日本初のデジタルサイネージ・コンサルタント、デジタルサイネージ総研(TM)が国内および海外の最新情報や市場の動向をお届けします
富士フイルムイメージテック株式会社主催の「デジタルサイネージ 2008」でセミナーをさせていただきます。
2008年10月16日(木)13:00〜、場所は東京ミッドタウン 富士フイルム本社 二階です。
お申し込み方法など、詳しくはこちらから。定員がありますのでお早めに!
富士フイルムイメージテック株式会社 | DIGITAL SIGNAGE 2008開催のご案内
富士フイルムイメージテックは、2008年10月16日(木)・10月17日(金)の2日間、東京ミッドタウン 富士フイルム本社 二階にて法人・ビジネスユーザーを対象に「DIGITAL SIGNAGE 2008(デジタルサイネージ2008)」を開催いたします。
デジタルサイネージとは、電子ディスプレイを使った情報配信システムです。屋外・店頭・商業施設・公共空間・交通機関など、あらゆる場所でタイムリーに ターゲットを絞った広告が訴求できます。 ICカードや顔認証など様々な情報技術と組み合わせることによりさらに新たな魅せ方、ビジネスチャンスが拡がります。
富士フイルムグループの技術を結集した「驚きや楽しさ」をぜひ体験してください。
この機会に最新のデジタルサイネージの世界に触れてみませんか。「DIGITAL SIGNAGE 2008(デジタルサイネージ2008)」の詳細情報は、富士フイルムイメージテックのウェブサイトをご覧ください。
⇒ http://fjit.fujifilm.co.jp/semina/article/20081016/01/index.html<DIGITAL SIGNAGE 2008(デジタルサイネージ2008)の概要>
○会期
2008年10月16日(木)〜10月17日(金)
10:00〜17:00
○会場
東京ミッドタウン 富士フイルム本社 2F
〒107-0052
東京都港区赤坂9丁目7番地3号
(東京ミッドタウン)
○ご来場のお客様へ
当日は名刺をお持ちください。
9月14日からアムステルダムの IBC 2008 を見に来ています。ヨーロッパ最大の放送機器展ということで、その規模の大きさは半端なものではありません。
その IBC で、今回初めてデジタルサイネージ・ゾーンなるものが設けられるということで、それなりに期待して見にきたのですが、実際のところは出展社数わずかに6社という非常に寂しいものでした(※カタログに載っていない出展社およびブースなしの展示、共同出展などを含めると12社です)。
さすがにこれだけでは見にきた価値がないので、広大な会場内を歩き回ってデジタルサイネージに関係のある展示をいくつか発見することができました。
それらのご紹介は帰国後になりますが、アムステルダムからひとつだけお届けするのが、3Dデジタルシネマのお話です。
会場内に 1,100人を収容する体験用の映画館があり、そこで『The Journey to the Center of the Earth』というアメリカの3Dシネマの上映会がありました。この作品は3Dシネマのために製作されたもので、専用の3Dグラスをかけて見るタイプの本格的な劇場映画です(隣席のおじさんが写真を送ってくれたので載せておきます)。

今後は3Dの映画館も増えることでしょう。3Dならではの面白い表現もいろいろと可能になりますし、楽しみではあるのですが、正面からでないと見えづらいことがあるというのがわかりました。まだ技術的に改善の余地がありそうです。
とはいえ、この体験上映会は長蛇の列ができるほどの大盛況で、ヨーロッパでも3Dへの関心の高さが伺えました。
追記:
この3D映画は、日本でも10月25日から全国ロードショーされるそうです。
先日の記事でお伝えした、ウォルマートの新しいインストア TV「スマートネットワーク」の詳細が発表されました。
ウォルマートでの実験を通してインストア・デジタルサイネージの最適解を見つけ出すのに総額 1,000万ドルと2年の期間を要したわけですが、新たに導入されるスマートネットワークは IPTV 技術によって全米 2,700店に散らばる 27,000枚を超えるスクリーンをモニターしつつ制御することが可能になっています。
また、買い物客が商品を選ぶ際の手助けとなるような商品情報を買い物の現場にタイミングよく届けるため、店舗ごとやスクリーンごと、あるいは曜日や時間帯ごとに最適化されたメッセージを表示させるとともに、それを見た買い物客の反応も測定できるようになります。買い物客の反応に合わせて表示内容を随時調整することにより、買い物客の利便性向上と売り上げの増加を両立できるはずです。
番組編成は Studio2 が担当。ネットワーク管理は Thomson 傘下の PRN が担当。効果測定と表示内容の最適化は DS-IQ が担当します。過去2年間の実験の中から最適なパートナー企業が選ばれました。
新しいデジタルサイネージ・システムは今月後半から導入がはじまり、2010年初頭までには全店舗への 27,000台の設置が完了する見込みです。入り口では「ウェルカム・スクリーン」が、最も人気の高い食料雑貨・化粧雑貨・電化製品の売り場では「カテゴリー・スクリーン」が、そして店内のあちこちにある棚の端部では「エンドキャップ・スクリーン」が情報を表示します。
最も効果的な広告場所を求める広告主にとって、商品が実際に購入される現場に広告を出すことの重要性は今後ますます高まってくるでしょう。ウォルマートのスマートネットワークのテストに参加したケロッグ社の副社長によれば、この新しいデジタルサイネージ・システムは目覚ましい効果を上げたそうです。
In a live event, simulcast between New York City and Bentonville, Ark., Walmart executives today unveiled the new Walmart Smart Network that will provide shoppers relevant and useful information via in-store TV.
The Smart Network will deliver customized content at the point-of-decision.
Walmart’s 1.0 network, seen here, will be replaced beginning in Sept. 2008.(Retail | Walmart releases details on new ‘Smart Network’ | Digital Signage Today より、一部引用)
旧ウォールマートTVでは天井近くに大型のスクリーンが設置されていましたが(2枚目の写真)、やはり見る人が少なかったようで、新システムでは確実に視線を捉える棚の位置に、少し小型のスクリーンを設置するようですね。しかもその棚に並んでいる商品の説明を流してくれるとあれば、消費者にとっても嬉しいのではないでしょうか。
デジタルサイネージのコンテンツのあり方として、よい見本となるような事例になるかどうか、今後の結果が楽しみです。とはいえ、実際の買い物客の反応を見ながらコンテンツを調整したり、いろいろなタイプのコンテンツを流してみて結果を比べることもできるので、今回のシステムがものすごい効果を発揮する可能性は高いのではないかと思います。
また、第1世代のウォルマートTVが PRN の所有だったのに対し、今回の第2世代インストア TV「スマートネットワーク」はウォルマート自身が費用を負担し、コンシューマーブランドの広告によって運用するという点も注目に値します。
不況に伴い消費が冷え込む中、多くの小売業者が支出を控える一方で、ウォルマートは初めてデジタルメディアへの投資を行おうとしています。今後その他の小売業者もウォルマートに追随するのかどうか。ウォルマートは11月14日に広告主らを集めたシンポジウムを行うと発表しているので、それまでには新しい「スマートネットワーク」が実際にウォルマートのショップに導入されるでしょう。大方の判断はそれを見てからということになるものと思われます。
アメリカではデジタルサイネージのコンテンツ市場が伸びているようです。
全米のオフィスビル、ガソリンスタンド、エレベーター、病院、銀行、屋外ビルボードなどにコンテンツを提供する米 Data Call Technologies社 の決算報告によると、同社の売上高は2007年の実績に比べて 180% 増の大幅な成長を記録しました。第4四半期には $1,100,000 の売り上げを見込み、黒字化を果たすという予測だそうです。
デジタルサイネージ業界でコンテンツの重要性が認識され、コンテンツ市場が活性化してきた結果と見られます。
Data Call Technologies, the US listed content provider for the Digital Signage Industry, has announced its first and second quarter results for 2008 recording siginificant increases on the previous year. The company provides content for screens in office buildings, gas stations, elevators, hospitals, banks, as well as digital outdoor billboards throughout the country.
Sales revenue for the 3 and 6 months ended June 30, 2008 were $83,745 and $154,372, respectively, compared to $47,373 and $55,413 - an increase of 77% and 180% from the same period in 2007.
(aka.tv - Data Call Increases Digital Signage Content Revenues By 180% より、一部引用)
VR(Virtual Reality:仮想現実)の次は AR(Augmented Reality:拡張現実感)です。たぶん。
これをデジタルサイネージに応用すれば、すごく面白いコンテンツができることは間違いないでしょう。
拡張現実感(Augmented Reality:AR)とは、仮想世界と現実世界を融合する技術です。現実の映像の上に、CG の3Dキャラクターをリアルタイムで合成したりすることで、架空のキャラクターが現実空間に存在しているかのように見せることができます。下のビデオをご覧ください。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=Ss4JD4id_no]
いきなり初音ミクが出てきましたが、音声合成もかなり自然ですよね。ほかにもいろいろな例があります。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=jV5ODoMs2TI]
もはや、なにがどうなっているのかわからなくなってきますね。
美術館の展示に AR を使って解説を加えたりクイズを出したりするような例もあります。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=denVteXjHlc]
いずれもかなり凝ったつくりになっていますが、ARToolkit というライブラリを利用しているようです。
ARToolKitは,ARアプリケーションの実装を手助けするC言語用のライブラリです. ARToolKitを使うと,紙に印刷されたパターンをカメラで読み取り, その上に3Dオブジェクトをオーバーレイ表示するアプリケーションが簡単に作れます. 本来は非常に敷居の高い技術なのですが,このライブラリは「難しい部分」の処理を 全てやってくれます.
また、iPhone 上で動くものも開発されているようで、タッチパネルから操作を加えることもできるようです。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=5M-oAmBDcZk&ap=%2526fmt%3D18]
紙などの他媒体に、デジタルサイネージと AR を使ったコンテンツを絡めて、OOH のクロスメディア・マーケティングなんてどうですか?
例えばこんな感じに。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=S-G8u-01t0k]
デジタルサイネージ総研ではデジタルサイネージに関するコンサルティングサービスを提供しています。ご相談はこちらまで:info@digitalsignage.co.jp
「続きはWebで」というテレビCMも当たり前になりましたね。CMで関心を持ってもらい、詳細はネットで検索してもらうというスタイルが、インターネットの普及によって可能になりました。
では、これをデジタルサイネージに応用するとどのようなコンテンツができるでしょうか?今回はそんなコンテンツを提案してみたいと思います。
テレビCMで「続きはWebで」と表示して視聴者に検索行動を促し、キャンペーンサイトへと誘導する手法を電通とヤフーが進化させた。Yahoo! JAPANで検索すると、検索結果にそのまま商品動画などを表示することができる。
(「続きはWebで」が進化した! 電通とヤフーがYahoo!の検索結果にダイレクトに商品動画を表示するサービスを開発:MarkeZine より、一部引用)
デジタルサイネージの場合は「続きは(webではなくて)携帯で」となるでしょう。なぜなら家の外で使えるインターネット端末といえば携帯電話だからです。
実際のところ、携帯電話での情報検索について調べた調査によると、広告を見て気になった情報を携帯で調べるという行動は、すでにある程度一般化しているようです。
「携帯サイト・デイリーユーザー」の70%以上が、テレビや新聞、雑誌などの広告を見聞きして携帯サイトにアクセスした経験があると回答。広告を見聞きして気になった商品について調べる際、パソコンだけでなく、携帯電話も積極的に利用していることが明らかになった。
デジタルサイネージでは一般に、じっくりと画面を見てもらうことは難しいのが現状ですが、短時間で情報を伝え切るというのもまた至難の業でしょう。そこで、短時間のデジタルサイネージで興味を持ってもらったら「続きは携帯で」ということで RFID や Bluetooth を使ってピッと情報を持って行ってもらうのがよさそうです。
歩きながらでも、気になった情報があれば携帯でピッと取ることができるので、あとからゆっくり見てもらうことが可能です。また携帯からアクセスする先のサーバーでログを取れば、広告効果の測定も簡単です。現在は携帯電話からアクセスした人の属性を取得することはできませんが、近い将来には個人情報と切り離したマーケティングデータが利用できるようになると思われます。そうした情報を蓄積して解析すれば、どのモニターがどういう属性の人に見られているかを継続的にモニターし、把握することが可能になるでしょう。カメラを使って外見から属性を推測する以外にも、いろいろと方法はありそうです。
デジタルサイネージ総研では、ほかにもいろいろなコンテンツのアイディアを提供することが可能です。コンテンツでお困りでしたらご相談下さい。
デジタルサイネージのシステムやディスプレイがどうあれ、結局のところ人々が目にするのはそこに映し出される映像=コンテンツなのだから、コンテンツが一番重要なのだ、と言われます。海外ではどのようなコンテンツ・ビジネスがあるのでしょうか。
テレビやラジオ、インターネットなど様々なメディアに天気情報を提供する AccuWeather.com は、デジタルサイネージ用にも地域別の天気予報などを提供していますが、薬局・ガソリンスタンド・待合室・タクシー・公共交通・大学・企業ロビーなど150を超えるネットワークを配信する BroadSign International Inc. との提携により、2009年のはじめには全世界の270万拠点で利用可能なモジュールとして提供されるそうです。
天気予報のほかにも、ビジネス・スポーツ・国際ニュース・健康・科学・テクノロジー・エンターテインメントなどのモジュールが提供され、すべてのデータは郵便番号コードと連動して地域ごとにカスタマイズが可能なほか、気象条件によって広告内容を切り替えるような使い方もできるそうです。
[youtube:http://jp.youtube.com/watch?v=P6t_-qsJq0w]
The integration allows any of over 150 digital signage networks running on BroadSign’s platform to display a wide variety of news on their screens. The modules feature AccuWeather.com’s weather forecasts for more than 2.7 million locations worldwide, as well as entertaining AccuWeather.com broadcast personalities, animated Doppler radars, weather icons and unique weather indices. The high-resolution graphics and videos are available in various customizable formats and multiple delivery methods to accommodate all major display types, and are fully licensed for digital signage applications.
もうひとつはこちら、オーストラリアに拠点を置く Genr8 Digital Media です。この会社では、ファッション・スポーツ・セレブリティ・ビジネス・健康・トラベル・自然など、10チャンネルの番組を1ヶ月単位で販売しており、価格は SD 画質で US$1,500、HD 画質で US$3,000〜となっています。
それぞれの番組は1時間分のショートクリップで構成され、毎月その半分以上が更新されて新しい番組と入れ替わるという仕組みになっており、契約期間中は映像データへの FTP アクセスが与えられます。
このほか、4チャンネルずつを組み合わせたお得なパッケージも用意されていて、バー・サロン・ビジネス・モール・ヘルスケアの各パッケージがそれぞれ3チャンネル分の料金で利用できるそうです。