日本初のデジタルサイネージ・コンサルタント、デジタルサイネージ総研(TM)が国内および海外の最新情報や市場の動向をお届けします
顔認識技術による視聴者測定技術の大手 TruMedia とサムスンが提携し、サムスンのパネル PC 一体型デジタルサイネージモニターの Xn シリーズに TruMedia の iCapture システムが組み込まれて販売されることになりました。
サムスンの Xn シリーズは WAN コネクションを備えインターネットにそのまま接続できるほか RS-232C インターフェイスを備え、25台までのデジタルサイネージネットワークが構築できる MagicInfo Player もプリインストールされています。
この提携により、サムスンの MagicInfo Player を使って視聴者の人数や性別などの情報によるコンテンツの切り替えが可能になります。
TruMedia Technologies, a provider of real-time audience measurement and proactive advertising solutions, announced the signing of a partnership agreement with Samsung Electronics Corp., a supplier of professional LCD and PDP display products.
(Hardware | Samsung integrates TruMedia audience measurement into MagicInfo Player より、一部引用)
以前にも TruMedia の視聴者測定カメラを組み込んだディスプレイについて紹介しましたが、今回はトップサプライヤー同士のなかなか強力な組み合わせですね。TruMedia は先日廉価版の顔認識ソリューションを発売しており、普及拡大に力を入れているようです。
一見地味ですが、これはビッグニュースです。
いずれ家電量販店でデジタルサイネージ機器が売られる日が来るだろうとは思っていましたが、これほど早くやって来ようとは。
日本サムスンは、低価格なデジタルサイネージ(電子ポスター表示システム)「ハルヱとケイジ」を7月末に発売する。縦表示の「HK32V001」と横表示の「HK32H001」をラインナップし、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格はともに19万8,000円前後の見込み。7月中旬からビックカメラ有楽町店とソフマップ秋葉原本館で先行展示を行なう。受注開始は6月20日。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。
(以上、日本サムスン、低価格な電子ポスター表示システムより一部引用)
サムスンでは以前からデジタルサイネージソフト付きのパネル PC のラインナップがありましたが、今回は脚までセットで 20万円を切るという思い切った価格です。今回はスタンドアローンタイプのみですが、ネットワーク型もいずれ発売されるのではないでしょうか。
販売パートナーも、大塚商会、キャノンマーケティングジャパン、ソフトバンクBB、ダイワボウ情報システム、丸紅インフォテック、NECネクサスソリューションズ、グローリー、ファースト、キッセイコムテック、ビックカメラ、ソフマップと、抜かりない感じです。
7月中旬より家電量販店などで販売開始する。予想される実勢価格は約20万円。年間で3000台程度の販売を見込んでいる
(日本サムスン、32型の一般店舗向けの電子看板を発売:ニュースより一部引用)
写真からだけでも、脚の構造をかなり工夫して生産コストを抑えていることが伺えます。
これを機にデジタルサイネージのコモディティー化が一気に進行しそうですね。