日本初のデジタルサイネージ・コンサルタント、デジタルサイネージ総研(TM)が国内および海外の最新情報や市場の動向をお届けします
中国に新しいデジタルサイネージのビジネスモデルが登場 しました。
中国のデジタルサイネージといえば、フォーカスメディア社がなんと言っても有名ですが、北京オリンピックに向けて、他のソリューションを提供する会社が出て来た模様です。
空港や航空機内での放映権を有する中国企業とアメリカのデジタルサイネージ業者との共同運用らしく、かなり本格的なものになるようです。デジタルサイネージのビジネスモデルとしては広告モデルこそが本命だろうと言われながら日本国内ではまだ実例が少ない中、中国でのこの動きは要注目です。
米DTリサーチは、8月の北京五輪に備え、両社共同で看板システム「WebDT Signage System」を北京首都国際空港に配備した。広告主は時間帯をエアメディアから購入することで、DTのWebDT看板システムの高精細液晶ディスプレーにより、旅客・空港訪問者向けに常時更新される最新の広告や情報を掲示できる。既に538枚の電子看板が同空港に設置されている。エアメディアは今後数カ月間、他の主要空港にも追加設置する。北京首都国際空港の2006年の利用旅客数は5千万人近くに上った。エアメディアは、中国主要30空港の28カ所を含む計52空港でのデジタルTVスクリーン放映認可を受けているほか、中国の航空会社の最大手3社を含む9社の機内でのプログラム放映権を有している。
いま世界でデジタルサイネージが最もホットな国はどこかご存知ですか? 面白い調査結果が掲載されていたのでご紹介します。
Google Trends を使った簡単なものですが、Digital Signage に対する関心の高さを Google の検索回数から推測しています。それによると、デジタルサイネージが最もアツい都市は、なんとマレーシアの首都クアラルンプールだそうです。
また、トップ 10 の地域は以下の国々だそうです。
マレーシア、南アフリカ、シンガポール、台湾、ニュージーランド、インド、カナダ、オーストラリア、イスラエル、アメリカ。
これらの国に進出するといいかも知れませんね。
The top 10 by region are: Malaysia, South Africa, Singapore, Taiwan, New Zealand, India, Canada, Australia, Israel and USA.
アメリカのデジタルサイネージ市場に関するリポートを日本語に翻訳したものを公開します 。
2007年12月20日付けで新しいマーケティングリポートが発表されています。
http://www.emarketer.com/Article.aspx?id=1005697&src=article1_newsltr
以下に簡単な翻訳を載せておきます。
2007年12月20日
屋外広告には広告そのものとほぼ同じだけの歴史があるが、この古いメディアがいま新しく生まれ変わろうとしている。
実際のところ、デジタル、ビデオ、およびワイヤレス技術は今後数年間のうちに屋外広告というジャンルを刷新し、インターネット広告以外のあらゆる広告媒体をしのぐ成長をもたらすだろう。
eMarketerは、米国の屋外広告収入の総収益が2006年の68億ドルから2011年には102億ドルに上昇すると予測している。

「屋外広告はトレンドに逆行している」と言うのは、 eMarketerのシニアアナリストであり 屋外広告:最新レポート(Outdoor Advertising: A New Look)の著者でもあるベン・マクリンである。「他の伝統的な広告が、ますます断片化する観客や目まぐるしく変わるメディア消費パターンへの対応に苦戦する一方、屋外(out-of-home)広告部門に対しては進化するメディア環境が有利に働いています」。
テレビやラジオと異なり、屋外広告はチャンネルやウェブサーフィンによる影響を受けにくく、またデジタル技術とビデオ技術がそのメディアをますます魅力的かつ効果的なものにしようとしている。
この新技術にとってのチャンスが広がりつつあることを示す一例として、屋外ビデオ広告のネットワークが「オルタナティブな」屋外広告と呼ばれる分野の最大の構成要素になろうとしていることが挙げられる。
「アウトオブホーム(OOH)ビデオ(narrowcastingとも言う)とは、小売店、交通機関、オフィスビル、ショッピングモール、劇場、バーやレストラン、 ガソリンスタンド、ホテルおよびジムといった場所で、観客に視聴させるビデオコンテンツや広告を差します」とマクリン氏は語る。
eMarketerでは、米国における屋外ビデオ広告に対する支出額が、2007年の合計22.5億ドルから2011年には12.6億ドルに上昇するものと予測している。

フラットパネル液晶ディスプレイのコストの低下が IP およびワイヤレスインターネットの出現と相まって、屋外ビデオ広告の市場を牽引している。
「屋外広告部門にとってのもうひとつの重要な追い風要因は、米国の消費者がより多くの時間を、家の外で、ショッピング、レストラン、ウォーキング、旅行や待合せなどに費やすようになっていることです」と、マクリン氏は言う。
Veronis Suhler Stevensonによれば、米国の消費者は30年前に比べて2倍の時間を家の外で過ごし、通勤に要する平均時間も倍増して約1時間に伸びている。
「広告配信や効果測定のための新しいツール類も、屋外広告が提供する新しい創造的な可能性を受け入れることに対して広告主たちに信頼感を与え始めています」と、マクリン氏は言う。
詳細は、eMarketerの 屋外広告:最新レポートをお読み下さい。
ラスベガスで開催されるデジタルサイネージ EXPO 2008 の早期申し込みによる割引の情報です 。
今度のデジタルサイネージ EXPO は2008年2月27、28日にラスベガスの Las Vegas Convention Center で開催されますが、 早期申し込みによるディスカウントは2008年1月25日までだそうです。
内容の案内が届いたので、下に掲載しておきます。昨年のシカゴ EXPO では、私も Guided Digital Signage Tour や Free Workshop に参加しましたが、ガイドツアーはバスで主要なスポットを回ってくれるうえ、関係者の話も聞けるので面白かったですよ。
昨年の Digital Signage Expo の模様は、私が撮影してまとめた映像がありますのでご覧下さい(シカゴおよびニューヨークの街中でのデジタルサイネージの様子も含まれています)。
以下は Digital Signage Expo 事務局から届いた案内です。
REGISTER TODAY for event discounts!
IT’S GONNA BE BIG… REALLY BIG!
155 Exhibiting Companies featuring the best and largest exhibit floor the digital signage industry has to offer…ANYWHERE!30 Educational Sessions
Over 90 speakers focused on: Retail, Advertising and Marketing, Hospitality, Public Spaces, Digital Signage 101.NEW Product Pavilion If it is new to the industry - we have it showcased at the show. Click above for the New Product Preview Guide.
NEW Tech Track we give integrators and installers the knowledge they need!
Keynote: Digital Life: Living the Future, Dr. Andrew Lippman, Associate Director, MIT Media Lab.
Breakfast Super Session Wal-Mart: The Past, Present & Future of the Nation’s Leading Retail Media Network.
Guided Digital Signage Tour through Las Vegas.
Global Virtual Tour the best examples from around the world.
FREE Workshops That’s right, these are free to all show attendees!
被接触 IC タグ(RFID)を使った、新しいタイプの電子ポップシステムがリリースされました 。
以前、ワインのボトルをかざすとそのワインに関する説明が表示されるというシステムを見たことがありますが、そのシステムではバーコードを読み取って情報を切り替えていました。
そのバーコードの代わりに IC タグを使ったもののようです。ユーザーのアクションに反応して情報を返すというタイプのサービスは応用範囲がとても広そうですね。
ユーザーがアクションしなくても勝手にセンサーが反応して最適な情報を選択して提供する、というものが登場するのも時間の問題でしょう。
ICタグを使った電子POPシステム(ネットワーク対応型)は、電子POPにICタグのリーダライタを内蔵しており、店舗の商品棚に設置した端末に、消費 者が商品説明やキャンペーン情報などのICタグ付きカードをかざすことにより、情報を提供するものです。商品パッケージや従来の2次元のPOPでは伝えに くかった詳細な情報を、動画や音声を含めた形態で表示することができ、購買意欲の促進に貢献します。
また、スケジューリング機能を使って、同じ商品説明用タグで時間帯によってターゲットに合わせたコンテンツを表示させることができます。さらに、大きな特 徴として、ネットワークに対応しているため、コンテンツの変更が容易に行えます。商品コンテンツの配信は、インターネット回線、ウィルコムのPHS通信、 無線LANなどを通じて行い、各種コンテンツをリアルタイムで切り替えて、各種の情報を消費者に提供することができます。
今回はデジタルサイネージではなく、あえてアナログなサイネージを取り上げたいと思います 。まずは次の動画をご覧下さい。
おわかりいただけたでしょうか。超アナログな、しかしデジタルサイネージ以上にかっこいい看板の見せ方です。こういうのをビジネスにしてしまうというのは、やはりアメリカならでは。このアメリカ人のたくましさは一体どこから来るんでしょう?日本では学生の間は親のスネをかじって生活するのが当たり前ですが、アメリカでは学生でもとにかく自分でお金を稼ぐことを考えるのが当たり前らしい。そういうところから、何でもビジネスにしてみようという発想が自然に出てくるようになるのかも知れません。日本もそういう風に変わって行った方が、世の中面白くなるかも知れませんね。子どもたちには、若いころから自分で稼ぐことを教えましょう!
なんて、今回はデジタルサイネージとは少し離れた話題を取り上げてみましたが、こんなところにもデジタルサイネージの大きなヒントがあるんじゃないでしょうか?
今回は、いま話題のセカンドライフとデジタルサイネージとの親和性について考えてみました 。
銀座の大和証券に大型ビジョンがあるのですが、ときどきセカンドライフの画面を記録した映像を流しています。休日などは中央通り(通称銀座通り)が歩行者天国になっていて人の滞留がかなりあるのですが、セカンドライフのコンテンツが流れたときに限って多くの人が足を止めてモニター画面を見上げています。そして別のコンテンツに変わると再び歩き出すのです。
銀座の客層から考えてもセカンドライフを実際にプレイしたことがある人の割合は低いと思われますが、そのコンテンツにはかなり興味を惹くものがあるようですね。デジタルサイネージはコンテンツをどうするかというのが大きな問題(内容、コストの両面で)ですが、セカンドライフのような仮想現実世界の中で撮影する方法であれば、キャッチーな映像をローコストで制作することが可能かも知れません。
個人的にはこれをもう一歩進めて、参加型のリアルタイムコンテンツにしたら面白いと思います。デジタルサイネージ=大勢で観ることができるパソコン画面、という方向性です。いずれそちらの方向に進むんじゃないかと思っているのですが、どうでしょう?