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「アメリカ」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


ウォルマート・スマート・ネットワークの広告、値段は10万ドル/2週

2008-12-05 :, , , , , : DSI : 556 views

以前にもお伝えしたおり、米国のウォルマートでは店内テレビネットワークを第2世代のデジタルサイネージ・ネットワークに切り替える作業が進行中ですが、11月に行われたサプライヤー向けのプレゼンテーションで広告枠の料金が一部発表された模様です。

ダイヤモンド社発行の Chain Store Age 12月号別冊 RetailTechnology の記事によると、来年後半までにはスマート・ネットワークが 2,500店舗に導入されている計画で、その段階での 10秒間の繰り返し CM の広告枠料金が2週間あたり 10万ドル(約950万円)になるというのがウォルマート側の推定価格だそうです。

このスマート・ネットワークは 2010年までに 2,700店舗に導入され、来客数は全体で1億4,000万人/週になるため、全米規模のテレビネットワークにも匹敵するメディアになると考えられます。そのうえ、テレビと違って買い物に来ている消費者に売り場で訴求できるわけですから、この広告料金でも高くはないのかも知れません。

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米カジノ大手の Bally が CoolSign を買収

2008-12-04 :, , , , , : DSI : 233 views

米カジノ界の巨人 Bally が映像機器サプライヤー大手の Planar Systems から同社のデジタルサイネージ・ソフトウェア事業である CoolSign のゲーム関連ビジネスを買収しました。

買収金額は明らかにされていませんが、Bally ではカジノのスロットマシンなどのモニターを制御している iView ソフトウェアと CoolSign システムとを統合するものと見られ、CoolSign がカジノにおけるデジタルサイネージシステムのデファクトスタンダードになる可能性があります。

ゲーム関連以外の市場に関しては、引き続き Planar SystemsCoolSign の販売を行います。

Bally

The deal, for an undisclosed amount, will see Bally integrate the CoolSign technology with its iView Display Manager, a system that lets casinos display networked messaging to players of slot machines, both on the screens of the machines themselves and on overhead displays.

Bally buys CoolSign casino business より、一部引用)

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米配信ソフト大手の Stratacache が SaaS 型に転向

2008-12-01 :, , , , , , : DSI : 307 views

米デジタルサイネージソフトウェア大手の Stratacache 社は、同社の配信ソフトウェア ActiVia for Media を2009年1月1日から SaaS(Service as a Service)型で提供します。

ソフトウェアをインストールすることなく、サーバー側に用意されたソフトウェアを月額料金で利用する SaaS 型のデジタルサイネージソフトウェアは近年増えており、以前にもご紹介したように様々なメリットがあると言われています。

Stratacache 社では来年3月まで乗り換えキャンペーンを展開しますが、すでに大手ネットワークに導入されている non-SaaS 型の提供も引き続き行うということです。

ActiVia for Media

Stratacache is the latest digital-signage technology supplier to turn to the software-as-a-service (SaaS) model.

From 1 January it will offer its ActiVia for Media system as SaaS, with users paying a monthly fee per connected media player. A special deal will be offered during the first quarter for users switching from other digital-signage technologies.

Stratacache to launch SaaS version of ActiVia より、一部引用)

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インストア・デジタルサイネージの普及のカギとは?

2008-11-28 :, , , , , , : DSI : 1,081 views

アメリカでは金融機関や OOH 広告、ファストフードなどの接客分野でデジタルサイネージの受容が進み、不況にも関わらずデジタルサイネージ業界は急成長の軌道に乗り始めています。その一方でインストアメディアとしての普及はなかなかスムーズに行っていないようです。

ここではその理由と、普及のカギとなるポイントについて述べますが、結論から言うと他の新技術との統合がデジタルサイネージの将来にとって重要だということです。

まず北米の市場規模ですが、予測にはかなりのバラツキがあり、だいたい 2011年に 20億〜25億ドル(約2,000〜2,500億円)となっています。これはハードウェアから見た市場規模で、15万カ所に 90万台程度のスクリーンが設置された場合の計算になります。実際にはこれらのスクリーンすべてにコンテンツが必要で、多くは広告を流すことになるでしょう。2011年までに最高 35億〜40億ドル(約3,000〜4,500億円)の広告市場になると予測されており、北米のデジタルサイネージ市場は 2011年までに全体で 55億〜65億ドル(約5,500〜6,500億円)になる見込みです。

一方、リテールへのデジタルサイネージの普及は予想外に遅れています。理由のひとつはコストですが、それ以外にも以下のような要因があるものと考えられます。

  • 戦略の欠如:デジタルサイネージネットワークで実現できることとできないことを理解している小売業者は少なく、明確な目標やゴールの設定を妨げている。多くは、成功/失敗の定義ができない、ブランドポジショニングの検討不足、適切なテストと効果測定の欠如、といった失敗に繋がってしまう。
  • 責任者の不在:ネットワークの運用はリソースを必要とする。コンテンツの供給、スケジュール管理、店内への配置などを管理してネットワークを運用することがマネージメントチームの課題となる。
  • 店内の他のエリアとの統合ができない:店内の様々な施策とのコーディネートがデジタルサイネージネットワークの成功には必要である。ビジュアル・マーチャンダイジング、インターネット、カタログ販売などのプラットフォーム間の連携がひとつ、それを実行するスタッフを見つけることがもうひとつの課題となる。
  • コンテンツプランニングの不在:リテールの場合によくある失敗はコンテンツプラインニングと予算の欠如で、例えば誰がコンテンツをつくるのか、どの程度の頻度で更新するのか、第3社の広告は許容するのか、許容するなら誰が監視し、誰が広告を販売し、いくらで販売するのか、といったことを決める必要がある。
  • 一貫性を欠いた広告効果測定:デジタルサイネージの広告効果測定は、従来通りのリーチとフリークェンシーに落ち着くことはない。リーチとフリークェンシー、アウェアネスといった従来の指標も必要だが、新たにスクリーン毎、ゾーン毎、店舗毎のリアルタイムデータも必要で、これによって広告の最適化を行う。

厳しい経済状況にも関わらず、一部の小売業者ではインストア・デジタルサイネージを戦略的決断として捉え、状況に関係なく実行する必要があると考えています。

近い将来、デジタルサイネージはほかの様々な顧客コミュニケーションのプラットフォームとシームレスに統合され、顧客向けメッセージのパーソナライズ化に対応していく必要があるでしょう。こうしたプラットフォームにはインターネットのほか、携帯端末やセルフサービスも含まれます。プラットフォームを超えたメッセージのコーディネートと統合により一貫したブランドコミュニケーションを行うことで、顧客体験を向上させ、ブランドロイヤリティやセールスの向上に繋げることが可能になります。

Eコマースの成長によって、店舗での購買行動に与える影響もますます増大しています。消費者の多くは事前にオンラインで情報を検索するため、自動車の購入者の 72%はショールームに来る前に買いたい車種とその値段を決めているそうです。

セルフサービスも重要性を増している技術です。デジタルサイネージを使って、セルフレジの待ち時間に様々な情報を提供し、顧客を引きつけることが可能です。

デジタルサイネージから携帯端末にセール情報やクーポンをダウンロードしたり、逆に携帯からメッセージを投稿することも可能になってきています。

こうした様々な顧客向けの技術は今後も発達し、買い物客のショッピング体験に大きなインパクトを与えるでしょう。重要なのは、消費者の行動に影響を与える関連性の高いメッセージをいかにして届けるかということで、様々な技術をうまく統合することがポテンシャルを引き出す上で重要なカギとなるはずです。

In summary, customer-facing technologies will continue to evolve and impact the retail customer shopping experience. To execute these platforms successfully requires a lot of planning and coordination at many levels. As these technologies continue to merge, an understanding of how to deliver relevant messages to influence consumer behavior is required to realize their potential. As our experience with these newer technologies increases, so will the resulting impact on the customer.

CHALLENGES FACING RETAIL ADOPTION OF DIGITAL SIGNAGE; LEVERAGING EMERGING IN-STORE TECHNOLOGIES WILL HELP より、一部引用)

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Sports Media 社のスポーツチーム向けクロスチャンネル・デジタルサイネージ広告

2008-11-27 :, , , , , , : DSI : 423 views

スポーツファンが大きな市場を形成しているアメリカでは、スタジアムやアリーナ向けのクロスチャンネル・デジタルサイネージ広告ソリューションが登場してきています。

Sports Media 社はスタジアムやアリーナを運営するスポーツチーム向けにデジタルサイネージを使った広告メディアを提供するトータルサービスの提供を開始すると発表しました。

Sports Media 社ではデジタルサイネージの設置および下記の複数の広告媒体のバックエンド・サポートを提供し、スポーツチームが全国規模の広告ネットワークに参加することを可能にします。

  • スポーツメディアTV
  • モバイルフォン
  • 売店向けデジタルメニューボード
  • インタラクティブ・マスコットキオス

これらのクロスチャンネルの広告媒体によって、スポーツチームはスポンサーに対して魅力的な広告の機会を提供できます。スポンサーは試合中にスポーツファンとインタラクティブに接触できるため、彼らの嗜好や消費傾向をより詳しく把握し、顧客データベースを構築することができるとしています。

Sports Media 社では試合観戦中のスポーツファンに対してブランドメッセージング、クーポンや試供品、着信音、壁紙などを提供していく予定です。

Sports Media Inc. announced that it will now offer sports teams a total turn-key digital advertising solution for their stadiums and arenas. Sports Media will provide installation and back-end technical support for the following five exclusive digital ad vehicles and will also include participating teams in its national advertising network.

Entertainment | Sports Media offers cross-channel DOOH media for stadiums, arenas より、一部引用)

日本国内では、球団を所有するソフトバンクが子会社のコメルを通じて福岡の街で大規模にデジタルサイネージを展開していますが、アメリカの球団にとっても広告収入は重要なはずです。Sports Media 社ではアメリカ中のスポーツチームにこのシステムを売り込む計画のようです。

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Titan が新たなデジタルサイネージ媒体に 9,000万ドルを投資

2008-11-24 :, , , , , , , : DSI : 361 views

Titan Worldwide が向こう36ヶ月以内に 9,000万ドル(約87.3億円)以上の投資を行い、シカゴおよびロンドンを皮切りにバス、鉄道、地下鉄のデジタルサイネージネットワークを展開すると発表しました。

シカゴでは年内に3種類のデジタルサイネージ広告が開始されますが、以前にご紹介した 12フィートのバス車体広告「デジタル・キング」も含まれます。

Titan Worldwide では鉄道のプラットフォームと車内にも 1,200枚のディスプレイを設置して広告やニュース、スポーツ、天気情報、エンターテインメントコンテンツを表示する計画です。

また 2009年初めまでには、HD モニターを両面に備えたアーバンパネルネットワークを地下鉄地上部に展開します。

Titan Worldwide announced that it is to spend $90M over the next 36 months rolling out digital signage networks across its bus, rail and subway portfolio, beginning with Chicago and London.

Titan To Invest $90M In Digital Signage In Next 18 Months より、一部引用)

欧米では Titan 以外にも CBS OutdoorJCDecauxClear Channel などの巨大メディアがデジタルサイネージの陣取り合戦に突入していますが、従来の広告媒体からデジタルサイネージへと広告費が移動するのはもはや確実と見られており、できるだけ早く投資を実行する以外に選択肢がない状況になっているようです。

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Times Square に新たな巨大デジタルビルボード「Super-sign」が誕生

2008-11-21 :, , , , , , , , , , : DSI : 930 views

世界各地でデジタルサイネージのビッグプロジェクトが次々と完成していますね。アメリカではコムキャストセンターの事例よりも遥かに大きい LED スクリーンがタイムズスクエアに登場です。

The Walgreen Company LED sign on 1 Times Square being tested Wednesday night. (Photos: David W. Dunlap/The New York Times)

1 Times Square という象徴的な住所に建つ由緒あるビルの3面を覆う、高さ340フィート(約 104m)、総面積 17,000 sqft(約 1,580平米)のスーパーサインが、アメリカ最大のドラッグストアチェーン Walgreens のフラッグシップストアの開店に合わせて昨夜(2008年11月20日)公開されました(同社プレスリリース)。

この新たなスペクタキュラーの中心となるのは高層ビルの側面を斜めに貫く形で設置された幅8mの帯状の LED ディスプレイ2枚で 1,200万個の Nichia America 製 LED を使っています。他にも 13枚の 60インチプラズマディスプレイなどを含む全 29面でシンクロされた映像を映し出します。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=7HdRXpCP8uQ&ap=%2526fmt%3D18]

広告のセールスは ABC 放送の関連会社である ABC New Media Sales が独占的に取り扱い、既に数億円の複数年契約を結んでいる Colgate、Kraft、Johnson & Johnson、L’Oreal をはじめ、クライアント企業のスポット広告と Walgreens 自身の広告を毎日 20時間表示し続けます。タイムズスクエアの一等地にあるため1日あたり 160万インプレッション(平日)だそうです(詳しくは walgreenstimessquare.com)。

この巨大メディアに映像を映し出すためには 32台のカスタムビルドされたコンピューターから 30秒あたり 150GB のデータを常に送り出す必要があり、処理速度の問題から非圧縮のデータを用いてギガビットのネットワークで転送しています。

LED を使うことでシステム全体のコストを CRT の場合の4分の1に抑えることができた上、消費電力も約10分の1の平均 250kW で済んでいるそうです。輝度は 8,000 Nits(cd/m2)とものすごい明るさです。

To create the imagery, 150GB of information is transmitted every 30 seconds from 32 custom-built computers. Because so much information has to be transmitted so quickly, all of the imagery is sent in an uncompressed format; if it were compressed to save space, too much computing power would be need to uncompress the information.

LEDs Light Jumbo Sign in Times Square より、一部引用)

また、Walgreens には1920年代から1970年までこのビルに店を出していた歴史があり、今回のグランドオープンは歴史的帰還の意味も持つというエピソードがあります。ちなみに現在この辺りの相場は1フィート四方あたり 200〜250ドルで、店舗面積は1階〜3階までの 16,200sqft とのこと。年間の賃料は4百万ドルを超えます。

Walgreens Historical Archives

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