「2011 年 5 月」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


Rita’s EYE “デジタルサイネージ広告の発展性” - Road To DOOH -

2011-05-25 : : Rita.K : 798 views

皆様こんにちは。Ritaです。木々の緑が本当に美しい季節ですね!私は1年中どの季節も好きですが、ロケに出て気持ちがいいのはこの季節でしょうか。とは言え最近はスタジオでの収録が多いので、移動中に景色を楽しんでいます。今回はDr.IVANがいないので、後半では私のネットTVのご案内(宣伝!)もさせて頂いています。顔写真も公開していますので「こんな子が書いてるのか」なんて安心?(笑)して、お問い合わせ、ご質問等頂けたらと思います。

それでは早速、今回は今年2月に米国ラスベガスで開催されたDigitalsignage EXPO 2011 から、社長がみつけた「発展系」サイネージをご紹介します。

以下は、英語でのご案内になりますが、直接こちらもご参照頂けます。

http://www.digitalsignageexpo.net/default.aspx 

 

これからのサイネージにはインタラクションが重要。震災直後も「SNS」が果たす社会的役割が高まったと言われています。私も震災直後は、どこの公共の施設が避難場所として開放されたとか、親類と連絡が取れない時はどうするか等の情報をmixiから入手していました。twitterのつぶやきも感動的なものが多く、本当に勇気づけられました。社長は「twitter」を表示するサイネージがあったよと・・・(写真①)。写真①

凄い!もうこんなものがあるの?とIVANに聞くと、もう日本にも輸出されているそうです。社長、もっと勉強しないと(笑)。またまた基本に立ち返って、” place-based ” 。どこに置いて、何に使うんだろう。PR、広告・・・、展示会の会場内で使って見てるようだけど、広告は「送り手の意図」が充分に反映されるべきものだし、自由な書き込みでは、テーマが絞りきれない気がしちゃうんだけどなぁ。充分に商品価値を伝える事が出来るのかな?あ!そっか、最初から「この商品」について書いて!と決めればいいのね。例えば化粧品、沢山の人の使用感や評価が一目で分かるよね!あっ、写真の中に” place-based ” と書いてある! 

どれどれ?今回のテーマ「発展性」はどこにあるのかな。えっ?でかい!これ発展している(写真②)へー。カッコいいなぁ。販促と言えば店内。店内でサイネージ、しかもインタラクション。デカいから目立つね。うーん、何だろう?実物が横にあるのに、きっと私、この画面から商品を探すタイプだわ(笑)。これはテレビやネット、スマホと確かに違うサイネージの発展系といえるわね。でもこれだと直営店舗のある「あのメーカー」くらいしか導入できないのでは。
写真②
 

次は・・・、あの~社長、写真が中途半端に切れています。へんなおじさんのお腹が写ってて(笑)、肝心のサイネージの画面が切れています(写真③)。
写真③

ジャジャーン!実はこの写真のポイントは、このおじさんが持っている紙に印刷されている「QRコード」なのです。

なんで写真が切れているか?よーく見て下さいね。さらにポイントは画面下のちょっと突起した部分。・・・分かりづらくてゴメンナサイ(汗)。ここってQRコードの読み取り器がついているの。かなりアナログ?いえいえ、おじさんの持っている紙をよく見てください。スマホっぽいでしょう。自分のスマホで自分のコードを設定、ダウンロードしておいて、この読み取りにかざすと「ようこそRita様」とか、コンシェルジュ的なインタラクションサイネージとして利用出来るものなの。ワオ!

あれ?そういえばIVANからの情報提供がない。んも~!ということでお勧めの一枚げゲット(写真④)。
写真④

なにコレ?冷蔵庫?よくアメリカの街中のドラッグストアとかにあるやつ。シール貼って?まさか、このガラスってサイネージ!売ってるものの前で大画面のサイネージ広告スペースね。なるほど、IVANの言う発展性って、販促広告をつきつめるという事なのね。さすがアメリカ。こうして見ると、どれもシンプルで分かりやすい。「どこに置いて」「誰が見る」のかを考えたら、伝えたい事も絞られてくる。その結果、商品が際立つのかー。

今回ご紹介したのは

twitterを使ったサイネージ

・店内の大型インタラクション

・スマホ連動のコンシェルジュ型

・売っているものの前面ガラスをサイネージ化

でした。今年一年これらが話題となると思います。是非、注目してみてくださいね!

次回は結局いくらかかるの?広告費という「広告接触コストとオペレーションコスト」についてお伝えします。

質問、広告に関するお問い合わせ等はメールにて受付ております。

rita@nasu-offshore.com

 

株式会社NASU

 

http://www.nasu-offshore.com/

 

そして、私がMCを務めさせて頂いているネットTVの通販番組のご案内です。こちらは、「女子力アップ」に役立つ商品紹介&情報をメインでお伝えしていますので、彼女や会社の女性、奥様やお嬢様などにお薦め頂けると、嬉しいです!実はこの番組の一部も店内の小型サイネージで放映される予定なんですよ。

http://odoroku.tv/shopping/rita/index.html

imgs1

よろしくお願いします。

 

Rita.K

Rita.Kは、NASU所属の「ネット通販番組」企画・キャスティングディレクター。

20114月からレギュラー番組で、自らMCも努める。

NASUはデジタルサイネージコンサルでもあり、Rita.Kがブログを担当。

 

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Rita’s EYE “サイネージクリエイティブの秘訣 ” - Road To DOOH -

2011-05-09 : : Rita.K : 237 views

こんにちは。Riraです。皆様、GWはいかがお過ごしでしたか?私はショッピングモールや駅、ビル等でサイネージの動画をたりしながら、Dr.IVANの話しを落とし込んでいした。なんて勉強熱心なんでしょう!あ、ヒマだからとかじゃないですよ(笑)。デジタルサイネージが何たるやを全く知らない時よりは、画面を観る時の思いが違いますね。

ところが・・・聞いて下さい!私の所属会社の本業はサイネージ広告制作。

でも社長がセンスなくて(泣)。テレビで見るようなかっこいいCМではない。どちらかというと動かないポスターとか地図看板のような広告ばかり。

 

「サイネージクリエイティブの秘訣」

 

Rita ;

これって社長の言う「効果的企画」なのかな?

 

IVAN ;

果たして効果は「格好いい」動画だから発揮されるのかということだね。

Ritaさんも通販番組を企画しているから分かると思うけど「もたらされるメリット(事)」「費用(コスト)」「連絡先(次の行動)」が大きな要素で、それがフリップに書いてあろうが、言葉で説明しようが、かっこよさとは関係ないんじゃない

 

Rita ;

それは分かるけど。通販は、観ている人家で番組に集中しているだけでなく、家事とか何かをしながら観ている人も沢山いると想定しているから、カッコいい映像よりも、インパクトのあるフレーズが視聴者の「耳」に届く事が大事なの。でも駅なんかのサイネージは目立つ場所にあるんだし、カッコよさで惹きつけるのもアリなんじゃないのかな?

サイネージのクリエイティブのポイントはどこなの?

 

IVAN ;

再三言うけど “place-based” 、つまりどのような状況で設置されて、ターゲットが誰であるかという事を考えるだけの事なんだ。

例えば「高級外車のショールーム」と「駅のコンコース」に置いてあるサイネージを想像してごらん。

 

Rita ;

う~ん。高級外車のショールームでは彼氏と二人で訪れるから「素敵な生活」を紹介する落ち着いたかっこいいクリエイティブがいいと思うな。CМだと短くてせわしすぎるし。でも駅では急いでいるから一目ですぐに分かる方がいいな。あ、そっか、カッコよさより分かりやすさかな。

 

IVAN ;

君の会社は「地図」が多いって言っていたけど、たぶん街中の至近距離で見るサイネージの広告制作が多いんじゃないかな。同じサイネージと言っても設置場所とターゲットの状況によって「効果的」な制作は違ってくるよね。

 

Rita ;

そうだった!だからテレビCМをそのまま放映している人が残念だったんだもんね。サイネージ広告制作の秘訣って、「どこに設置しているか」「誰が見るのか」「どんな状態で見るのか」を考えて、広告する目的、つまり「購買」誘導とかに最適な、個別性の高いものなのね。通販も「誰が・どんな状態で見るか」大切。社長、センスないなんて言ってごめんなさい(笑)。

 

IVAN ;

その意味で、広告会社の「全国同一」的なテレビ広告とは作り方が違ってくるし、ターゲットが細分化されるだけ制作点数も増えるわけだから、一点一点はこれまでより安く制作しないと「販売に対する広告費」に影響するね。ちなみにアメリカのCМって、あまり全国一律みたいなものはなくって、どっちかというとサイネージ的、よく言えばエリアの特徴満載で、静止画のフリーダイヤルメインの広告も多いんだよ。

 

Rita ;

そういえば、よく見るアメリカの広告って、ほとんどローカル広告だよね。

費用の事でいえば、うちの会社はオフショアといって、デザイナーを直接雇用せず、人件費が安くて、時差を活用できる海外で展開して制作コストを圧縮しているわよ。

 

IVAN ;

もうひとつ大きな障害があるね。オフショア制作は制作費自体を圧縮するけれど、発注側の対応が問題なんだ。つまり、広告主が制作者に直接意図を伝え、修正指示を出し、最終納品を受け取ればそれがベスト

残念だけど、日本の広告制作の多くは広告会社から下請けの制作会社に発注され、さらにパーツは孫請けなどに発注される、ベルトコンベア式の非効率な場合が多いね。この構造は広告主が気付かない限り変わらないものなんだ。いまどきの製造業では多品種生産に対応するため「ひとり屋台(セル生産)」方式といって、部品の組み立ては完成まで一人で行う方式が主流だよ。

 

Rita ;

なるほど、単純に高い安いではなく、広告制作発注の仕方・制作体制にも秘訣があるのね。そう言う仕組みは全然知らなかった。広告主には誰が教えてあげるんだろう?このブログを見てくれている広告主さんはラッキー?!なんか教えてあげたくなっちゃったよ。私、営業もやろうかな(笑)。

そういえばIVANは週末には帰国するみたいだけど、この続きはどうするの?

 

IVAN ;

これからはRitaさんに情報提供をすよ。これからは一人大丈夫だから。

 

Rita ;

・・・おいっ!一人でって。Dr.IVANまでムチャ振りしないで~!何言ってるの?何言ってるの?!え~!今日はここで終わりなの?!笑いながら帰ってっちゃったよ、あの人・・・(あ然)。

 

と言うわけで・・・

次回は、Dr.IVAN から写真提供をうけたDigital Signage EXPO 2011を題材に最新の「デジタルサイネージ広告の発展性」をリポートします。

 

Dr.IVANへの質問、広告のお問い合わせ等はメールにて受付ております。

 

rita@nasu-offshore.com

 

 

 

Rita.K

Rita.Kは、NASU所属の「ネット通販番組」企画・キャスティングディレクター。

20114月からレギュラー番組で、自らMCも努める。

NASUはデジタルサイネージコンサルでもあり、Rita.Kがブログを担当。

 

IVAN MANUEL

米国のITジャーナリストで、専門はデジタルテレビ。

デジタルテレビの最新テクノロジーと広告関連業務に精通。

米国地デジ化終了後、「NASU」のアドバイザーとして度々来日。

 

 

 

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Rita’s EYE “サイネージの効果!!広告と販促” - Road To DOOH -

2011-05-05 : : Rita.K : 583 views

こんにちは。Rita.Kです。今回は「広告と販促」についてです。

実はこのテーマは興味津々。自分が扱う商品が売れたり、話題になったら嬉しいんですもの。わが社はDOOHの企画・制作会社です。社長はいつも「効果的企画」を考えなさいと言います。企画するのは大好きですが、自分の好きな事に没頭し過ぎると、ふと思うんです。「あれ?これって何に対して効果的?」って(苦笑)。ましてやデジタルサイネージの「効果」となると・・・。一体なんなのでしょう?Dr.IVAN!出番ですよ!よろしくお願いします。

 「サイネージの効果!!広告と販促」

 IVAN ;

OKその前にMs.Rita広告と販促の関係性について整理しておこうねまず、よくある勘違いは、この二つが別のものだという勝手な解釈。どのマーケティングの教科書でも販売促進(promotion)のひとつの手段として広告(advertise)が位置づけられています。例えば、広告費を「0円」で物が売れれば、担当者は万々歳だよねに「10億円」かけて広告をしても「売上0円」状態ではまずいよねつまり広告は販売促進のため、なのです。

 Rita.K ;

そうだよね。でも、モデルの仕事をしていた時にバブルの崩壊があっ、真っ先に「広告費削減」と「ギャラの値下げ」のお知らせが事務所に来てたなぁ。それに、何も知らない10代の頃に始めたから、オーディションに呼んでくれて、仕事をくれるのは広告代理店だと思ってたの(笑)。昔は広告代理店さんがこの業界の主役で、販促って脇役っぽくってぱっとしないと思ってたわ。

IVAN ;

前回も「サイネージって効果あるの」という残念な質問の話をしましたが、広告は「販売促進」の一手段であり、本来売れる事」が広告目的の根底にあるはずなんです。しかし、「接触人数」や「認知率」というちょっと遠い指標」で評価して、広告を不可侵で高邁なものとして扱っているよね。

 Rita.K ;

認知、うんつまり知っているからといって買うとは限らないよね。Dr.IVANの話って、シンプルよね。「当たり前」な事に聞こえるんだけど、思い返すと、その当たり前の事が反映されていなかったり、別の思い込みがあってブレてる事が沢山あるよね。って、あれ?!今気付いたけど、私「広告」って商品の存在を広める事がベースだった!売る為のつもりが「広まれば売れるかな」って逆転しちゃってた(汗)

それだとまさに「広告をしても売れない」と言うパターンになり得て、「認知はしてもらえたけどダメでした」って!そ~じゃナイだろって話よね。あぁ、社長の言う「効果的企画」って、売れる企画の事なのかなぁ?

そう言えばテレビは家の中で見るけど、サイネージは街中やお店、ショッピングセンター等、お買い物する場所に置いてあるよね。それって、サイネージは「効果あり」なんじゃないの

 IVAN ;

ほとんど正解。だけど次に「効率」という問題が出てくるね。いくら「購買」に誘導しても、それにかける広告費が販促予算より多くかかったら赤字になるでしょう。

Rita.K ;

サイネージの広告って高いのうちの制作は日本一・・・くらい安いんだけど。

 IVAN ;

コスト効率指標には「広告を見せる」ための「到達コスト」というものがあるんだよ。テレビも新聞も屋外広告も、一律に比較できる「1人あたり○○円」という指標だね。これに各メディアの「効き方」を加味すると「広告を認知させる」ためには「1人当たり○○円」というコストになる。

さらに「買わせるため」となるけど、日本のプランナーはほとんど計算していないね。単純に商品の「売上と販売管理(のうち宣伝広告)費」の関係なんだけど。よくROI(Return on Investment)という言葉と混同されているね。本来は広告費は「インベスト」ではなく、会計上は「費用(コスト)」なんだけどね・・・これは難しすぎるか。

 Rita.K ;

投資ではなく、費用?あ・・・。「費用とは掛かったお金」で、インベストは「将来儲けを期待するお金」的な?とりあえず、日本の広告指標は「接触コスト」って事。それと「効果」ってちよっと違うんだね。接触、つまり見たからって「認知する」とか「買う」とは違うことだよね。ネットTVで通販番組をやっていると、それを肌で感じます。「売れたら皆でボーリングに行こう」って言っていたスタッフがいたけど(笑)。売上げがゼロだとボーリングさえ行けないよね。

モデルの場合だと、地方に行く交通費は出してもらえるけど、都内の移動は実費。オーディションや都内の現場までの交通費もバカにならないけど、個人事業主の感覚で経費だと思ってたな。だけどオーディション用の洋服や日常のエステやネイルサロン通いは投資なんだよね~。

IVAN ;

コストと投資の違い、その誤解が念です実はサイネージ接触コストは非常に安いのですが、「買う・買わない」は、実際に広告を出して試してみないと分からない。でも、日本の広告会社はこのデータをほとん持っていません。

れはアメリカと大きくって、日本広告会社の商品販売施策への関与が弱いんだよね。コストの誤解と言えばもう一点、間違った日本語として「一人あたりの接触コスト」と「トータルコスト=支払い総額」の区別がつかないまま商談しているケースが多く見られるね。その状態で「コスト論争」をしていることが、すすまぬ日本のサイネージ広告の元凶なんじゃないか

 Rita.K ;

ふーん私も分かっていないけど、その論争はなんだか堂々巡り的な、落とし所がないようなイメージ(笑)。戻しますね。サイネージの効果的企画って「売れる」企画でいいの?

 IVAN ;

物販ならね。サービスなら加入数、なかにはイメージアップを目的とした広告やお役所の周知目的の広告物もあるから一概には言えないけど、広告目的によって考えたらいいと思うよ。

Rita;

はい!なんだか「目からウロコ」感があったなぁ。基本はシンプルだよね。うん、忘れないようにしよ。今日もありがとうございました。

 次回は 「サイネージクリエイティブの秘訣」についてお伝えします。

 Dr.IVANへの質問、広告のお問い合わせ等はメールにて受付ております。

 rita@nasu-offshore.com

 

 Rita.K

Rita.Kは、NASU所属の「ネット通販番組」企画・キャスティングディレクター。

20114月からレギュラー番組で、自らMCも努める。

NASUはデジタルサイネージコンサルでもあり、Rita.Kがブログを担当。

 

IVAN MANUEL

米国のITジャーナリストで、専門はデジタルテレビ。

デジタルテレビの最新テクノロジーと広告関連業務に精通。

米国地デジ化終了後、「NASU」のアドバイザーとして度々来日。

 

 

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Rita’s EYE ” 残念な屋外広告” - Road To DOOH -

2011-05-04 : : Rita.K : 468 views

皆様こんにちは!Rita.Kです。前回のブログは如何でしたか?本日もDr.IVANをお迎えして「OOHからDOOHへの転換」についてお伝えします。

Rita.K;

NASU社長から、わが社はDOOHの企画・製作会社で、OOHの会社じゃないって言われていました。どういう意味かな?社員がこんな質問どうなの?って感じですが、知らないままはヤバイ!IVAN先生、よろしくお願いします。

IVAN ;

OK。今回のテーマだね。残念な事に、日本のサイネージ業界は、「広告看板の電子化」という認識のようで、広告会社も屋外広告の方が担当している場合が多いね。

Rita.K ;

あら?また残念?IVANの残念が出たけど、どのへんがかしら?だって屋外にある広告でしょう。

IVAN ;

場所が屋外だと、屋外広告になっちゃうあたりが古臭い考え方かな。

それじゃあ “D ; Digital” がついている意味が無いじゃないか。「D」がつく事によって「ビジネスモデル」の大転換が起こっているんだよ!

Rita.K ;

うーん、まだ掴めないなぁ・・・。サイネージでは、動画CFも放映されてるよね。表現力が増しているってことじゃないの?これって新しいんじゃない?

IVAN ;

広告関係者の勘違いじゃないかな。動画による表現で言えば既にPCや携帯が圧倒的に進んでいるよ。単にテレビの動画を流している人が圧倒的で、新奇性はないね。

Rita.K ;

何か痛いところツカレたわ(笑)。分かった、ひとまず静止画の屋外看板との違いは、画面が大きくて音が大きいから、街中で多くの人が同時に見れるとか。一気に視線が行くわ。数人が上を向いていると、「何?」って思って、他の人も同じ方向を見上げるでしょ。

IVAN ;

うん。大型ビジョンについてはそれは言えるね。でもね、僕が最も言いたいのは、サイネージが “place-based” であるという事。これはターゲットの属性と時間、その場の状況が特定されるという事なんだ。

つまり「いつ・どこで・誰に・どんな風に」(when, where, to whom, how)がはっきりしたメディアに、デジタル通信技術、例えば「その場所にあわせた映像を放映する」を融合するという事なんだ。

Rita.K ;

IVAN先生、分かりやすい!でも、それってインターネットでもできるじゃない。

IVAN ;

スマホ以外、場所の特定がネットではなかなかなされていないね。最近はGPSを利用したネットのサービスも増えたけど、Ms.Ritsaのいう大勢に一度にコミュニケートすることはできないね。

Rita.K ;

そっか~。ある意味サイネージはマスメディアっぽいところがあるわね。OOH、つまり旧来の看板は静止画、サイネージは動画ってところが問題じゃなくて、DOOHは配信技術を伴って、ターゲットを見据えた新しいメディアということね。

IVAN ;

近年日本でも「タッチパネル」による双方向サイネージや、モバイルと連携で、気になるコンテンツをモバイルに橋渡しするタイプの、ハブとしての役割をもつデジタル広告特有のサイネージもあるね。これがDOOHであり、新しい広告媒体へのビジネスモデルの転換の第一歩なんだ。

Rita.K ;

前回言っていた「高度なプランニングスキル」が大切なのかな。もっともっと多様な表現の発信の可能性を追求出来そうよね。

イイネ!ワクワクするわ!!それなのに旧来の屋外広告の感覚で、しかもテレビのCFを流している人が残念なのね。日本のITDigital技術の結晶としてのデジタルサイネージ広告を期待しているIVANとしては残念と思うわけね。

Dr.IVANは、サイネージ広告を有効活用して、促進にも効果アリ!な「何か」を知っていると見た!

ふふふ。では今日はこの辺にして、また次回。

 

次回は「サイネージの効果!!広告と販促」についてです。

皆さん、気になる部分ですよね。お楽しみに!

Dr .IVANに「こんな事聞いてみたい!」等ありましたらお気軽にメール下さい。

ご質問、ご依頼は下記にメールしてください。

rita@nasu-offshore.com 

 

Rita.K

Rita.Kは、NASU所属の「ネット通販番組」企画・キャスティングディレクター。

20114月からレギュラー番組で、自らMCも努める。

NASUはデジタルサイネージコンサルでもあり、Rita.Kがブログを担当。

 

IVAN MANUEL

米国のITジャーナリストで、専門はデジタルテレビ。

デジタルテレビの最新テクノロジーと広告関連業務に精通。

米国地デジ化終了後、「NASU」のアドバイザーとして度々来日。

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Rita’s EYE ” 残念なデジタルサイネージ” - Road To DOOH -

2011-05-03 : : Rita.K : 1,513 views

 はじめまして。Rita.Kです。

私の所属するコンテンツ制作会社も震災の影響で受注激減(泣)。

この機に、社長から昨今のデジタルサイネージ業界についてブログでも書いてみなさいと言われ、思うところを数回に分けて綴ってみたいと思います。 

とは言え、私、本業はネットテレビの企画ディレクター。専門外の事をブログに書くなんて、「社長!ムチャ振りだわ!」と訴えた所、社長の友人であるDr. IVAN MANUELとの掛け合いでおやりなさいと。

お!専門家の助っ人がおりましたか!IVAN先生!よろしくお願いします。

そんなわけで、よそから見たデジタルサイネージ業界についてコメントしたいと思います。

「残念なデジタルサイネージ」

Rita ;

そもそも「デジタルサイネージ」ってなんなんでしょう

様々な文献も読みあさりました。結局「電子看板」のことですよね

古くからある広告の形態で、それが通信技術や映像配信技術と結びついて

新しいメディアとして注目されてきたって事ですよね

IVAN ;

日本では、「駅の時刻表」や「ホテル内の案内板」等がデジタルモニタで表示されていますね。これもデジタルサイネージと呼んでいるけど、残念だね・・・。

Rita.K ;

残念?でも、あれって便利で、結構役に立ってると思うけど・・・。 

IVAN ;

僕は、このブログをお手伝いするに当たって、なかなか進まないデジタルサイネージ広告について解説して欲しいと頼まれました。その意味で、残念だと思っています。 

Rita.K ;

そうそう!そういった専門家の視点を色々お伺いしたいと思います

とは言え。あの~残念の意味がよく分からないのですが・・・例えば私だと「うちも広告制作会社だしあれで広告を放映すればいいんじゃないのかな」って、単純に思っちゃうんだけど。違うんですか?

IVAN ;

そうだねー。まずね、“Place Based” Digital Signage と言うんだけど、これね、設置場所の状況や条件によって、「使い方」がかなり限定されるって事なんだ例えば、駅で電車が遅れているとき、にこやかな顔でガムやチョコの広告がでても、そんな事よりいつ復旧するか知りたいし、ホテルの案内板に葬祭場の広告がでても都合悪いだろうなぁって思わない? 

Rita.K ;

あぁ・・・つまり、いつでもどこでも勝手に広告が出せるわけじゃあないって事なんですね。う~、なるほど。それが「日本の進まぬデジタルサイネージ」って意味なのね。

じゃあアメリカどうなのアメリカではネットもスマホ発達していて、逆にデジタルサイネージなんて必要ないでしょう?

IVAN;

Oh~Ms.Ritaまず、このように見てください。

日本は密集した単一民族型社会だけど、アメリカは「広大な田舎」の多民族社会。どこにいってもアイキャッチの「看板」で自己主張しないと、次の行動を促せない。ニューヨーク以外、ほとんど車で移動する社会なので、一目でわかる看板が多いんだ。広告手法の中でも、元々看板の重要度が高いんだ。 

Rita ;

確かに!色んな看板見かけるもんね!そう言えば海外に行くと、けっこう看板見るの楽しみかも。思わず「いいモデル」探したり(笑)看板をバックに写真を撮った事もありました(笑)。

うちの社長も、よく地図入りのコンテンツを作っているけど、次の行動のためなんだと言う事は、看板関連の広告会社からの参入が多いの? 

IVAN ;

そう言う事ばかりじゃないんだ。

日本では「看板」のデジタル化みたいに思われているけど、Ms.Rita の言うとおり、デジタルコミュニケーションの発達しているアメリカではDOOH (Digital Out Of Home) という業界があって、スマホやネットサービスと組み合わせてDOOHを使うのが一般的だよ。その意味で高度なプランニングスキルを必要とする新しいカテゴリーだね。 

Rita.K ;

私も「看板のデジタル化」だと思ってたわ(笑)。そんな短絡的なものじゃないのね。と、なると気になるのが・・・、あのね、社長もよく資料を作ってるけど、DOOH Media って効果があるのかしら? 

IVAN ;

来たね(笑)!その質問もよく来るけどアメリカで一般的なのは「セール告知」や店舗の「イベント告知」等で、日本の広告会社の人がよく聞いてくる「広告出したら売れますか」っていうタイプの、あまり「告知内容」を考えていない質問自体が『残念』だよね。

効果指標をどれにするか、そもそもPlace Based という設置場所が決まっているわけだから、接触者の属性(性別や年齢)データの分析や、OTS ( Opportunity TO See )という接触指標(交通広告の乗降客数等非接触を含む数値と違い、実際の視聴者数や回数)や告知物の累積販売に対する考え方のひとつLTV ( Life Time Value ) を無視して、「効果のありなし」という議論は無謀なのだよ。アメリカでは ARBITRON 社が精度の高いターゲットデータを公開しているよ。

Rira ;

あ!先生、そのお話し、とても分かりやすいわ!

あれ?えっ!?ちょっと待って。ネット映像配信も今やOTSだけど、サイネージって違うのそれじゃぁ広告単価の設定ってまさか「通行人数」?むむ~。思っていたのと全然違う~!だからDr.IVANが残念って言っていたのね。

それに「高度なプランニングスキルを必要とする新しいカテゴリー」と言ってる意味が、少しづつ理解出来てきました!

それにしても「デジタル・サイネージ」奥が深い!

こうやってお話しを聞いていると面白いわ!これからも色々教えて下さいね!

 

では今日はこの辺にして、また次回。

次回は「OOHからDOOHへの転換」についてです。

 

第1回目、如何でしたでしょうか?

Dr.IVANに「こんな事聞いてみたい!」等ありましたらお気軽にメール下さい。

質問、ご依頼は下記にメールしてください。 

rita@nasu-offshore.com

 

Rita.K

Rita.Kは、NASU所属の「ネット通販番組」企画・キャスティングディレクター。

20114月からレギュラー番組で、自らMCも努める。

NASUはデジタルサイネージコンサルでもあり、Rita.Kがブログを担当。

 

IVAN MANUEL

米国のITジャーナリストで、専門はデジタルテレビ。

デジタルテレビの最新テクノロジーと広告関連業務に精通。

米国地デジ化終了後、「NASU」のアドバイザーとして度々来日。

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