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「製品情報」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


キーパーソンインタビュー 新たなASPサービスを提供開始 ソニー株式会社

2010-02-12 :, , , , , , : DSI : 605 views

毎回デジタルサイネージ業界で先進的な取り組みをされている企業のキーパーソンにインタビューする「デジタルサイネージキーパーソンインタビュー」。第6回である今回は、先日デジタルサイネージASPサービス「ASP pro」、「ASP Entry」をリリースされたソニーの相澤さん、坂尾さん、植田さんにお話を聞いてきました。

DSI 液晶テレビやノートパソコンなどのコンシューマー向けの製品を多く扱っているメーカーであるソニーさんはどのようなスタンスでデジタルサイネージ事業に取り組んでいらっしゃるのでしょうか?

坂尾さん デジタルサイネージはこれから成長が期待される分野です。 デジタルサイネージのビジネスは、ソニーのB2B事業の中で、サービス&ソリューション事業部に位置づけられ、ソニーの持つディスプレイなどのハードウェアとサービスを組み合わせお客様のニーズにあわせたソリューションを提供していきたいと考えています。これまでの取り組みの中ではアドバタイジングサービスとしてソニーが運営する専用チャンネル「ミルとくチャンネル」が比較的大きくとりあげてられていますが、広告配信サービスだけでなく、ソニーとしてお客様の様々なご要望にこたえられるようトータルなサービスを提供させていただくというスタンスになりますね。

サイネージビジネス部ソリューション事業統括課長 坂尾さん

DSI デジタルサイネージに関する取り組みはいつ頃からスタートしているのですか?

相澤さん 2002年からネットワークプレーヤーという製品をリリースしています。当時からデジタルサイネージという言葉を使い、製品ラインナップを展開する企業としては早い取り組みだったのではないでしょうか。その当時は「デジタルサイネージ」に関する認知度がまだ低く、なかなか理解いただけないこともありましたね。現在は、お客様の認知も高まり、おかげさまで多くの事例に取り組ませて頂き、社内でノウハウも蓄積されるようになってきています。


サイネージサービス部サービス事業企画課ビジネスプロデューサー植田さん(左)サイネージビジネス部メディア事業課統括課長 相澤さん

DSI 現在御社の手がけているデジタルサイネージに関する製品やサービスを簡単に教えて頂けますか?

植田さん ソニーではこれまで大きく分けると3つのソリューションを提供してきました。従来から取り組んでいる、自社でデジタルサイネージを運用されるお客様向けの機器販売、弊社が運用を手がける「マネージド(運営受託)サービス」、デジタルサイネージの広告出稿を希望されるお客様向けの「アドバタイジングサービス」になります。そして今回、新たにASPサービスを発表させていただきました。

DSI 3つのソリューションがある中で、新しいASPのサービスはどういった位置づけになりますか?

坂尾さん 今まで機器販売で提供してきたデジタルサイネージプレーヤー「VSP-NS7」は数台から200台までの配信に対応した製品なります。2008年からは最大10,000台までの広域・多拠点にコンテンツ配信が可能なデジタルサイネージプラットフォーム「BEADS」を開発し、運営受託サービス、アドバタイジングサービスを提供開始しました。
これまでサーバー構築費などの初期導入コストがデジタルサイネージの導入の大きな導入障壁になっていましたが、ネットを活用しながらセキュアなコンテンツ配信が可能な「BEADS」のテクノロジーをベースに、より簡単・スピーディに運用していただくために今回新たにASPタイプのサービスを提供する運びになりました。

DSI 確かにデジタルサイネージの可能性に興味を持っていただいても、初期導入コストの高さで導入を躊躇されてしまう企業も多いですからね。

坂尾さん はい。本来であればデジタルサイネージを利用すれば、もっと効率的な情報配信や販促が行える企業様が、導入に踏み切れていないという問題を解決するために生まれたのが今回の「ASP Pro」と「ASP Entry」なんですね。

DSI 「ASP Pro」の特徴はズバリどんなことでしょうか?

相澤さん 広告媒体としてのデジタルサイネージ運用に関しては、編成担当者、広告代理店、コンテンツ制作会社といった様々な方が携わる事になります。現場のオペレーションやワークフローの最適化に徹底的に拘ったことが大きな特徴です。「ASP Pro」では、Webブラウザー経由で、離れた場所にいるそれぞれの担当の方が効率的に業務を行える仕組みになっています。編成を決めたあと、制作会社が制作したコンテンツを登録し、広告代理店が承認して、最終的に入稿をチェックするといった一連の流れを「ASP Pro」を使って行うことができます。また、広告配信を意識し、広告主の競合CMが並ばないようにしたり、自動車CMのあとにアルコール関連CMが流れないようにするなど、コンテンツのメタデータを活用することにより、ヒューマンエラーを回避できるようにしています。


ASP_Pro管理画面

DSI 「ミルとくチャンネル」で御社が広告媒体事業を行って蓄積したノウハウが詰まっているということですね。

坂尾さん そうですね。現場でデジタルサイネージに関わる方がより効率的に作業を行える事をテーマにしていますので、ASP Proを交通広告や放送関連の事業者様などにご利用いただければと考えています。

DSI もうひとつの「ASP Entry」はどんなサービスなのでしょうか?

植田さん 流通チェーンや飲食店、文教、金融向けのサービスで、「コンテンツクリエイター for BEADS」を使って簡単にコンテンツ制作・配信ができることが最大の特徴ですね。最初から業種や用途に応じたテンプレートが用意されていますので、デジカメで撮影した商品写真などを選択して、コメントを記入するだけで配信の準備ができてしまいます。時刻設定→パターン選択→コンテンツ入力→確認という短いステップで、パソコン操作が苦手な方でもデジタルサイネージを利用することができます。


実際に「コンテンツクリエイター for BEADS」デモ画面を見せていただく

DSI ホントに簡単ですね!特に流通の現場では「うちのスタッフはワードしか使えないからデジタルサイネージのソフトを覚えるのは無理」といった事や配置転換が頻繁にあるのでこの簡単さは現場向きですね。あとテンプレートに店員さんの顔写真が入るものはいいですね。

植田さん チェーン店の場合、全店で統一的に配信しないといけないメッセージと、例えば、雨が降ってきているから「雨の日サービスを告知しよう!」といったローカルなメッセージの両方が必要になります。デジタルサイネージの特徴であるタイムリーな情報配信に、ツールの使いやすさは必須ですね。


「コンテンツクリエイター for BEADS」で作成したサンプル画像

相澤さん 実際に利用している店舗でも、使っていただくうちに写真撮影なども含めて、訴求内容が分かりやすくなり、さすがだなと感心させられました。スタッフの方も自分の写真が掲載されることで、責任感も出てくるといった話も聞こえてきます。簡単に操作できるからこそ通常業務の一環としてデジタルサイネージを活用いただけるのだと思います。

坂尾さん 簡単に使えることと高度な機能は常にトレードオフの関係にありますが、「ASP Entry」は名前の通りこれからデジタルサイネージをはじめて頂く方向け、「ASP Pro」は広告事業をされているプロフェッショナルな向けと利用用途を想定しています。

DSI リリースを発表されてからの反響や今後の目標を教えてください。

坂尾さん はい。おかげさまでリリース直後から引き合いを頂いております。富士キメラ総研の調査によれば2012年のデジタルサイネージの市場規模は829億と予測されていますが、弊社としては市場の拡大に合わせて2010年中にASPのサービスを利用するデジタルサイネージが1000面程度になることを目標としています。弊社の3つのサービスの柱に新たな「ASP Pro」、「ASP Entry」をあわせてお客様のニーズにマッチしたデジタルサイネージを提供していきたいですね。

簡単にまとめ
前回は「ミルとくチャンネル」についてお話を聞かせて頂きましたが、そこで実際に広告事業を媒体主としてオペレーションされる中で蓄積されたノウハウが今回のASPサービスに活きているように思いました。現在多くの事業者さんからASPタイプのデジタルサイネージサービスが提供されていますが、そのことがソニーさんのひとつの強みになっていると思います。どんなITのツールでも実際に使うスタッフの方が「面倒だなぁ・・・」と思ってしまうと途端に使われなくなってしまいますので、「現場で使ってもらう」ことを意識したサービスは大事ですね。エントリータイプは月額7,560円とお求めやすい価格になっているので、流通系のチェーン店さんなどにも受け入れられやすそうですね。

<サービスに関するお問い合わせ:>

ソニーブロードバンドソリューションOfficial Web:http://www.sonybs.co.jp/beads/
業務用商品相談窓口:0120-788-333

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SonyがScreen Media Expoで、デザイン自在な次世代video wallをデモ

2009-04-09 :, , , , , : tsuge : 1,167 views

Sonyが、video-wall 制御システムZiris Canvasの新モデルを4月7-8日のScreen Media Expoで初披露しました。

写真のように、いろんなサイズ、向き、回転角度、と自在に組むことができ、スクリーンメディアのデザイナーは、現行のほとんどのvideo wallが抱える”長方形の限界”から解放されることになります。

「video wallのインパクトは、出始めの当初とても大きくエキサイティングだったが、何年も経った今ではサイネージの普及で見る者の目が慣れてきてしまって、あっと驚かせるような効果が減っている。要は古臭くなってきている」とSony。

そこでこのCanvasですが、ほとんど無限と言っていいパターンが考えられます。

Canvasは3つのソフトから成っています。Ziris Createがコンテンツ制作とスケジューリング、Ziris Manageがネットワーク制御、Ziris Edgeが配信、です。プレイヤーには、プレイステーション3に使われているCellプロセッサが採用されています。オーディオはドルビーデジタルのサラウンド音声です。

ちなみに去年のIBCに出たバージョンはこれです:

(Sony to demo next-gen video wall at Screen Media Expoから一部引用)

おまけですが・・・
ScreenMediaExpoの紹介ビデオがちょっぴりユニークだったので動画を掲載しておきます。AppleのCMの真似ですがエピソード5まであるみたいです。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=rBUjFfzbKXI]

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3Mから画期的販促ツール、バーチャルマネキン型スクリーン

2009-01-28 :, , , , , : tsuge : 3,688 views

3Mは1/14-17にロンドンBETT2009で初披露したバーチャルマネキン技術を2/3-5にアムステルダムで開催されるISEに出展します。

このバーチャルマネキンは3MのVikuiti™リアプロフィルム技術によるもので、例えば店頭で、録画された店員の映像に基づいて、5ミリ厚のVikuitiフィルムが、レーザーで店員の上半身のサイズと形そのままにカットされます。フィルムはその状態で店頭に設置され、下半身が映し出されるしくみになっています。映像はリアプロで映し出され、音声もマネキンの足の部分に設置されたスピーカから聞こえてくる、というしかけです。5ミリ厚で軽量なので自立型の設置に適しています。4:3と16:9のフォーマットが選べ、60インチから95インチ(対角)まで対応可能です。
3M

「POS市場は変貌を遂げていて、この業界に注目する広告業者には、アイデアと創造力次第でチャンスは無限に広がっている」と3MのOptical Systems divisionのEU Marketing ManagerのLoyd Cole氏は語っています。「人体、アニメのキャラクター、その他想像上のかたち、どんな形にも対応可能。店頭でのコミュニケーション型販促ツールとして画期的な媒体。」と続けていますが、コミュニケーション機能の拡張も期待でき、店頭だけでなく、あらゆる分野に活躍の場を広げそうです。

この不況下、例えばパソコンなどは完全に激安競争の渦の中で、新技術への視線は冷え切っていますが、この3Mのような新技術が出てくることは業界の先行きの明るさを示しています。実際、この不景気の中でもデジタルサイネージ分野は比較的堅調で、09年のDOOH向けモニタ出荷は前年比44%増(Display Search)とのことです。経済事情により、車から電車に乗り換える人が増え、車内広告の視聴率が上がることや、ファストフードチェーンでのDOOH需要の高まりを予測しています。

3M Demonstrating Virtual Mannequin at ISE 2009 から一部引用)

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LG 製ストレッチ LCD を使ったデジタルメニューボード

2008-12-30 :, , , , , , , : DSI : 2,687 views

LG が出している超横長ディスプレイ「Stretch」を使ったデジタルサイネージの事例です。どれぐらい横長かというと38.1 インチで幅が324mm、高さが983mmです。

ストックホルムのフレンチレストランのメニューボードに使われているのですが、見慣れない縦横比の画面が新鮮です。今までのディスプレイではどうしてもテレビっぽくなってしまうため、インテリアデザイナーにとっては「使える」ディスプレイになるかも知れません。

LG Stretch

LG は円形や楕円形のディスプレイなども開発していましたね(LGディスプレイ、円形・楕円形ディスプレイを開発)。デジタルサイネージには様々な用途があるため、それぞれに特化したディスプレイなどハードウェアも多様化の余地があり、テレビ向けパネルとは違ったビジネスチャンスがあるのではないかと思います。

LG の円形ディスプレイ

Using special new ‘long stretched displays’ from LG - the company has created a unique look and feel that fits perfectly into the modern interior fittings of the venue.

Instoremedia Builds Digital Menu With LG’s Stretched LCDs より、一部引用)

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陳列棚に後付け可能なスライド式デジタルサイネージ SlideBuy

2008-12-28 :, , , , , , , : DSI : 871 views

アメリカの情報キオスク端末メーカー Frank Mayer は、店舗向けデジタルサイネージ端末として、スライド式のモニターを発表しました。

既存の陳列棚に取り付けることができ、左右にスライドさせることで商品を取り出すことができる仕組みになっています。タッチパネルと専用のソフトウェアが付属します。特許出願中だそうですが、確かにスライド式というのは見たことがないですね。

SlideBuy

The SlideBuy System allows for customizable frames, software and can accommodate various monitor sizes. Placed on existing store shelving, the SlideBuy glides back and forth allowing easy product access.

SlideBuy product display to be launched by Frank Mayer at KioskCom より、一部引用)

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米配信ソフト大手の Stratacache が SaaS 型に転向

2008-12-01 :, , , , , , : DSI : 792 views

米デジタルサイネージソフトウェア大手の Stratacache 社は、同社の配信ソフトウェア ActiVia for Media を2009年1月1日から SaaS(Service as a Service)型で提供します。

ソフトウェアをインストールすることなく、サーバー側に用意されたソフトウェアを月額料金で利用する SaaS 型のデジタルサイネージソフトウェアは近年増えており、以前にもご紹介したように様々なメリットがあると言われています。

Stratacache 社では来年3月まで乗り換えキャンペーンを展開しますが、すでに大手ネットワークに導入されている non-SaaS 型の提供も引き続き行うということです。

ActiVia for Media

Stratacache is the latest digital-signage technology supplier to turn to the software-as-a-service (SaaS) model.

From 1 January it will offer its ActiVia for Media system as SaaS, with users paying a monthly fee per connected media player. A special deal will be offered during the first quarter for users switching from other digital-signage technologies.

Stratacache to launch SaaS version of ActiVia より、一部引用)

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台湾メーカーからも手のひらサイズの超小型プロジェクターが発売

2008-11-30 :, , , , , : DSI : 1,305 views

先週、3M 社の手のひらサイズプロジェクターを紹介したばかりですが、クリスマス商戦に向けて台湾のメーカー Optoma からも超小型プロジェクター PK101 が発売されます。

Optoma PK101

コントラスト比は1000対1、投影できる映像のサイズは 6インチ〜66インチ相当で、iPodや携帯電話機,PDAなどのコンポジット信号を出力できる機器が接続可能とのこと。

面白いガジェットですね。携帯電話や PDA に搭載される日も近いかも知れません。

外形寸法は105mm×51mm×17mmとポケットに入るほど小さく,2次電池を含む重さは120gとiPodシリーズの「iPod touch」並み。光源のLEDの寿命は2万時間とする。動作モードには,「通常」と「省電力」の二つがある。通常モードでは明るさが10lmで,省電力モードでは同5lmほど。消費電力はそれぞれ4.8Wと3.5Wとする。省電力モードの場合,内蔵するLiイオン2次電池だけで連続2時間動作する。フル充電にかかる時間は4時間ほどだという。充電はACアダプター,あるいはmini USBを介して充電する。

「DLP Pico」を採用した超小型プロジェクターの国内販売がいよいよ開始 より、一部引用)

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