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「ロンドン」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


動画コンテンツの視聴率~適度な動画と更新頻度が効果最大化のカギ

2009-04-18 :, , , : tsuge : 814 views

英OOHメディア企画会社のKineticによる調査で、動画のサイネージは、静止画像よりも高い視聴率・視聴時間を得られるという結果が出ました。

この調査では、実在するブランドの、3種類のバージョンのデジタルサイネージがLondon Bridge駅に11日間表示されました。ひとつは静止画像、二つ目はテキストとイラストの動画、三つ目はすべて動画で構成されたアートワークです。

注目すべきは、「動画を入れることで視聴時間が30%アップするが、さらに凝った動画にすることが必ずしも更なる視聴率アップに繋がっていない。」というKinetic社のコメントです。

また、頻繁に広告を変えるほうが、同じコンテンツを表示し続けるより効果的、という調査結果が出ており、
「いろんな広告をループさせるスタイルが、ベストの視聴率・視聴時間を得る、つまり、定期的にコンテンツや広告スタイルを変えることで、人々の関心を集めることができる」とKintetic社は分析しています。

つまり、ひとつのコンテンツに投資しすぎるのではなく、費用対効果のバランスを考え、程よく動画を入れて注目を集め、さらにコンテンツをテンポ良く更新していく、ということが、広告効果最大化へのキーポイントといえそうです。

なお、原点回帰的な視点ですが、デジタルサイネージは、印刷されたポスターに比べ、2倍の視聴率を得られ、視聴時間は60%長い、という調査結果も出ています。

(Research: animation holds attention longer から一部引用)

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SonyがScreen Media Expoで、デザイン自在な次世代video wallをデモ

2009-04-09 :, , , , , : tsuge : 1,162 views

Sonyが、video-wall 制御システムZiris Canvasの新モデルを4月7-8日のScreen Media Expoで初披露しました。

写真のように、いろんなサイズ、向き、回転角度、と自在に組むことができ、スクリーンメディアのデザイナーは、現行のほとんどのvideo wallが抱える”長方形の限界”から解放されることになります。

「video wallのインパクトは、出始めの当初とても大きくエキサイティングだったが、何年も経った今ではサイネージの普及で見る者の目が慣れてきてしまって、あっと驚かせるような効果が減っている。要は古臭くなってきている」とSony。

そこでこのCanvasですが、ほとんど無限と言っていいパターンが考えられます。

Canvasは3つのソフトから成っています。Ziris Createがコンテンツ制作とスケジューリング、Ziris Manageがネットワーク制御、Ziris Edgeが配信、です。プレイヤーには、プレイステーション3に使われているCellプロセッサが採用されています。オーディオはドルビーデジタルのサラウンド音声です。

ちなみに去年のIBCに出たバージョンはこれです:

(Sony to demo next-gen video wall at Screen Media Expoから一部引用)

おまけですが・・・
ScreenMediaExpoの紹介ビデオがちょっぴりユニークだったので動画を掲載しておきます。AppleのCMの真似ですがエピソード5まであるみたいです。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=rBUjFfzbKXI]

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英CBSと米LamarがOOH技術のグリーン化に着手 ~太陽光反射パネルなど

2009-03-05 :, , , , , , : tsuge : 660 views

オバマ大統領も環境対応政策を打ち出していますが、OOH業界でもその動きが出始めています。

CBS Outdoorは、ロンドンの地下鉄に設置したデジタルサイネージ機器が、従来のポスター形式と比べて20倍の電力を消費しているものもある、と指摘するレポートに対し、これらは全て再生可能なエネルギー(太陽・風力・バイオマスほか)により電源供給されている、と発表しました。

CBS Outdoorによる交通機関のサイネージの代表的なものには、Cross-Track Projection (XTP)や、Digital Escalator Panels (DEPs)がありますが、販促活動が環境に与える影響を調査しているNoughtilusによるレポートの中で、環境コストとの相関から、このCross-Track Projection (XTP)システムは、従来型のポスターに比べ20倍の宣伝効果をもたらす必要がある、と指摘されています。(これに対し、ロンドン市長は、地下鉄のデジタル広告の消費電力は、地下鉄全体のエネルギー消費の1%未満だと指摘。)

一方でフロリダのLamar Outdoor Advertisingは、イスラエルのMagink社による反射型デジタルビルボードを採用しています。
LEDビルボードと違い、太陽光を反射して発光、ソーラーパネルから一部電源供給を受けています。

Lamer Outdoor Advertisingが採用しているイスラエルMagnik社の太陽光反射ビルボード

Lamar社はこの技術を次はNYで試験導入することを検討中です。

CBS, Lamar turn to greener out-of-home technologyから一部引用)

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=L5FSf88HENw&NR=1]
XTP導入事例

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=IrjsR6fdGxo]
DEPの導入事例

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ヨーロッパのデジタルサイネージ事例まとめ(ムービー)

2008-12-14 :, , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , : DSI : 5,589 views

ヨーロッパでは日本よりもデジタルサイネージの導入が進んでおり、様々な事例が見られます。

以下のムービーはロンドン・アムステルダム・ドイツ各地で撮影したデジタルサイネージの事例をまとめたレポートです。
今後は生活のあらゆる場面でデジタルサイネージが使われるようになるだろうということがわかると思います。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=-PVad4zP8o8&ap=%2526fmt%3D18]

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今後、空港は完全にデジタルサイネージ化される:ヒースロー空港ターミナル5

2008-11-17 :, , , , , , , , , , : DSI : 3,740 views

今後、新しく建設される空港では、広告媒体がデジタルサイネージオンリーになるのだろうと思います。なぜなら今年3月にオープンしたロンドンのヒースロー空港ターミナル5では、従来のポスターが姿を消し、美しくデザインされた高精細のデジタルスクリーンが設置されているからです。

ヒースロー空港ターミナル5ヒースロー空港ターミナル5ヒースロー空港ターミナル5ヒースロー空港ターミナル5

この空港では、建物の設計段階からデジタルサイネージの導入が考慮されているはずで、広告枠の配置計画も含めてデザインされているため、非常に心地よい空間になっています。

表示されるコンテンツもクオリティが高く、見ていて気分のいいものが多いです。いわゆるコマーシャルというよりは、コミュニケーションあるいはインフォアートとでも呼んだ方がしっくり来るような内容です。これからの広告はこのような方向に進んで行くのではないでしょうか。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=Nyb4OB0qlFI&ap=%2526fmt%3D18]

ちなみに、このターミナルの大型 LCD モニターには全て SamsungJCDecaux のロゴが入っていました。

ヒースロー空港ターミナル5のモニターはサムスン製

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ロンドンの巨大モールに導入の新型デジタルサイネージの写真

2008-11-13 :, , , , , , , : DSI : 1,452 views

都心型ショッピングモールとしてはヨーロッパ最大となるウェストフィールド・ショッピングセンターがロンドン市内にオープン。店内の広告枠は全てデジタルサイネージだそうです。この契約を勝ち取った CBS Outdoor は、これまで交通系のみで展開してきましたが、ついにショッピングモールに進出を果たしたことになります。

総工費 16億ポンド(約 2,500億円)、売場総面積 15万平米、専門店数 265店、レストラン 50店、駐車台数 4,500台、年間利用客 2,500万人という空前のスケールで、内装もかなりゴージャスです。来年中には 14スクリーンのシネマコンプレックスやスパも併設されるそう。

デジタルサイネージとしては、下の画像のような専用筐体に入った 57インチ両面 HD タイプ 55台のほか、13m x 4.5m の超大型を含む3台の大型ビジョンなどがあり、60秒ごとのループで広告を切り替えます。

CBS Outdoor の契約は7年間で 5,800万ポンド(約 91億円)と推定され、Titan OutdoorVision Media Group など OOH メディア大手各社の競争が一段と激しさを増しています。

CBS Outdoor の最新型デジタルサイネージ

When the £1.6bn ($2.8bn) shopping centre – billed as the biggest inner-city mall in Europe – opens on 30 October, all ad opportunities will be digital.

They will include 55 specially-designed pods (pictured) with 57-inch LCD units built into both sides; other screens near entrances; and three giant billboard-scale screens. The largest of these will measure 13m by 4.5m and occupy a position above The Atrium, one of Westfield’s main public spaces, where CBS Outdoor predicts it will be seen by most visitors.

CBS Outdoor goes all-digital for new London mall より、一部引用)

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テロ対策 × リサイクル × デジタルサイネージというビジネスモデル

2008-10-30 :, , , , , , , : DSI : 805 views

イギリスから現代の世相を反映したユニークなデジタルサイネージのビジネスモデルをお届けします。

英 Media Metrica 社は、ロンドンの金融の中心である City 内に「爆弾テロ対応型リサイクルゴミ箱」100台を設置し「経済情報チャンネル」を放送する許可を得ました。

同社がロンドン市当局との間に交わした15年契約によれば、この特殊なゴミ箱を無料で設置する代わりに、同社はゴミ箱側面に設置されたデジタルサイネージを使って経済情報番組を表示することができるものとされています。

ロンドンでは IRA によるテロでゴミ箱が標的にされやすいことから路上や地下鉄駅のゴミ箱を撤去しており、新型のゴミ箱の設置を歓迎しています。Media Metrica 社では今後12ヶ月以内にデジタルサイネージ付きゴミ箱の設置を始めたいとしていますが、1台当たり 30,000ポンド(約550万円)ほどかかるためスポンサーを探しているそうです。

同社では、ロンドンを皮切りにニューヨークなどの金融街にも同様の爆弾テロ対応型ゴミ箱によるデジタルサイネージ・ネットワークを広めたいとしています。

今や世界中でテロが多発する世の中になってしまったので、こういうゴミ箱にも真剣な需要がありそうですね。ただしコストがかなりかかるので、ビジネスとして離陸させるまでがなかなか厳しそうな気もします。

A London start-up has clinched a deal to put 100 pairs of video screens broadcasting an “outdoor financial channel” on to the streets of the Square Mile.

The screens will be housed on the sides of bomb-proof recycling units for newspapers, cans and bottles, located near large employers, busy junctions and Tube stations.

Media Metrica has agreed a 15-year contract with the City of London Corporation to deploy the units free of charge in return for the right to operate the on-street information channel, which will be called Renew.

Media Metrica cleans up with City news channel より、一部引用)

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