日本初のデジタルサイネージ・コンサルタント、デジタルサイネージ総研(TM)が国内および海外の最新情報や市場の動向をお届けします
アメリカの視聴率調査最大手であるニールセン社は、13億ドルの米OOHビデオ市場を睨んで、標準月間視聴率の提供を開始すると発表しました。同社はすでに Ideacast に対しサービスの提供を行っているほか、Gas Station TV、Arena Media Networks、CBS Outernet などネットワーク各社と契約を締結しているそうです。
Setting its sights on the burgeoning, $1.3 billion out-of-home video industry, Nielsen is close to announcing a new service that will deliver standardized monthly audience metrics for OOH video networks.
Nielsen has already issued its first report for Ideacast’s health club network. Sources confirmed other networks have also signed up for the service, among them Gas Station TV, Arena Media Networks and CBS Outernet.
これまでは個別に行われていた視聴率調査ですが、標準化されたデータが提供されることで、広告主がメディアを正しく評価できるようになると期待されています。メディアに広告効果の指標が付くことにより、デジタルサイネージによる広告ビジネスの土台が整いつつあります。
ニールセンのこうした動きの一方で、業界団体のひとつである OVAB(Out-of-Home Video Advertising Bureau)陣営も各社と協力して視聴率測定の標準化に取り組んできており、この夏に標準となる指標を発表する予定です。
日本国内でもやはり指標の標準化の取り組みが行われており、デジタルサイネージコンソーシアム内で議論が行われています。こちらは 2008年度内の公表を目指して活動中です。
いま世界の流れはコンテンツに向かっています。
9月16〜18日まで開催されるフィラデルフィア EXPO(Digital Signage EXPO / East 2008)の初日は、コンテンツに関するセミナーだけに充てられています。
今回はそのセミナー内容の詳細をお伝えします。
なお、取材依頼も受け付けていますので、デジタルサイネージ総研に取材してきてほしいというご要望があれば7月20日までにご連絡ください(info@digitalsignage.co.jp まで)。
タイムテーブル:
08h - 09h|Continental Breakfast and Networking
09h - 10h|Live Response Session: Creating and Interpreting a Digital Signage Creative Brief
10h - 11h|Managing the Content Mayhem
11h - 12h|Stretching the Dollar: How to Keep Content Fresh on a Budget
12h - 13h|Lunch and Networking
13h - 14h|Managing the Content Development Process: Inception to Delivery
14h - 15h|Changing the Landscape of Content Development: A Hollywood Perspective
15h - 16h|Transcoding: Multi-channel Content Requirements
セミナー内容の詳細は以下の通りです(翻訳)。
09h - 10h:効果的なデジタルサイネージコンテンツの制作についてのパネルセッション
効果的なデジタルサイネージコンテンツのクリエイティブとはどんなものでしょうか?業界のトップクリエイティブが語ります。トップクリエイターたちによるライブプレゼンテーションで学ぶことができます。10h - 11h:コンテンツ騒動を管理する
デジタルサイネージには大いに期待が持てるとはいえ、コンテンツ管理は複雑です。大規模コンテンツの管理について、知っておくべきこと、なすべきことをお話しします。11h - 12h:節約術〜予算内でコンテンツをフレッシュに保つ方法
問題です:あなたはうまいコンテンツ戦略を考えなくてはなりません、が、予算はありません。さて、どうしますか?あなたのメディアの寿命を延ばすための、ダイナミックで創造的な方法を探ってみましょう。13h - 14h:コンテンツ制作のプロセス〜配信開始まで
コンテンツのプロセス管理は困難なものです。Tips やテクニック、ツールなど、制作プロセスを単純化するためにすぐに使えるノウハウをお伝えします。14h - 15h:コンテンツ制作革命〜ハリウッドの展望
コミュニケーション技術によって世界中のクリエイティブな才能や人材にアクセスすることが可能になりました。こうした「バーチャルな」制作コミュニティがハリウッドの様相をいかに変えつつあるか、そしてそのトレンドをデジタルサイネージの分野に活かす方法についてお話しします。15h - 16h:変換技術〜マルチチャンネルコンテンツの要件
一度制作したコンテンツが放送、インターネット、モバイル、デジタルサイネージなどの様々な解像度できちんと再生されるようにするためには、動画変換とワークフローへの配慮が欠かせません。コンテンツ制作の効率を上げるためのコツと技術についてお話しします。原文はこちら(Event Schedule)です。
デジタルサイネージの展示会などでは、立体映像のいわゆる飛び出すディスプレイをよく見かけますが、本当に画面が飛び出してくるディスプレイというのはちょっと見たことがありません。
こちらはアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)で M. Goulthorpe 教授が発明したものだそうですが、実際に、物理的に飛び出す3Dディスプレイです。しかも巨大で、人間が触れても壊れたり怪我をしたりしないようになっています。
実際に街中のビル壁面に設置され、コカコーラの広告に使われた模様です。実物を見たらすごいインパクトがありそうです。
とにかく見ていただいた方が早いでしょう。動画でご覧下さい。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=Bbgo72EqfNc]
日経BP社の、技術者を応援するサイト Tech-On! 内に、現地で取材協力させていただいた Digital Signage Expo 報道特設サイトが設けられ、ラスベガス EXPO に関する一連の記事がアップロードされています。
さすがに、めぼしいところはほとんど押さえてあります。素晴らしい記事ですのでぜひご覧ください(記事の閲覧には無料の会員登録が必要かも知れません)。
プロジェクターの話題はデジタルサイネージからは少し離れますが、脱線ついでにもうひとつ。
ハンドヘルド・プロジェクターと言って、プロジェクターとレーザーポインターのようなポインティングデバイスを組み合わせたものに、3D トラッキングシステムを組み込んだ装置を使って、部屋の壁や机の上など、リアルに存在する物体の上に情報を書き込んだり、それをほかの人とシェアしたりすることが可能になる、という驚きの世界です。
まさに近未来サイエンスフィクションという感じなのですが、研究室レベルではすでに実現されているようです。ともかく、百聞は一見に如かずですので、こちらのデモムービーをご覧下さい
[youtube:http://youtube.com/watch?v=KFqsN4MbumA]
どうでしょう?5年後、10年後には、こんなものが普通に手に入るようになるんでしょうか?ワクワクします。
プロジェクターはますます面白そうですね!
基本的な使い方を説明したムービーがあるので、こちらも合わせてどうぞ
[youtube:http://youtube.com/watch?v=8-AJnLMzE0k]