日本初のデジタルサイネージ・コンサルタント、デジタルサイネージ総研(TM)が国内および海外の最新情報や市場の動向をお届けします
マルチメディア放送ビジネスフォーラム が新たに立ち上げたワーキンググループのひとつに「デジタルサイネージWG」というものがあり、ここでは「グーグルを超える広告ビジネスモデルの構築」を目指すそうです。
ラジオやテレビのデジタル放送の電波にコンテンツを乗せて送信するための技術としては、慶大、KDDI、FM東京の3者が共同で開発したもの(デジタル放送波でネットコンテンツを配信する技術 )があり、これの延長線上にあるものと思われます。
以下、3セグ放送推進のマルチメディア放送ビジネスフォーラム,新たに4つのWGを立ち上げ:ITpro より一部引用。
デジタルサイネージWGは,放送波をインフラとするインターネット環境を活用した新規ビジネスの創出を最終的な目標に掲げる。このWGの設立を提案したアイ・ビー・イー・ネット・タイムの関係者は,「グーグルを超える広告ビジネスモデルを構築したい」として,放送波を利用した電子新聞事業など,新たなビジネスの創出を目指すとした。
現在のところ、デジタルサイネージのコスト要因として大きいのは表示用ディスプレイやコンテンツ制作費などではないかと思うのですが、ネットワークインフラが放送波ベースになることでどのような利点が生まれてくるのかは興味深いところです。
とはいえ、今後もディスプレイパネルの価格低下はますます進行すると予測されていますし、もしかしたら電子ペーパーが普及するころのタイミングを睨んだ戦略なのかも知れません。
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5月29日(木)から31日(土)まで、東京大学の生産技術研究所が一般に公開されます。
研究室公開のほか、3日間に渡り講演会も開催されます。アカデミックな先端技術に触れることができるチャンスです。
参考までに講演会のプログラムを転載しますが、詳細は公式サイトで確認してください。
講演会プログラム
会場: 総合研究実験棟(An棟)2F コンベンションホール
5月29日(木)
10:00~ 駒場リサーチキャンパス公開オープニングセレモニー
オープニング・メッセージ「駒場リサーチキャンパスキャンパス公開2008 オープニング」
生研 所長 前田 正史
先端研 所長 宮野 健次郎オープニングシンポジウム
「研究成果の社会還元と産官学連携の現状と課題-グローバルな視点から産学連携を考える-」
講演 東大産学連携本部長 藤田 隆史
パネルディスカッション 東大産学連携本部長 藤田 隆史
先端研 教授 渡部 俊也
生研 客員教授 塚本 修
生研 客員教授 藤田 明博
生研 客員教授 田中 敏久
東大総括プロジェクト機構 特任教授
妹尾 堅一郎13:00~ “要素還元論から俯瞰統合論の世紀へ~分解したものを再び組み立てて理解する~”
先端研 客員教授
小泉 英明
14:00~ 次世代薄型大画面TVを支える科学 生研 客員教授 久保田重夫
15:00~ 新しい非晶質材料の原子配列と特性を探る 生研 教授 井上 博之
16:00~ 太陽電池が起こすイノベーションとは? 先端研 教授 岡田 至崇
17:00~ 原子間力顕微鏡で水を見る 生研 教授 川勝 英樹会場: 総合研究実験棟(An棟)2F コンベンションホール
5月30日(金)
13:00~ 世界文化遺産の新視点 先端研 教授 西村 幸夫
14:00~ “文化遺産のメディアコンテンツ化『静』と『動』” 生研 教授 池内 克史
15:00~ 情報通信の道具箱~クリエイティブなネットワークライフを目指して~
先端研 准教授
南 正輝
16:00~ 情報継承による多世代居住システム 生研 教授 野城 智也
17:00~ ポスト京都議定書に向けての提言 先端研 教授 澤 昭裕会場: 総合研究実験棟(An棟)2F コンベンションホール
5月31日(土)こちらは「理科教室」のプログラムです(対象:小学生以上、要申込み)
10:00~ ミクロの世界のワールドカップを制覇しろ! 生研 准教授 土屋 健介
13:00~ いろいろな色を調べてみよう 生研 准教授 石井 和之
14:00~ 携帯電話の秘密を探ろう 先端研 教授 森川 博之
15:00~ “先端科学実験教室 ~ホタルの光を作ってみよう!~” 先端研 助教 西村 由希子
[youtube:http://www.youtube.com?v=0h-RhyopUmc]
デジタルサイネージではありませんが、インターフェイスが変わると楽器もこんな風になってしまうんですね〜。
詳細はわかりませんが、バルセロナの大学で研究されているものみたいです。
デジタルサイネージにもこういうアートっぽいアプローチがあってもいいのではないかと思っているんですが。
ドイツの照明メーカー OSRAM が、現在フランクフルトで開催中の Light+Building Fair に有機 EL を使った照明器具を出展しています。
敬愛する照明デザイナー Ingo Maurer 氏によるデザインで、有機 EL パネル 10枚がむき出しで配され、1つひとつが独立して向きを変えられるようになっています。
近い将来、透明な有機 EL パネルを窓に用いて、夜になると窓が照明に変わるというようなものも登場しそうです。
英文のソースはこちら:
OSRAM and Ingo Maurer mark lighting history
建物の外壁全体をデジタルスクリーンに変えてしまうような建築物が登場し始めています。
しかも商業施設のみならず、国立図書館なども含まれています。
すでに 2007年9月にはロンドンでカンファレンスも開催されました。
mediaarchitecture:メディア・アーキテクチャー
現時点では奇抜さだけが目立つ感もありますが、近い将来、こういったものが当たり前にならないとも限りません。 今のところ LED などの発光体を使ったものがほとんどのようなので夜間にしか見えないだろうと思われますが、電子インク(electric ink)のような反射型ディスプレイの技術が一般化すれば昼間にきれいに見えるものも実現できます。


ただ、こうした新しい試みも、一方的に映像を表示しているだけでは単に電飾が大型化したものに過ぎないのかも知れません。ところが、これにインタラクションを加えるとちょっと面白いものになりそうです。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=fEykA6Qd2L8]
以前に紹介した MegaPhone もそうでしたが、インタラクティブなものに人は興味を惹かれる習性があるように思います。
商品を売るために様々なマーケティング活動が行われているわけですが、近年ではTVに代表されるようなマスメディアの活用によって知名率や認知率を上げるだけではなかなか購買に結びつかなくなってきたと言われています。今日では商品の店頭での購入決定率が70~80%と言われており、そのような状況を背景としてインストアコミュニケーション(店頭におけるコミュニケーション)の考え方が生まれてきました。
デジタル技術を活用して店頭での購買行動を解析し、より効率的なコミュニケーションを図ろうというのがインストアメディアの考え方です。その中にはデジタルサイネージのような情報表示の仕組みも含まれるわけですが、今後は顧客の行動分析や購買実績などのデータといかに連携させることができるか、といった辺りが重要になってくるように思います。
ウェブの世界では、はじめにバナー広告が広まりましたが、やがてユーザーのオンラインでの振る舞いを分析して広告内容を動的に変化させるような行動ターゲッティング型の広告や、検索ワード連動型の広告に取って代わられました。それと同じ流れがリアルスペースにおける広告にも起こりつつあります。
現時点でどのような試みが行われているのか、AT RETAIL MEDIA 2.0 という展示会を見に行ってきました。出展社数は8社と小規模でしたが、以下のカテゴリーのそれぞれに該当する提案が見られました。今後は2〜3の部分がもっと強化されていく必要があるという印象を受けました。
こちらは防犯用の監視システムなどによく使われている全方位カメラを使って、指定した複数のエリアの人の動きを観測するシステムです。これを使って店舗内の客導線をモニタリングするという提案でした。
こちらは人の視線をトラッキングするシステムで、特殊なメガネのようなものを掛けることなく測定できるのが特徴だそうです。 消費者が棚のどの部分をどのくらい見たかといったデータを収集することが可能です。
こちらはいわゆる「スマートカート」と呼ばれるものだろうと思いますが、カートに発信器とタッチパネル PC が取り付けられており、顧客の移動をリアルタイムで把握しながら、商品検索や棚の案内などの利便性を提供し、さらに広告表示なども行うというものです。
機能の一例として、献立てを選ぶと必要な食材がリストアップされると同時に、店内のどこに商品があるか、現在地からどう行けばよいかなども表示されます。あとから POS のデータと照合することで、顧客が店内でどう行動し、何を買ったのかを分析することもできるそうです。
こうしたスマートカート自体は遅くとも 2005 年にはすでに登場していましたが、 広告配信の機能を持ったものは新しいということでした。
日経BP社の、技術者を応援するサイト Tech-On! 内に、現地で取材協力させていただいた Digital Signage Expo 報道特設サイトが設けられ、ラスベガス EXPO に関する一連の記事がアップロードされています。
さすがに、めぼしいところはほとんど押さえてあります。素晴らしい記事ですのでぜひご覧ください(記事の閲覧には無料の会員登録が必要かも知れません)。