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「事例集」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


東京スカイツリーをネタに情報発信するローカルなデジタルサイネージから学べること

2009-11-30 :, , , : DSI : 680 views

最近ちょっとづつニュースにその高さが報じられている東京スカイツリーですが、そのお膝元でローカルなデジタルサイネージの事例を見つけました。某不動産チェーンの支店なのですが、店頭にディスプレイを設置して来店を即す施策を行っています。まずは見ていただきましょう。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=I93cyqjC9V0]

こちらの店舗は交差点の角地にも不動産物件を掲出する無人のスペースがあるのですが、本店は少し奥まった場所の2階にあります。そこで人のいるお店にお客さんを誘導するためにデジタルサイネージ(実際には家庭用液晶テレビ)を利用されています。1分半ほどの映像ですが、押し付けがましい雰囲気もなくシンプルに伝えたいメッセージを発信しています。
ポイントとしては

  • 音声を使わずメッセージを発信(フリップ) 
  • 身近な人が登場(お店の看板娘)
  • 鮮度の高いネタでアイキャッチ(東京スカイツリー)
  • といったことがあげられると思います。テレビCMではない、デジタルサイネージ専用のコンテンツとしてちょっと良い印象をうけました。朝九時ぐらいに店員さんがモニターの電源を入れている店員さんに聞いてみたところ、「店長のアイデアです。」との事でした。このお店の事例のようにチェーンの本部が決められた情報を発信するだけではなく、各店舗ごとに発信したい情報を自分たちでカジュアルにつくっていくことが、これからのデジタルサイネージには必要なんでしょうね。

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    成果の出るデジタルサイネージ媒体 日本版

    2009-11-18 :, , , , , , : DSI : 1,081 views

    今年に入ってから流通系のデジタルサイネージ媒体事業が立て続けにスタートしています。イオンの場合2010年までに250店舗規模に導入、ローソンの場合2012年までに首都圏2000店舗に設置するとの事です。先日の日経新聞にも日本のセブン&アイ・ホールディングスがデジタルサイネージを開始する事がリリースされました。イトーヨーカ堂とセブン-イレブン・ジャパンの東京都内の12店に導入を行い、効果を見ながら全店への導入を検討されるようです。全国規模のチェーンストアが店舗網を生かした媒体事業を行う場合、店舗数やディスプレイの面数が媒体の力を計測する大きなファクターになります。

    新興国のように、これからチェーンストアがあらゆる業態で店舗数を拡大させていくのなら、サイネージの媒体事業化も比較区取り組み易いでしょう。店舗の拡大に合わせて、ある意味大雑把な形でも端末自体のインストールが進んでいきます。しかし、日本の場合は既にチェーンストアの業態が成熟しており、海外のメディアの言うところの「洗練された消費者」が多いため、マーケティング、店舗デザイン、VMDの観点からも検討に検討を重ねた上でなければ導入は進みません。日本のリテールサイネージの導入過程を関係者に聞くと、どちらの事業者も実証実験にはかなりの時間をかけています。そうした意味でも大規模な事例が進んでいくスピードは海外に比べると遅くなってしまいます。

    日本型のデジタルサイネージを考えた場合、面数規模の大きさだけで価値を図るのは現実的でないように思います。そのことを感じさせる事例がひとつあるので紹介します。都内にお住まいの方であればご覧になった事がある方も多いかと思いますが、山手線の池袋駅ホームにあるJR東日本ウォータービジネスさんが設置されている「mediacure(メディアキュア)」という媒体です。

    これは飲料のベンディングマシーンとデジタルサイネージを一体化させた広告媒体です。池袋という山手線の中でも乗降客数が非常に多い駅で、反対側のホームからも視認性が高まるように高輝度の46インチの液晶ディスプレイを2台設置しています。広告で興味を持った人がすぐに自販機で飲料を購入できるのが、シンプルですが良くできた仕掛けです。またブース内に設置された携帯端末リーダーを使って特定のURLに誘引するキャンペーン施策も可能です。

    システムを導入したのはPDCさんで、駅ホーム内には光ファイバー等の回線を引くことが困難だったため、3Gの回線を使ってサーバーと接続をしています。

    JR東日本ウォータービジネスさんの行った池袋駅を利用する100名に行ったアンケートによると57.2%の方がブースの存在を知っており、12.3%の方が実際に飲料を買った事があると回答しているそうです。(日経MJより引用) 非常に認知度も高く、コミュニケーションの設計もしっかりとしている事例ではないでしょうか。広告枠としては2ヶ月毎に広告主が変わる形になっていますが、販売も順調で媒体として採算ベースに乗っているようです。このようにロケーション数が少なくてもデジタルサイネージ媒体として成り立つ形のものが、ある意味日本的なデジタルサイネージと言うことができるのではないでしょうか。

    こうした局所的なサイネージ媒体が、渋谷や新宿、東京といったターミナル駅で連携していくスタイルとスケール感のあるリテールサイネージの住み分けがポイントになってくるかもしれませんね。

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    アイティア 世界3大広告賞「ONE SHOW INTERACTIVE 2009」Other Interactive Digital Media部門 Merit受賞

    2009-09-09 :, , , , : DSI : 647 views

    以前、弊社のデジタルサイネージ親睦会にも参加して頂いたアイティアさんがカンヌ国際広告祭、クリオ賞と並ぶ世界三大広告賞の一つである「ONE SHOW INTERACTIVE 2009」のOther Interactive Digital Media部門 Merit受賞を受賞いたしました。
    Sony Interactive Mega Gallary
    作品は六本木ヒルズメトロハットで実施された「Sony Interactive Mega Gallary」という作品です。最近はカンヌなどで日本のWEB系クリエイターの作品が数多く賞を獲得していますが、デジタルサイネージやOOHの関連の作品が入賞したというのはデジタルサイネージ業界としては喜ばしい事だと思います。

    早速、アイティアの中原さんにインタビューしてみました。

    ——————————————————————————————————————————————————–

    • デジタルサイネージ総研

    ありきたりな質問ですが、受賞のご感想は?

    • アイティア株式会社 取締役 中原淳氏

    嬉しいです。

    だた、制作会社としてアイティアがすごく優秀かというと、そんなことはなくて、
    どちらかというと、代理店のクリエーティブディレクター(そしてその先のクライアント)
    へのコミュニケーションに力を入れたというのが感想です。(GT内山さんはすごいです。)
    結局、あたらしい表現手法への理解がえられないと実現しないので、まだそのプレゼン
    が大変です。
    一般化すると具体的な手法の優劣になるんですけど。
    もう、そろそろ画像処理技術だけを指して、
    「これと何が違うの?」という比較への対応はやめられるかなあと思ってます。
    WEBキャンペーンだって、httpを使っているだけで、同じってわけじゃないですし。
    ——————————————————————————————————————————————————–

    との事でした。技術がある会社さんの場合は、どうしてもその技術だけにフォーカスされてしまう事に難しさがあるようですね。

    日本のデジタルサイネージの事例が海外に紹介されたケースとしてはNTTの香るサイネージなどがありますが、これからはクリエイティブなシーンからも取り上げられる事が増えてくるのではないでしょうか。高い技術力のディスプレイ産業と優れたクリエイティブが日本のデジタルサイネージをドライブする両輪になっていくと良いですね。

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    医療機関待合室デジタルサイネージの効果

    2009-06-22 :, , , , : DSI : 3,838 views

    購買ポイントの近くに設置されるデジタルサイネージは、強力なプロモーションメディアとして期待されています。今回は、(株)メディアコンテンツファクトリーさん運営の医療機関待合室サイネージ「メディキャスター」を、製薬メーカーの医療用医薬品プロモーションへ活用した事例を紹介します。

    <メディキャスターの放映風景> ※待合室で、手持無沙汰な来院者向けに放映

    mcf1

    ■医療用医薬品のプロモーションへの活用

    来院する患者は医師に自分の症状を訴え、それに対し薬(=医療用医薬品)が処方(販売)されます。つまり、薬が処方されるタイミングが製薬メーカーの購買ポイントであり、医師と患者が向きあう診察室が売り場といえるのです。
    テレビで、「その症状は病気です。医師にご相談ください。」という広告を見たことはありませんか?
    ドライアイや男性脱毛症、EDなどが代表的な例です。これは製薬メーカーによる疾患啓発広告と呼ばれるものですが、自宅でくつろいでいるタイミングで疾患情報を伝えても、なかなか医療機関に足を運ばないことが課題となっています。
    院内待合室デジタルサイネージはこの課題をクリアするメディアと言えます。来院者は待ち時間に疾患啓発広告を視聴し、気になった場合は直後の診察で即相談できるため、潜在患者を効率的に受診につなげることができます。
    <院内における疾患啓発>

    mcf2

    ■院内待合室デジタルサイネージでの疾患啓発の効果

    (株)メディアコンテンツファクトリーでは、COPD(慢性閉塞性肺疾患)について、製薬メーカーと共同で疾患啓発広告を制作・放映しました。2か月の放映終了時点で、医師へアンケート調査を行ったところ、54%の施設でCOPDの患者が増加し、放映施設平均7.7人増加しました。
    相談者:+14.1人、 検査・治療実施者:+7.7人
    この数値は、ターゲット500施設において1年間この取り組みを実施すると、その施設での直接的な売り上げ増加効果は最大3.4億円(薬価ベースでの試算、メディアコンテンツファクトリー)が見込まれ、投資対効果は10倍以上となります。また、二次的な処方や医師へのプロモーション効果など、直接的な売上には表れにくい効果も期待できます。

    ■まとめ

    デジタルサイネージでは、その場に集まる人たちの行動に合わせ、ピンポイントの情報を送ること強みといえます。今回は、視聴者である患者の関心の高い“疾患”について、広告コンテンツとして放映しました。デジタルサイネージでは、その場所・タイミングに合わせ、如何に視聴者が注目するコンテンツを広告として見せられるかが、成功のカギといえるのではないでしょうか。

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    新しいサイネージのスタイル:携帯待ち受けサイネージ

    2009-05-13 :, , , , , : tsuge : 2,359 views

    イギリスのCelltick社から”idle screen“なるものが登場しています。携帯電話の待ち受け画面をデジタルサイネージとして使おうというソリューションです。

    広告宣伝のコンテンツを、携帯が使われていないアイドル時に配信するシステムで、35を超える携帯ネットワークがこのLiveScreen Mediaを導入しています。

    ユーザー1人当たりの収益が減っている状況下、このトレンドを覆す、というのがCelltick社の狙いです。同社によると、ユーザー当たりの月間収益を、付加価値サービスで30%も引き上げることができ、またWAPやSMSなどのデータサービスの利用を20%アップさせることができる、としています。

    Celltick社として、全体で2000万人超のユーザーを抱えていて、ほとんど男性かつ35歳以下。広告は、その年齢層をターゲットし、反応のパターン統計、場所、時間帯に応じて最適化することができます。

    採用企業には、アメリカン・エクスプレス、コカコーラ、ホンダ、ユニリーバも。

    Celltick社は今年頭、LiveScreen.comという、ウェブベースの広告登録システムを立上げました。いわゆるロングテール効果を狙い、小規模の広告主を引き込む作戦です。

    携帯電話は情報端末として今度ますます発展していくことは間違いなく、携帯をサイネージ用途に使うソリューションも普及してきています。大手企業だけでなく、いろんなサイズのビジネスで、販促ツールとして活用できそうです。また商業ベースだけではなく、これからの情報発信のあり方として、いろんな可能性が考えられそうですね。

    (IN DEPTH: Micro-targeting through the mobile screen から一部引用)

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    マレーシアの小売店舗内広告市場

    2009-02-03 :, , , , , , , : DSI : 1,443 views

    ちょっと古い話題ですが、2008年11月20日にマレーシアのクアラルンプールで開催されたMalaysia Retail Media Forum 2008についてSun2Surfの記事で取り上げられていました。このForumには、広告業界関係者が200名以上参加したそうです。

    Sun2Surf: Malaysian Source for News & Lifestyle

    (Retail media an effective ad toolより一部引用)

    スーパーマーケット店舗内での広告活動の現況についての報告した人に、小売店内向けの広告企画会社マジックアドズ(MagiqADs Sdn Bhd、MagiqADs)社の創業者Sailendra Kanagasundram氏がいます。マジックアドズ社は、3Dのイリュージョン映像など小売店向け広告の企画・展開を手掛けており、2007年2月からは、3M Malaysia Sdn Bhdから独占的なライセンスを取得し、スーパーマーケットの床に貼るラミネート広告も展開しています。マジックアドズ社は、マレーシアの有力小売店Jusco、Tescoや一部Carrefour の店内広告の取り扱いを一手に担当しています。

    magicads

    Sailendra Kanagasundram氏によると、2007年のマレ-シアの小売店向け広告市場は57.8百万リンギット(約15億円)、これは国内の広告宣伝費55億リンギットの約1%に相当するそうです。消費者が購買活動を行う店舗内で広告宣伝を行う小売店向け広告市場は、広告主の注目を集める市場であり、現時点でも200百万リンギット規模の潜在市場があるそうです。加えて、新設のスーパーマーケットやショッピングモールにより、今後も年率2~3%の成長も期待出来ると考えられています。しかし、市場拡大のための課題もあります。

    “However, the effectiveness of each in-store activity is difficult to measure. There are methods of measuring the revenue-on-investments of each in-store activity to help marketers maximise their in-store activity investments.”

    この課題はデジタルサイネージにも該当しますが、日本では黎明期の市場ゆえ、効果測定のロジックも方法論の確立は、業界関係者の至急の課題でしょう。

    なお、Sailendra Kanagasundram氏の発表内容については、AdoiMagazine.comで詳しい記事がありますので、ご参考にして下さい。

    MALAYSIAN RETAIL MEDIA FORUM 2008: A QUICK SNAPSHOT OF THE MALAYSIAN RETAIL MEDIA SCENE…

    (AdoiMagazine.comより一部引用)

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    3Mから画期的販促ツール、バーチャルマネキン型スクリーン

    2009-01-28 :, , , , , : tsuge : 3,649 views

    3Mは1/14-17にロンドンBETT2009で初披露したバーチャルマネキン技術を2/3-5にアムステルダムで開催されるISEに出展します。

    このバーチャルマネキンは3MのVikuiti™リアプロフィルム技術によるもので、例えば店頭で、録画された店員の映像に基づいて、5ミリ厚のVikuitiフィルムが、レーザーで店員の上半身のサイズと形そのままにカットされます。フィルムはその状態で店頭に設置され、下半身が映し出されるしくみになっています。映像はリアプロで映し出され、音声もマネキンの足の部分に設置されたスピーカから聞こえてくる、というしかけです。5ミリ厚で軽量なので自立型の設置に適しています。4:3と16:9のフォーマットが選べ、60インチから95インチ(対角)まで対応可能です。
    3M

    「POS市場は変貌を遂げていて、この業界に注目する広告業者には、アイデアと創造力次第でチャンスは無限に広がっている」と3MのOptical Systems divisionのEU Marketing ManagerのLoyd Cole氏は語っています。「人体、アニメのキャラクター、その他想像上のかたち、どんな形にも対応可能。店頭でのコミュニケーション型販促ツールとして画期的な媒体。」と続けていますが、コミュニケーション機能の拡張も期待でき、店頭だけでなく、あらゆる分野に活躍の場を広げそうです。

    この不況下、例えばパソコンなどは完全に激安競争の渦の中で、新技術への視線は冷え切っていますが、この3Mのような新技術が出てくることは業界の先行きの明るさを示しています。実際、この不景気の中でもデジタルサイネージ分野は比較的堅調で、09年のDOOH向けモニタ出荷は前年比44%増(Display Search)とのことです。経済事情により、車から電車に乗り換える人が増え、車内広告の視聴率が上がることや、ファストフードチェーンでのDOOH需要の高まりを予測しています。

    3M Demonstrating Virtual Mannequin at ISE 2009 から一部引用)

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