日本初のデジタルサイネージ・コンサルタント、デジタルサイネージ総研(TM)が国内および海外の最新情報や市場の動向をお届けします
電通が、短期間のうちに巨大メディア企業となった中国のフォーカスメディア社と手を組んだそうです。
中国のフォーカスメディア社と言えば、世界のデジタルサイネージ業界でもっとも成功した企業として有名ですが、創業社長がもともと中国の大手インターネット広告会社の出身ということもあり、インターネット広告にも強いわけです。
今回の電通との合弁はインターネット広告分野での話であり北京オリンピックを睨んでの動きでしょうが、今後ますます広がると見られるデジタルサイネージビジネスの方でも、両者の関係が強まる可能性が出て来たのではないでしょうか。
電通、中国のフォーカスメディア社と北京市にインターネット広告事業の合弁会社を設立:日経プレスリリース
余談ですが、フォーカスメディア社は本社がケイマン諸島に登記されているんですね。節税対策でしょうが、よほど儲かっているんでしょう。
このところデジタルサイネージ市場では、海外からの日本市場への参入のニュースが続いていますが、韓国からも面白い製品がやってきました。
その名も「アドカレーター(ADCALATOR)」。
なんとなく想像が付きそうな名前ですが・・そうです!エスカレーターに広告を表示してしまおうという製品です。

携帯博士 木暮祐氏のブログでは2年前にすでに韓国で目撃された様子が報告されていますが、写真の通り、意外なところにモニターが付いています。この装置には液晶モニターとスピーカーの他にハンドレールを除菌清掃する仕組みまで付いていて、2004年には国際特許も取得しています。
韓国にはいろいろとユニークな製品が多いですが、これはかなりよくできていますね。
シカゴ空港では広告を表示するために使われているそうですが、日本市場での反応は「安全のための注意を促すため」によいのでは!ということだそうです。日本は世界的に見て安全基準が突出して高い国のひとつではないでしょうか。日本においては、デジタルサイネージも「広告」より「安全」を売りにした方が活路を見いだせるのかも知れませんね。
中国に新しいデジタルサイネージのビジネスモデルが登場 しました。
中国のデジタルサイネージといえば、フォーカスメディア社がなんと言っても有名ですが、北京オリンピックに向けて、他のソリューションを提供する会社が出て来た模様です。
空港や航空機内での放映権を有する中国企業とアメリカのデジタルサイネージ業者との共同運用らしく、かなり本格的なものになるようです。デジタルサイネージのビジネスモデルとしては広告モデルこそが本命だろうと言われながら日本国内ではまだ実例が少ない中、中国でのこの動きは要注目です。
米DTリサーチは、8月の北京五輪に備え、両社共同で看板システム「WebDT Signage System」を北京首都国際空港に配備した。広告主は時間帯をエアメディアから購入することで、DTのWebDT看板システムの高精細液晶ディスプレーにより、旅客・空港訪問者向けに常時更新される最新の広告や情報を掲示できる。既に538枚の電子看板が同空港に設置されている。エアメディアは今後数カ月間、他の主要空港にも追加設置する。北京首都国際空港の2006年の利用旅客数は5千万人近くに上った。エアメディアは、中国主要30空港の28カ所を含む計52空港でのデジタルTVスクリーン放映認可を受けているほか、中国の航空会社の最大手3社を含む9社の機内でのプログラム放映権を有している。