日本初のデジタルサイネージ・コンサルタント、デジタルサイネージ総研(TM)が国内および海外の最新情報や市場の動向をお届けします
ヨーロッパでは日本よりもデジタルサイネージの導入が進んでおり、様々な事例が見られます。
以下のムービーはロンドン・アムステルダム・ドイツ各地で撮影したデジタルサイネージの事例をまとめたレポートです。
今後は生活のあらゆる場面でデジタルサイネージが使われるようになるだろうということがわかると思います。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=-PVad4zP8o8&ap=%2526fmt%3D18]
今後、新しく建設される空港では、広告媒体がデジタルサイネージオンリーになるのだろうと思います。なぜなら今年3月にオープンしたロンドンのヒースロー空港ターミナル5では、従来のポスターが姿を消し、美しくデザインされた高精細のデジタルスクリーンが設置されているからです。
この空港では、建物の設計段階からデジタルサイネージの導入が考慮されているはずで、広告枠の配置計画も含めてデザインされているため、非常に心地よい空間になっています。
表示されるコンテンツもクオリティが高く、見ていて気分のいいものが多いです。いわゆるコマーシャルというよりは、コミュニケーションあるいはインフォアートとでも呼んだ方がしっくり来るような内容です。これからの広告はこのような方向に進んで行くのではないでしょうか。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=Nyb4OB0qlFI&ap=%2526fmt%3D18]
ちなみに、このターミナルの大型 LCD モニターには全て Samsung と JCDecaux のロゴが入っていました。
都心型ショッピングモールとしてはヨーロッパ最大となるウェストフィールド・ショッピングセンターがロンドン市内にオープン。店内の広告枠は全てデジタルサイネージだそうです。この契約を勝ち取った CBS Outdoor は、これまで交通系のみで展開してきましたが、ついにショッピングモールに進出を果たしたことになります。
総工費 16億ポンド(約 2,500億円)、売場総面積 15万平米、専門店数 265店、レストラン 50店、駐車台数 4,500台、年間利用客 2,500万人という空前のスケールで、内装もかなりゴージャスです。来年中には 14スクリーンのシネマコンプレックスやスパも併設されるそう。
デジタルサイネージとしては、下の画像のような専用筐体に入った 57インチ両面 HD タイプ 55台のほか、13m x 4.5m の超大型を含む3台の大型ビジョンなどがあり、60秒ごとのループで広告を切り替えます。
CBS Outdoor の契約は7年間で 5,800万ポンド(約 91億円)と推定され、Titan Outdoor や Vision Media Group など OOH メディア大手各社の競争が一段と激しさを増しています。
When the £1.6bn ($2.8bn) shopping centre – billed as the biggest inner-city mall in Europe – opens on 30 October, all ad opportunities will be digital.
They will include 55 specially-designed pods (pictured) with 57-inch LCD units built into both sides; other screens near entrances; and three giant billboard-scale screens. The largest of these will measure 13m by 4.5m and occupy a position above The Atrium, one of Westfield’s main public spaces, where CBS Outdoor predicts it will be seen by most visitors.
ただいまロンドンに来ています。こちらでもいろいろなデジタルサイネージを見かけますが、ちょっと変わったものを中心にいくつか写真でご紹介します。
駅にあるのは普通ですが、こちらでは時刻表が電光表示されており、その隣にデジタルサイネージの大きな LED スクリーンがあります。常に大勢の人が時刻表を眺めているので、かなり効果的に思えます。
不動産屋にも付いています。夜中もずっと流れています。
路上のニューススタンドにも付いています。
床に埋め込まれているものも・・。
ロンドンでは比較的早い時期から地下鉄(Underground)へのデジタルサイネージの大量導入が進んだこともあり、連続する複数の画面を上手に使った面白いコンテンツの事例がいろいろ登場しています。
その中から2つほどご紹介します。制作はともに Grand Visual 社。
まずはこちら。階段を駆け上がって行くロッキーの一生懸命な姿がいい感じです。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=oy1QVTeVI_Y]
もうひとつはこちらです。どちらのコンテンツも、エスカレーター脇というロケーションをうまく利用しているのが特徴ですが、賢いなと思うのは、ひとつの映像を時間差で流すことにより、まるで連続した映像であるかのように見せているところです。余分な制作費をかけずに連続的なコンテンツをつくり出すことができる点がワザありな感じです。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=sxSSampJGQc]
Tube の愛称で親しまれているロンドンの地下鉄で広告媒体のデジタル化が進んでいます。
これは 2006年5月に CBS Outdoor(前 Viacom Outdoor)との間に締結した 8.5年の独占契約に基づくもので、2012年のオリンピック開催を睨んで地下鉄の広告システムに 5,000万ポンドを超える投資を行うプログラムの一環です。
5,000万ポンドというと100億円以上ですが、ロンドン地下鉄には275の駅があるのでこれくらいの金額になるのでしょうか。それにしても途方もない投資額です。
The London Underground contract, the largest of its kind in the world will run for 8.5 years and includes management and maintenance of all advertising locations across London’s Tube network - consisting of 33,000 poster sites at 275 London Underground stations, as well as 88,000 panels inside Tube trains. The Victoria Coach Station contract includes advertising rights at what is the busiest station in the UK.
In what will be a legacy-project for London in the run-up to the 2012 Olympics, Viacom Outdoor will now launch a substantial programme of investment in the Tube environment, enhancing the experience of Londoners on the move and creating a world-class advertising estate.
The investment programme, in excess of £50m, will include a range of new digital technologies, including the roll out of Digital Escalator Panels already at Tottenham Court Road station as well as digital cross-track projection.
その CBS Outdoor が発表した地下鉄駅のイメージ映像がこちら。確かにカッコいいです。
実際、すでにエスカレーター脇のポスター枠のデジタル化が進んでいます。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=IrjsR6fdGxo]
デジタル化される以前から、ロンドンの地下鉄ではエスカレーター脇にポスターが並んでいました。こんな感じです。