日本初のデジタルサイネージ・コンサルタント、デジタルサイネージ総研(TM)が国内および海外の最新情報や市場の動向をお届けします
3Mは1/14-17にロンドンBETT2009で初披露したバーチャルマネキン技術を2/3-5にアムステルダムで開催されるISEに出展します。
このバーチャルマネキンは3MのVikuiti™リアプロフィルム技術によるもので、例えば店頭で、録画された店員の映像に基づいて、5ミリ厚のVikuitiフィルムが、レーザーで店員の上半身のサイズと形そのままにカットされます。フィルムはその状態で店頭に設置され、下半身が映し出されるしくみになっています。映像はリアプロで映し出され、音声もマネキンの足の部分に設置されたスピーカから聞こえてくる、というしかけです。5ミリ厚で軽量なので自立型の設置に適しています。4:3と16:9のフォーマットが選べ、60インチから95インチ(対角)まで対応可能です。

「POS市場は変貌を遂げていて、この業界に注目する広告業者には、アイデアと創造力次第でチャンスは無限に広がっている」と3MのOptical Systems divisionのEU Marketing ManagerのLoyd Cole氏は語っています。「人体、アニメのキャラクター、その他想像上のかたち、どんな形にも対応可能。店頭でのコミュニケーション型販促ツールとして画期的な媒体。」と続けていますが、コミュニケーション機能の拡張も期待でき、店頭だけでなく、あらゆる分野に活躍の場を広げそうです。
この不況下、例えばパソコンなどは完全に激安競争の渦の中で、新技術への視線は冷え切っていますが、この3Mのような新技術が出てくることは業界の先行きの明るさを示しています。実際、この不景気の中でもデジタルサイネージ分野は比較的堅調で、09年のDOOH向けモニタ出荷は前年比44%増(Display Search)とのことです。経済事情により、車から電車に乗り換える人が増え、車内広告の視聴率が上がることや、ファストフードチェーンでのDOOH需要の高まりを予測しています。
実は10月2日からインドに来ています。
Digital Signage Asia 2008 の取材と共に、IT 業界の発展著しいインドのデジタルサイネージ事情を視察するのが目的なのですが、そもそもインドにデジタルサイネージはあるのか?というところからして疑問でした。
そんなわけで、ほとんどの日本人が訪れたこともないであろうインドという国でデジタルサイネージを探してみました。
とはいえ、ムンバイ(ボンベイ)の街を普通に歩いていてもデジタルサイネージは全く目にしません。道路沿いにも大型ディスプレイなどはなく、昔ながらの電飾程度のものがあるだけです。
インドは街全体が人でごった返している感じなのですが、鉄道駅は特に混雑しています。
いくつかの駅に入り構内を歩き回っていると、やっとデジタルサイネージを発見しました。複数あるチケットカウンターのそれぞれに1つずつモニターがあり、映画の CM などのコンテンツが流れています。dsn というデジタルサイネージのネットワークです。どの窓口にも人の列ができているので、待っている間に画面を見ている人がいます。
デジタルサイネージでは駅構内というロケーションは定番ですが、インストアのデジタルサイネージも発見しました。それについては、またあらためてレポートしたいと思います。
Digital Signage Asia 2008 の展示内容も予想していた以上に面白く、会場も賑わっていたので、そちらの方もあらためてレポートするつもりですのでご期待ください。とりあえず会場の写真を1枚だけ掲載しておきます。
昨年シカゴで行われたデジタルサイネージ EXPO のムービーを公開します。ニューヨークの映像も含まれます 。
日本からの来場者はとても少なかったように思いますが、今年はどうでしょうか。
[youtube:http://youtube.com/watch?v=Z3jgjCB4uXE]
以上は私が撮影してきたものですが、以下は事務局が作成したオフィシャルな紹介ビデオです。