戻ってきていると言う事はデジタルサイネージが引き続き注目のセクターである証ではないでしょうか。日本のベンチャーキャピタルのこれからの動きにも期待したいところですね。

(screens.tvより一部引用)

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SonyがScreen Media Expoで、デザイン自在な次世代video wallをデモ

2009-04-09 :, , , , , : tsuge : 1,162 views

Sonyが、video-wall 制御システムZiris Canvasの新モデルを4月7-8日のScreen Media Expoで初披露しました。

写真のように、いろんなサイズ、向き、回転角度、と自在に組むことができ、スクリーンメディアのデザイナーは、現行のほとんどのvideo wallが抱える”長方形の限界”から解放されることになります。

「video wallのインパクトは、出始めの当初とても大きくエキサイティングだったが、何年も経った今ではサイネージの普及で見る者の目が慣れてきてしまって、あっと驚かせるような効果が減っている。要は古臭くなってきている」とSony。

そこでこのCanvasですが、ほとんど無限と言っていいパターンが考えられます。

Canvasは3つのソフトから成っています。Ziris Createがコンテンツ制作とスケジューリング、Ziris Manageがネットワーク制御、Ziris Edgeが配信、です。プレイヤーには、プレイステーション3に使われているCellプロセッサが採用されています。オーディオはドルビーデジタルのサラウンド音声です。

ちなみに去年のIBCに出たバージョンはこれです:

(Sony to demo next-gen video wall at Screen Media Expoから一部引用)

おまけですが・・・
ScreenMediaExpoの紹介ビデオがちょっぴりユニークだったので動画を掲載しておきます。AppleのCMの真似ですがエピソード5まであるみたいです。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=rBUjFfzbKXI]

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巨大スクリーン上に携帯電話で参加する双方向サイネージの注目度

2009-04-07 :, , , , , , , : tsuge : 2,186 views

LocaModa社によると、南カリフォルニア、ボストン、NYがアメリカの中で最もサイネージとの双方コミュニケーションに注目の熱い地域だそうです。これらの3つの地域では、08年末、LocaModa社のインタラクティブワードゲームJumbliを使った有名ブランドのキャンペーンで、18%近くの携帯電話がゲームに参加したそうです。シカゴがちょっと間の空いた4番目に挙げられています。

このJumbliというシステムは、動画にあるタイムズスクエアの事例のように、ゲームが巨大スクリーンに映し出され、携帯電話、Facebook、あるいは専用websiteを通して参加します。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=sK9c5npH2oA&feature=related]

サイネージは、純粋にプレイしている人の数だけでなく、たくさんの人に注目されます。
1人のプレイヤーに対し平均5人の友人がついてプレイヤーを助けている、とのサンプリング調査結果が出ていて、かなりの注目度です。

ちなみに、同じくLocaModa社による、サイネージへのテキストメッセージ送信システムWiffitiの新モデルが今月リリースされるそうです。
Wiffitiは、だいぶ前からあるのでご存じの方も多いと思いますが、人々が直接スクリーンやウェブ上でメッセージを送信することができるシステムで、多くのブランドや企業がイベントの大型スクリーンで採用しています。オバマ大統領も使ったとのことです。
Wiffiti事例

日本でも株式会社バンテンさんのMobiActions(もびあくしょん)を使ったヨドバシカメラでのインタラクティブサイネージの事例が話題になりました。アメリカ、日本でも今年はインタラクティブかつユニークな案件が増えそうな気配ですね。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=d8O7XfRKpwM&feature=channel_page]

秋葉原、デジタルサイネージを使ったプロモーションby東芝

(LocaModa doesn’t play in Peoria から一部引用)

mediologic.comから一部引用)

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