「オープンソース」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


謎のデジタルサイネージ端末が日本上陸:chumby

2008-07-25 :, , , , , , , : DSI : 809 views

chumby

ぷにょぷにょとした不思議な端末が間もなくアメリカから日本に上陸するそうです。その名も「chumby」。

目覚まし時計+ラジオ+無線インターネット+デジタル写真立て+ゲーム機+メールソフト+ビデオプレイヤー= chumby だそうですが、それだけではなさそうです。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=Q_J44uD2LSA]

chumby では、ウィジェット(あるいはガジェット)と呼ばれる小規模なアプリケーションソフトをウェブからダウンロードして使うことができます。ウィジェットは誰でもつくることができ、専用サイトで無料公開されています。すでに数百もあるこれらのウィジェットを使うことで、chumby の機能は無限に拡がります。また chumby はオープンソースで、ソースコードが公開されています。

ところで、デジタルサイネージは基本的に「家の外に置かれるもの」とされていて、不特定多数が同時に目にする場合が多いです。その点、この chumby はパーソナルな端末のようですから、デジタルサイネージの端末というよりは PDA や携帯、iPhone みたいな位置づけになるのかも知れません。

それにしても、海外ではデジタルフォトフレームがかなりの人気商品になっているようですし、「所変われば品変わる」ですね。ある予測によれば、デジタルフォトフレームの市場成長率は利益ベースで約20%と、デジタルサイネージよりもかなり上になっていました。意外です。

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デジタルサイネージにおけるオープンソースソフトウェア

2008-04-07 :, , , , , : DSI : 1,546 views

デジタルサイネージの世界的企業 EnQii の CTO である Michael Willems 氏が、デジタルサイネージ企業におけるオープンソースソフトウェアについて書いています。

ちょっと長いので、要所をかいつまんで紹介します。

まずはオープンソースソフトウェア(OSS)のライセンスについて。GPL ライセンスは商用利用を考える企業にとって足かせになるという誤解があるようですが、それは間違いで、実際に無料のオープンソースソフトウェア(OSS)を販売して収益を上げている RedHat(時価総額 35億ドル)のような企業が存在するということです。

そしてデジタルサイネージのソフトウェアベンダーでも、GPL ライセンスである Linux OS 上で動作するメディアプレイヤーや配信サーバーのソフトウェアを開発することで、Linux というオープンソースソフトウェア(OSS)を使いながら、なおかつ自社製品はソース非公開のソフトウェアとして販売することが可能です。

It is very important to realise that the GPL does not say “you may not make money charging for this”, or “you must make all your own software, that you write on top of this, available as well”. Thus, RedHat (market cap: $3.5billion) can make money selling a free OS, and Digital Signage Vendors can use a GPL operating system (Linux), write player and server applications, and add the two together; where Linux remains GPL’d, but the specific Digital Signage applications “on top” remain closed and proprietary.

また、多くのデジタルサイネージプロバイダーが、メディアプレイヤーのような製品や、サービスのためのシステムに OSS を利用しており、もはや OSS なくしては今日のインターネットは存在し得ないし、これほど多くのデジタルサイネージ企業も存在し得ないと述べています。

最後に、積極的に OSS を活用していくことが賢明な企業の戦略だと結論付けています。

Many Digital Signage providers use Open Source both in the products like Media Players, and to run their operations cost-effectively. By doing so, they can concentrate on our “real” work: the products and services that they sell. Without OSS, there would not be an Internet today. There would also not be as many Digital Signage companies.

Sensible companies come up with an Open Source Strategy, where they explicitly decide how to tackle softeware decisions. In most cases, a sensible strategy will be significantly Open-Source based: it will of course use proprietary, closed software wherever needed, but in general, if there is a better Open Source equivalent, that should be considered, and all things being equal, used.

全文はこちらから。
Open-Source Technology in Digital Signage | Marcel Gagné

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