日本初のデジタルサイネージ・コンサルタント、デジタルサイネージ総研(TM)が国内および海外の最新情報や市場の動向をお届けします
ある意味、究極のデジタルサイネージといえそうな Panasonic Lifewall を見てきました。CEATEC 2008 でも発表され、海外での評価も非常に高かったものですが、お台場のパナソニックセンターで見られるようになりました。
壁が一面ディスプレイになっていて、身振りで操作できるインターフェイスを備えています。壁の模様替えをしたり、デジカメから写真を選んで飾ったりというデモのほか、ビデオ会議風に遠隔地からバイオリンのレッスンを行うなどの活用シーンを見せてくれます。
リアプロジェクションなので壁の裏に隠し部屋が必要になってしまいますが、将来的には家庭でも使われる日が来るのかも知れません。In-Home っぽい製品ですが、名古屋のミッドランドスクエアに導入されているらしいです。
以下は CEATEC 2008 でのデモンストレーションの様子です。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=c60-wV7fu04]
デジタルサイネージ・ソフトウェア NMstage を提供するパナソニックから、RSS や外部データベースからの取り込み、ファイルの定期自動更新などに対応するアドインソフトウェア「NMデータゲートウェイソフトウェア」が発売されました(NMstage NMデータゲートウェイソフトウェアを発売 | プレスリリース | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic)。
これまでは案件毎に個別に作り込んでいた機能が、ソフトウェアパッケージとして簡単に導入できるようになったということでしょうか。タイムリーな情報提供が容易になりますね。コスト管理がシビアなデジタルサイネージの運用面で求められる基本的な機能がまとめられているので需要がありそうです。
「NMデータゲートウェイソフトウェア」では、専用操作端末を介さずプレーヤ端末に制御コマンドを発行できる“イベントドリブン機能”を備えており、表示装置に対する割り込み表示/解除や電源オン/オフ、入力切替といった制御コマンドを、専用操作端末以外からも発行することができる。これより、固定IPアドレスを持たない表示装置に対し、外部システムから緊急時の連携割り込み表示を実行することができる。また、外部WebサイトのRSS文字情報をHTMLコンテンツ/テロップに置換して表示でき、RSS文字情報にしたがってHTMLコンテンツ/テロップの情報を自動更新できるため、RSS形式のニュースや天気予報といった情報をそのまま自動表示/更新することができる。
“コンテンツ自動更新機能”により、外部システムの指定データファイルを一定周期で参照し、更新があれば自動で表示装置側の表示ファイルを差し替え、更新表示することができる。更新にあたり専用操作端末や専任の運用担当者などは不要で、運用担当者の負荷を軽減することができる。また、“データベース連携機能”により、外部DB情報を取り込み、データの更新とともにリアルタイムで表示コンテンツを自動更新でき、店舗の売上データ情報をもとに、商品の売れ筋ランキングを自動更新表示するといったことが可能となる。
(パナソニック、電子看板と外部システムを接続できるソフトを発売/キーマンズネット より、一部引用)
オリンピックで盛り上がっている中国ですが、デジタルサイネージもアツいです。
そんな中、松下電器の子会社であるピーディーシー株式会社が中国に初進出したそうです。日本市場の規模は世界の7分の1程度(2015年、ディスプレイサーチによる)と予測されていますから、日本勢のさらなる海外進出を期待したいです。
中東とか、よさそうですよね。
中国初の受注案件となったのは、森ビルが上海に建設した超高層ビル「上海環球金融センター」(高さ約490メートル)。松下の業務用ディスプレー事業子会社「ピーディーシー」(PDC、東京都中央区)が42型プラズマディスプレー約50台、20型程度の液晶ディスプレー約200台、情報配信システム一式を納入した。
電子掲示板は屋外や建物内で広告や施設情報などを流す表示装置。市場調査会社の米ディスプレイサーチによると、2007年に世界出荷は110万台だったが、11年には340万台と3倍以上に伸びると予測されている。
中国では大型スーパーやショッピングセンターなどが相次いで建設されており、松下はこうした商業施設を中心に受注を狙う。東南アジアや中東での市場開拓も進め、3年後には新興国で1万台の受注を目指している。
(松下電器、「電子掲示板」で中国開拓 - MSN産経ニュース より、一部引用)