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「調査」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


2012年には新規デジタルサイネージの 40% が SMS 対応になる

2008-12-26 :, , , , , : DSI : 658 views

日本ではかなり初期から携帯電話でも電子メールが使えたため普及しなかった SMS(ショートメッセージ)ですが、日本以外の地域では非常に一般化している携帯電話の機能で、最近はリテールを中心に SMS を使ったインタラクティビティを組み込んだデジタルサイネージが増えています。

Bluetooth や RFID、Wi-Fi などのほかの技術と比べても操作が簡単で携帯電話への搭載率も高いことから、2012年までには新たに設置されるデジタルサイネージの4割が SMS 対応になるとの調査結果(www.multimediaintelligence.com)が発表されています。SMS 以外のテクノロジーも含めた数字ではワイヤレス対応のデジタルサイネージがすでに 17万台にも及び、今後ますます増加するとの予測です。

実際、2007年にはわずか 5%に過ぎなかった対応率が 2008年には 15%にまで急増しているとのこと。先日の米大統領選挙の際には、タイムズスクエアのビルボードにオバマ氏を支援する人々からのテキストメッセージが表示されました(下の写真)。

デジタルサイネージにインタラクティブな機能が備わることは必然的な流れと考えられますが、SMS がその最有力な手段と見られているようです。携帯電話では日本だけがガラパゴスになってしまっていると言われますが、今のところデジタルサイネージでも日本はちょっと特殊な展開をしていますね。

ただ、RFID やモバイル決済では日本が突出しているので、その強みをうまく活かして行きたいものです。いずれは世界中の携帯電話が日本のケータイのようになるでしょうし、モバイル決済が一般化すればすべての OOH メディアが Point-of-Sales メディアになりえます。

Obama Minute

Nearly half of all new digital-signage displays will use SMS text messaging for interactivity by 2012, according to researcher MultiMedia Intelligence.

Txt 2 b top 4 ntwrks より、一部引用)

ほかにもいくつか面白い数字が発表されています(www.multimediaintelligence.com)。

  • サーバーからデジタルメディアプレイヤーへの接続の 90% が Ethernet 経由である
  • 2012年までには新たに設置されるデジタルサイネージの 70% が HDMI 接続になるだろう
  • 2008年のケーブリング関連の売上は1億7,000万ドル(約162億円)に達する
  • 2008年にドイツで新たに設置されたデジタルサイネージ・ディスプレイの数は 5,000台になるだろう
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デジタルサイネージ・ショーケース(事例集)がリニューアル

2008-12-15 :, , , , , : DSI : 1,713 views

デジタルサイネージ・ショーケースが新しく充実しました。国内外のデジタルサイネージ情報がより効率よく把握できる構造になっています。

国別の最新事例、コンテンツ、ビジネスモデル、視聴率・効果測定、市場予測、広告以外の活用事例の最新情報が随時更新されて一覧表示されます。

現時点で 250件を超える国内随一のデジタルサイネージ関連記事データベースをどうぞご活用ください。

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世界の最新デジタルサイネージ市場予測:米国市場、欧州市場ほか

2008-11-07 :, , , , , , , : DSI : 3,891 views

最近発表された4つの予測資料によると、デジタルサイネージのハードウェアおよび OOH ビデオ広告市場の先行きは明るく、2012年まで堅調な成長が期待できるとのことです。

今年の世界のデジタルアウトオブホーム市場は 12.8%の成長で 61.1億ドル(約6,000億円)に達する見込み。昨年の 22.6%よりは鈍化したものの、2007年から2012年までの平均成長率は 14.5%との予測です(PQ Media 調べ)。

The forecasts for digital signage hardware and out-of-home (OOH) video advertising sales recently issued by four independent research firms paint a bright picture for an industry that has emerged as the dynamic Fourth Screen in communications and advertising.

Studies Forecast Steady Growth in Digital Signage Hardware and Advertising Sales より、一部引用)

アメリカ市場

世界の 40%近くを占める米国のデジタルサイネージ市場は、昨年比 11.2%の成長となる 24.3億ドル(約 2,300億円)で、今後はロシア、インド、中国、ブラジル、オーストラリアといった国々の成長により米国の比重は低下するものと予想される。

アメリカでは今年 8.1%の成長となるビデオ広告ネットワークが OOH 市場の中で最大の割合を占め、これにはデジタルビルボードやアンビエント広告プラットフォームも含まれるが、単体では 28.2% 成長のデジタルビルボードが最も高い成長率を示しており、2012年まで引き続き 20%台を維持する見込み。一方アンビエント広告プラットフォームや場所ベース(place-based)メディアは今年 6.8%の成長率となった。

景気減退の影響については、広告業界ですでに始まっているメディアシフトがさらに加速し、デジタル OOH への遷移が促進されるとの見方が出ている。広告主は広告への出費を控えるだけでなく、より効果的な方法を求めているため。

ヨーロッパ市場

ヨーロッパ市場に関する別の調査(Goldmedia 調べ)では、2007年からの5年間でデジタル OOH 広告の売上高は 約 204百万ドル(約 200億円)から 797百万ドル(約 780億円)へと4倍増し、OOH 広告市場全体の1割程度を占めるまでになるとの予測。また従来の広告媒体のうち、今後5年間に広告費の増加が見込めるのは OOH セクションのみという予測結果となっている。

テクノロジー市場

MultiMedia Intelligence 発表の調査によれば、今年のデジタルサイネージ用ディスプレイの出荷台数は 34%増の 110万台に上り、2012年までには 230万台に達する見込み。2009年には成長の鈍化が予想されるものの、2010年には二桁台の成長を回復すると見られる。今年はオリンピック需要の後押しを受けて中国がついに米国を抜いてトップとなった。業種別のトップ3はリテール、交通、レストラン&バーとなっており、教育や企業内コミュニケーション用も伸びているという。

関連市場

ソフトウェア、ハードウェア、および設置や運用サービスまでを含めた包括的な調査(ABI Research 調べ)によると、2008年から2013年のアメリカ市場は 641百万ドル(約 630億円)から 14億ドル(約 1350億円)近くにまで成長する。今後12〜14ヶ月は経済不況が予測されるものの、新しい強力な広告媒体としてのデジタルサイネージにとってはむしろ成長の好機となると同調査では見ている。

まとめ

いずれの調査でも、購買の現場で消費者にアプローチできる点や、従来メディアでは不可能だった高度なターゲティング、インタラクティビティを含めた コミュニケーションメディアとしての優位性といった、デジタルサイネージならではの特徴を高く評価しており、こうした新しい広告手段に対する広告主側の ニーズの高まりから、経済不況もむしろ追い風として作用するのではないかとの予測となっています。

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米デジタル OOH 市場では広告用途が年率 58%の高成長

2008-11-04 :, , , , , , , , : DSI : 691 views

InfoTrends Inc. によれば、デジタル OOH 市場の複合年間成長率は 25%で、2011年には 26億ドル(約2,600億円)に成長する見込み。

北米には 837,000台のディスプレイが設置されており、年間 18%の増加率。そのうち 43%が主に第三者からの広告の表示を目的としており、年間 58%の成長率となっている。

その他のディスプレイはブランディングや社内コミュニケーションなどの目的に使用されていますが、広告用途が高い成長率を示していることから、これらのディスプレイも将来的に第三者の広告を表示するようになる可能性があります。

InfoTrends Inc. reports that DOOH is growing at 25 percent CAGR toward $2.6 billion by year end 2011. The number of 837,000 displays currently installed in North America is growing by 18 percent annually. The 43 percent of these displays that are used primarily for third party advertising is growing at 58 percent annually.

Digital out-of-home is an advertiser’s most powerful tool より、一部引用)

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『次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの』

2008-10-28 :, , , , , : DSI : 241 views

時事通信の湯川鶴章さんの新刊本のご紹介です。

いま世界中で広告からテクノロジーへの大変化が起きている、それは一体なにを意味するのか。デジタルサイネージはその中でどのような役割を担い、最終的にどこへ向かうのか、といったことを考えるための様々なヒントを与えてくれる良書です。

ネットの世界で起きている凄まじい変化はおそらく全てデジタルサイネージにも当てはまります。

当ブログに関心をお持ちの方なら、きっと読んでおいてよかったと思われるのではないでしょうか。

1年前に出された『次世代広告テクノロジー』(湯川鶴章 編著)も合わせてお薦めです。

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米Sports Retail Networks が新たに The Golf Network を展開。RFID 連携も。

2008-10-21 :, , , , , , , : DSI : 316 views

アメリカでは業種別のデジタルサイネージ・ネットワークが進行していますが、全米のスポーツショップをネットワークする Sports Retail Networks が新たに The Golf Network(TGN)を展開しています。3年間に渡るテストの結果、30%の売り上げ増加という結果が得られたことを受けての決定で、今月中に 100店舗への導入を完了し、2009年第1四半期中には400拠点まで増強、2010年には 1000拠点を目指す計画です。

ゴルフショップの顧客特性から、高所得者にターゲットを絞った広告媒体としても魅力があると考えられており、TGN では EnQii 社と提携してデジタルサイネージとモバイル、RFID との連携を進める計画です。同社では顧客とブランドとの対話こそがこの媒体のキラーアプリケーションとなると考えているためです。

The Golf Network (TGN), a US based narrowcast provider for golf retail, has named EnQii, a leader in the digital signage out-of-home market, as its communication and technology DOOH solution partner.

TGN has appointed EnQii to advance its integration of digital signage, mobile messaging and Radio Frequency Identification (RFID) as TGN rolls out its network operation within major golf retailers throughout the US.

Golf Network Partners With EnQii より、一部引用)

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インドに来ています

2008-10-05 :, , , , , , , , , , : DSI : 370 views

実は10月2日からインドに来ています。

ムンバイ

Digital Signage Asia 2008 の取材と共に、IT 業界の発展著しいインドのデジタルサイネージ事情を視察するのが目的なのですが、そもそもインドにデジタルサイネージはあるのか?というところからして疑問でした。

そんなわけで、ほとんどの日本人が訪れたこともないであろうインドという国でデジタルサイネージを探してみました。

とはいえ、ムンバイ(ボンベイ)の街を普通に歩いていてもデジタルサイネージは全く目にしません。道路沿いにも大型ディスプレイなどはなく、昔ながらの電飾程度のものがあるだけです。

ムンバイの街

インドは街全体が人でごった返している感じなのですが、鉄道駅は特に混雑しています。

CST Railway Station Mumbai

いくつかの駅に入り構内を歩き回っていると、やっとデジタルサイネージを発見しました。複数あるチケットカウンターのそれぞれに1つずつモニターがあり、映画の CM などのコンテンツが流れています。dsn というデジタルサイネージのネットワークです。どの窓口にも人の列ができているので、待っている間に画面を見ている人がいます。

Ticket Window

デジタルサイネージでは駅構内というロケーションは定番ですが、インストアのデジタルサイネージも発見しました。それについては、またあらためてレポートしたいと思います。

Digital Signage Asia 2008 の展示内容も予想していた以上に面白く、会場も賑わっていたので、そちらの方もあらためてレポートするつもりですのでご期待ください。とりあえず会場の写真を1枚だけ掲載しておきます。

Digital Signage Asia 2008

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