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「事例集∩アジア」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


マレーシアの小売店舗内広告市場

2009-02-03 :, , , , , , , : DSI : 1,462 views

ちょっと古い話題ですが、2008年11月20日にマレーシアのクアラルンプールで開催されたMalaysia Retail Media Forum 2008についてSun2Surfの記事で取り上げられていました。このForumには、広告業界関係者が200名以上参加したそうです。

Sun2Surf: Malaysian Source for News & Lifestyle

(Retail media an effective ad toolより一部引用)

スーパーマーケット店舗内での広告活動の現況についての報告した人に、小売店内向けの広告企画会社マジックアドズ(MagiqADs Sdn Bhd、MagiqADs)社の創業者Sailendra Kanagasundram氏がいます。マジックアドズ社は、3Dのイリュージョン映像など小売店向け広告の企画・展開を手掛けており、2007年2月からは、3M Malaysia Sdn Bhdから独占的なライセンスを取得し、スーパーマーケットの床に貼るラミネート広告も展開しています。マジックアドズ社は、マレーシアの有力小売店Jusco、Tescoや一部Carrefour の店内広告の取り扱いを一手に担当しています。

magicads

Sailendra Kanagasundram氏によると、2007年のマレ-シアの小売店向け広告市場は57.8百万リンギット(約15億円)、これは国内の広告宣伝費55億リンギットの約1%に相当するそうです。消費者が購買活動を行う店舗内で広告宣伝を行う小売店向け広告市場は、広告主の注目を集める市場であり、現時点でも200百万リンギット規模の潜在市場があるそうです。加えて、新設のスーパーマーケットやショッピングモールにより、今後も年率2~3%の成長も期待出来ると考えられています。しかし、市場拡大のための課題もあります。

“However, the effectiveness of each in-store activity is difficult to measure. There are methods of measuring the revenue-on-investments of each in-store activity to help marketers maximise their in-store activity investments.”

この課題はデジタルサイネージにも該当しますが、日本では黎明期の市場ゆえ、効果測定のロジックも方法論の確立は、業界関係者の至急の課題でしょう。

なお、Sailendra Kanagasundram氏の発表内容については、AdoiMagazine.comで詳しい記事がありますので、ご参考にして下さい。

MALAYSIAN RETAIL MEDIA FORUM 2008: A QUICK SNAPSHOT OF THE MALAYSIAN RETAIL MEDIA SCENE…

(AdoiMagazine.comより一部引用)

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世界同時開催の映画祭、デジタルサイネージ・ネットワークを活用

2008-12-22 :, , , , , , , , , , , : DSI : 3,175 views

世界中の地下鉄、バス、空港などのデジタルサイネージ・ネットワークを使ったフィルム・フェスティバルが開催されます。

来年5月に開催される Art By Chance はアメリカ、カナダ、トルコ、オランダ、ドイツの 15都市で同時開催され、通勤客などに 30秒間のサイレント・ムービーによるアートを提供します。

現在作品を募集中で、応募期限は 2009年3月20日です。30秒間の無音のムービーで、広告やプロモーション以外のコンテンツであれば応募できます。

今年9月にもトロントでデジタルサイネージ・ネットワークを使った映画祭が開催されていますが、日本はまだ参加できる状況にないのが残念ですね。

デジタルサイネージが受け入れられるためには、広告だけではなくアートイベントでの活用など市民にエンターテインメントを提供するような仕掛けも有効だと思います。

Art By Chance

Organisers of the Art By Chance festival, scheduled to take place in May in 15 cities across the U.S., Canada, Turkey, the Netherlands and Germany, say it “will present urban dwellers with stimulating content, thus colouring the time slices that are usually considered dead”.

Out-of-home film festival aimed at commuters より、一部引用)

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トルコのデパート大手が導入した 64面ビデオウォールの写真

2008-11-29 :, , , , , , : DSI : 1,757 views

トルコ全土の 11県に 42店舗を展開し、年間 2,800万人の買い物客を迎えるデパート大手の Boyner は、年内に 20店舗にデジタルサイネージを導入します。

導入第1号はアンカラの Panora Shopping Center で、フィリップス製の 42インチ液晶ディスプレイ64枚を連ねたビデオウォールです。

デジタルサイネージはショッピングモールの標準設備になってきた感がありますね。

64面ビデオウォール64面ビデオウォール

Boyner, a leading department store with 42 stores and eight discount stores in 11 different provinces all over Turkey has selected TVeez Marketing Intelligence solution in its stores. The implementation is planned for 20 stores by the end of the year.

TVeez installs massive 64-screen video wall より、一部引用)

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OOH Media 社がレストランネットワークを拡大:インドのデジタルサイネージ

2008-11-21 :, , , , , , : DSI : 561 views

インドでは驚くべきスピードでデジタルサイネージの導入が進んでいます。インド全土に 5,000台のディスプレイを設置する OOH Media 社はレストランのデジタルサイネージネットワークの展開を進めます。

レストランチェーン Blue Foods の店舗にモニター 100台を設置するもので、ムンバイやバンガロール、デリなど外食率の高い都市を網羅しています。これにより、OOH Media 社のレストランネットワークは 560スクリーンに拡大されます。

コンテンツは 12分間のループで構成され、8分間は広告を流し、4分間はミュージックビデオ、ムービープロモーション、コンテストなどのコンテンツを流します。

The deal will bring OOH Media’s restaurant estate to some 560 screens. In total the company has more than 5000 displays across a range of venue types.

OOH Media adds sites in India’s top restaurant cities より、一部引用)

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中国 Focus Media 第3四半期決算:急成長はいつまで続くのか

2008-11-18 :, , , , , , , , : DSI : 704 views

米ナスダック上場の中国最大のデジタルサイネージ企業 Focus Media 社の第3四半期の売上は前年比 64%増の2億2,480万ドル(約218億円)で、5,130万ドル(約50億円)の利益を計上しました。

売上の3分の2に当たる 1億5,380万ドル(約150億円)をデジタル OOH 広告が稼ぎ出しており、残りがインターネット事業からの売上となっています。デジタル OOH 広告のみでも前年比 62.4% の売上増となりました。

中でも最大の売上を占める商業施設ネットワークは前年比 44.1%増の 9,310万ドル(約90億円)。一方インストア・ネットワークは 1,680万ドル(約16.3億円)となっています。

今年始めに CGEN を買収したこともあり、インストア・ネットワークは前年比 136.6%の成長となっていますが、最大のパフォーマンスを示したのはマンションのエレベーター内に設置するポスターフレーム(写真)のネットワーク(デジタル/非デジタルを含む)で、前年比 90.6%増の 4,400万ドル(約42.7億円)でした。

Focus Media 社では現在、商業施設ネットワークに 12万台の LCD モニターとデジタルフレーム、インストア・ネットワークに 5.6万台、住宅用ポスターフレームネットワークに 27.3万台の非デジタルフレームと 2.9万台のデジタルフレームを展開しています。

第4四半期の売上は微減の 1.9〜2億ドル、利益は微増の6,000〜6,100万ドルを見込んでいますが、2009年は世界的な不況の影響を免れないだろうということです。

Poster Frame Network

NASDAQ-traded Focus Media Holding saw revenue grow 63.7 percent year-on-year to $224.8m during the quarter ending on 30 September, producing a profit of $51.3m.

Focus thrives in third quarter, but worries about 2009 より、一部引用)

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太陽電池駆動の巨大 LED スクリーン:デジタルサイネージ大国、中国の先進事例

2008-11-12 :, , , , , , , , , , , , , , : DSI : 2,086 views

世界でもデジタルサイネージの成功事例が最も多いと思われる中国ですが、北京には名実共に世界最先端の事例があります。

この Xicui エンタテイメント・コンプレックス・ビルでは、道路に面した壁面が丸ごと LED パネルとなっています。その面積は 2,200平方メートル。「Greenpix Zero Energy Media(グリーンピクス・ゼロエナジー・メディア)」と名付けられたこの巨大なデジタルサイネージは、その名の通り消費電力ゼロで動作するメディアウォールとなっています。

Flash Player 9 以上をインストールしてください。

驚くべきことに、このシステムはすべてソーラーパワーで動いており、パネルのガラス自体に組み込まれた太陽電池が昼間の太陽光を電力として蓄え、そのエネルギーを使って夜間に映像を映し出す仕組みを実現しています。

Zero Energy Media Wall
ガラスに埋め込まれた太陽電池パネル

世界トップクラスの建築とエンジニアリングの専門家が集まって設計したこの建物は、デジタルサイネージの事例としてだけでなく、建築業界や太陽電池業界など多方面からの注目を集めています。

こうした最先端のプロジェクトを進める場合、ニューヨークでは「この技術にはすでに実績があるのか?」と聞かれるのに対し、中国では逆に「間違いなく世界で初めての試みか?」と確認されるそうで、この国には新しいものに挑戦したいというメンタリティが顕著なのだそうです。

オリンピックのおかげもありますが、中国の勢いには圧倒されますね。

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フィリピン最大のデジタルサイネージ企業 IDDI 社の会長が急遽来日します

2008-11-07 :, , , , , , , , , , : DSI : 1,166 views

フィリピン最大のデジタルサイネージ運営会社 IDDI 社の大株主であり会長の JJ Samuel A. Soriano 氏が来週、日本を訪れます。

同社への出資に興味をお持ちの方は、デジタルサイネージ総研がミーティングをアレンジしますので至急ご連絡ください(通訳も付きます)。

フィリピン最大のインストア・デジタルサイネージ企業 IDDI 社の広告メディア

南国フィリピンでは、ハイパーマーケットやショッピングモール内の快適な環境で長時間を過ごす人々が増加しており、同国内に約 1,000台のインストア・デジタルサイネージ広告ネットワークを展開する IDDI(In-store Digital Display International, Inc.)社の年間視聴者数はのべ2億人に達しています。

店内に設置された IDDI 社のディスプレイ

IDDI 社では今年6月にも業界大手のSMグループが展開するSMハイパーマーケットと契約を結び、ワトソンズ、ウエスタン・ユニオン、ルスタンズ・スーパーマーケット、ショップワイズ・ハイパーマーツなどに設置済みの約500台に加えて新たに 550台のモニターを設置しています。DailyNNA 誌の記事によれば、2008年の売上高は100万米ドルを超える見込みで、シンガポールやマレーシアなど周辺諸国へも進出中。

以前の記事でもご紹介した通り、IDDI 社は今年1月には東京海上投資管理有限公司(香港)から1億円相当の出資を受けていますが、国内外での事業展開を加速するために、新たな資金調達を計画しています。

詳細はデジタルサイネージ総研までお問合せください。この機会をお見逃しなく。

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