日本初のデジタルサイネージ・コンサルタント、デジタルサイネージ総研(TM)が国内および海外の最新情報や市場の動向をお届けします
モスクワでもいよいよ地下鉄の広告媒体が全面的にデジタルサイネージ化されるようです。
モスクワの公共交通機関の広告媒体を取り扱う代理店 Olympus は、紙のポスター、LED、その他の既存媒体をすべて最新のプラズマディスプレイによるデジタルサイネージに置き換える計画です。
新たなディスプレイは、同市の地下鉄にすでに設置されている総計 5,000 枚のインフォメーションディスプレイ・ネットワークに追加されます。
同社では現在行っている静止画像による広告も新しい動画コンテンツに切り替える作業を進めているそうです。
Olympus, the media agency in charge of advertising on public transport in Moscow, plans to replace all paper posters, LED screens and other older advertising media with a new generation of plasma screens.
(Moscow metro goes all-digital より、一部引用)
アメリカではすでにこんなデジタルサイネージを搭載したタクシーが街を走り回っているようです。

広告主は好きなときに映像を変更でき、GPS で指定した場所にだけ広告を出すことも可能。広告費は15秒の広告表示1回あたり $0.2 以下で、タクシー1台あたり月間 13万本の広告を表示できます。
32インチの LCD 2枚を両面に搭載し、広告コンテンツの入れ替えは無料。いつどこでどの広告を表示したかのレポート付きです。
米 Clear Channel outdoor では、このタクシー上のデジタルサイネージ 300台と全米のデジタルビルボード 250カ所で大統領選挙の開票速報をリアルタイム配信するそうです。更新は RSS を使って行われます。
その他にも FBI の犯罪者情報の掲示、児童誘拐情報(Amber Alert)などの公共的媒体として利用されています。
単なる広告枠ではなく、市民の役に立つ情報掲示板にもなるところが、これまでの看板とは大きく違うと言えそうです。
Electronic LCD Tops allowing the utmost in client control. Send text and graphics to the top when you want it. The GPS system allows ads to run in specific areas of the city, or just on a specific street. The client controls the vibrant graphics, vibrant flash animation and vibrant copy capabilities.
(Digital Smart Tops | Clear Channel outdoor digital networks より、一部引用)
イギリスから現代の世相を反映したユニークなデジタルサイネージのビジネスモデルをお届けします。
英 Media Metrica 社は、ロンドンの金融の中心である City 内に「爆弾テロ対応型リサイクルゴミ箱」100台を設置し「経済情報チャンネル」を放送する許可を得ました。
同社がロンドン市当局との間に交わした15年契約によれば、この特殊なゴミ箱を無料で設置する代わりに、同社はゴミ箱側面に設置されたデジタルサイネージを使って経済情報番組を表示することができるものとされています。
ロンドンでは IRA によるテロでゴミ箱が標的にされやすいことから路上や地下鉄駅のゴミ箱を撤去しており、新型のゴミ箱の設置を歓迎しています。Media Metrica 社では今後12ヶ月以内にデジタルサイネージ付きゴミ箱の設置を始めたいとしていますが、1台当たり 30,000ポンド(約550万円)ほどかかるためスポンサーを探しているそうです。
同社では、ロンドンを皮切りにニューヨークなどの金融街にも同様の爆弾テロ対応型ゴミ箱によるデジタルサイネージ・ネットワークを広めたいとしています。
今や世界中でテロが多発する世の中になってしまったので、こういうゴミ箱にも真剣な需要がありそうですね。ただしコストがかなりかかるので、ビジネスとして離陸させるまでがなかなか厳しそうな気もします。
A London start-up has clinched a deal to put 100 pairs of video screens broadcasting an “outdoor financial channel” on to the streets of the Square Mile.
The screens will be housed on the sides of bomb-proof recycling units for newspapers, cans and bottles, located near large employers, busy junctions and Tube stations.
Media Metrica has agreed a 15-year contract with the City of London Corporation to deploy the units free of charge in return for the right to operate the on-street information channel, which will be called Renew.