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「携帯電話∩事例集」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


新しいサイネージのスタイル:携帯待ち受けサイネージ

2009-05-13 :, , , , , : tsuge : 1,974 views

イギリスのCelltick社から”idle screen“なるものが登場しています。携帯電話の待ち受け画面をデジタルサイネージとして使おうというソリューションです。

広告宣伝のコンテンツを、携帯が使われていないアイドル時に配信するシステムで、35を超える携帯ネットワークがこのLiveScreen Mediaを導入しています。

ユーザー1人当たりの収益が減っている状況下、このトレンドを覆す、というのがCelltick社の狙いです。同社によると、ユーザー当たりの月間収益を、付加価値サービスで30%も引き上げることができ、またWAPやSMSなどのデータサービスの利用を20%アップさせることができる、としています。

Celltick社として、全体で2000万人超のユーザーを抱えていて、ほとんど男性かつ35歳以下。広告は、その年齢層をターゲットし、反応のパターン統計、場所、時間帯に応じて最適化することができます。

採用企業には、アメリカン・エクスプレス、コカコーラ、ホンダ、ユニリーバも。

Celltick社は今年頭、LiveScreen.comという、ウェブベースの広告登録システムを立上げました。いわゆるロングテール効果を狙い、小規模の広告主を引き込む作戦です。

携帯電話は情報端末として今度ますます発展していくことは間違いなく、携帯をサイネージ用途に使うソリューションも普及してきています。大手企業だけでなく、いろんなサイズのビジネスで、販促ツールとして活用できそうです。また商業ベースだけではなく、これからの情報発信のあり方として、いろんな可能性が考えられそうですね。

(IN DEPTH: Micro-targeting through the mobile screen から一部引用)

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コンビニ内に展開中のデジタルサイネージ・ネットワーク

2008-11-28 :, , , , , , , , , : DSI : 2,569 views

先日コンビニで見かけたデジタルサイネージはこれでした(PrimixVISION)。

東京および周辺のコンビニエンスストアに展開中で、現在 150台ほどが導入済み。2009年半ばまでにさらに 300台以上を設置するそうです。コピー機の上というのはたいてい空いているので、ここに設置するのはうまいかも知れませんね。

また、この端末が設置されている am/pm では、広告主が効果を検証できるよう販売実績データも提供するとのことです。

PrimixVision

バックエンドとしては Scala 社のソフトウェアを使用して、広告の他エンタメ情報、ニュースクリップ、天気情報などを表示しているようです。

携帯電話からウェブサイトにアクセスするよう促す画面が時々表示されていました。利用者が増えるかどうかはコンテンツがカギでしょうか。このインフラを使った面白いキャンペーンを期待したいです。

PrimixVision

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広告を見ると報酬がもらえる MyScreen 社のモバイル・デジタルサイネージ

2008-10-24 :, , , , , , , , , , : DSI : 862 views

トロントに拠点を置く MyScreen 社は、携帯電話への広告配信ビジネスを展開しています。

携帯電話ユーザーは年齢層や性別、興味などのプロフィール情報を登録した上で広告を視聴することによって報酬を得ることができるというシステムで、広告は通話の後や SMS 中の画面下部など邪魔にならない形で表示される仕組みになっています。

MyScreen 社では最近 Orascom Telecom 社から株式の10%に当たる 1,000万ドルの資金調達に成功したほか、業界14位の広告代理店 Zimmerman Advertising 社とも広告販売委託の提携を結びました。

eMarketer の予測ではモバイル広告市場は 2012年までに 200億ドルに成長し、ウェブ広告を抜くだろうと言われています。個人のプロフィール情報や位置情報の利用が可能なことから有望な広告手段として期待されているわけです。

Toronto based MyScreen, the company who call the mobile phone ‘the billboard of the future’, have tied up with Omnicom unit Zimmerman Advertising, to build the brand globally and undertake media advertising sales on their behalf.

MyScreen is an advertising concept that puts non-intrusive rich media onto user’s mobile phones - either at the end of a call, or at the bottom of an SMS. In return the mobile user is compensated.

MyScreen’s Links With Ominicom To Put Digital Signage On The Move より、一部引用)

また、モバイル TV およびモバイルビデオに関する NSR の最新の調査によれば、モバイル TV のユーザー数は 2013年には5億6,600万人となり、90億ドルの収益をもたらすだろうとのことです。

課題はデジタルサイネージと同じく効果測定と標準化だと言われていますが、デジタルサイネージとモバイル広告は、いずれ TV とウェブという2大スクリーンメディアを追い抜くものと思われます。

A new report fro NSR - ‘Mobile TV and Mobile Video, 2nd Edition - A Complete 360-degree Analysis’ - indicates that mobile TV is set to experience ten-fold growth over the next 5 years (to 566 million users in 2013) and that supporting revenues will hit $9 billion by the end of the same period.

NSR Report Puts Mobile Broadcasting Revenues At $9B By 2013 より、一部引用)

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米Sports Retail Networks が新たに The Golf Network を展開。RFID 連携も。

2008-10-21 :, , , , , , , : DSI : 283 views

アメリカでは業種別のデジタルサイネージ・ネットワークが進行していますが、全米のスポーツショップをネットワークする Sports Retail Networks が新たに The Golf Network(TGN)を展開しています。3年間に渡るテストの結果、30%の売り上げ増加という結果が得られたことを受けての決定で、今月中に 100店舗への導入を完了し、2009年第1四半期中には400拠点まで増強、2010年には 1000拠点を目指す計画です。

ゴルフショップの顧客特性から、高所得者にターゲットを絞った広告媒体としても魅力があると考えられており、TGN では EnQii 社と提携してデジタルサイネージとモバイル、RFID との連携を進める計画です。同社では顧客とブランドとの対話こそがこの媒体のキラーアプリケーションとなると考えているためです。

The Golf Network (TGN), a US based narrowcast provider for golf retail, has named EnQii, a leader in the digital signage out-of-home market, as its communication and technology DOOH solution partner.

TGN has appointed EnQii to advance its integration of digital signage, mobile messaging and Radio Frequency Identification (RFID) as TGN rolls out its network operation within major golf retailers throughout the US.

Golf Network Partners With EnQii より、一部引用)

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ソフィアモバイルがデジタルサイネージのアフィリエイトサービスを開始

2008-09-10 :, , , , , , , , , : DSI : 779 views

店頭にデジタルサイネージを設置して流したい広告を選ぶだけで、簡単に広告収入が得られるアフィリエイトの仕組みが登場です。

このビジネスモデルでは、広告効果のトラッキングがキモになるのですが、携帯電話を経由したウェブでのアクションの発生(「会員登録」や「商品の購入」など)によって支払いを行う「アフィリエイト型」の仕組みを取り入れることで、この問題をうまく解決しています。

また、5インチ〜20インチ以上までいろいろなディスプレイサイズに対応したハードウェアが用意されているうえ、ネットワークに繋がっていないスタンドアロン型の電子 POP でも使えるなど、守備範囲の広さも特徴と言えそうです。

ウェブでは一般化しているアフィリエイトですが、それに近い感覚で使えるサービスかも知れません。

仕組みとしてはできているので、あとはデジタルサイネージを見た買い物客が実際に携帯で情報を取得してウェブサイトにアクセスしてくれればいいだけです。ユーザーにとってどれだけ魅力的なサービスを提供できるか、ここからはコンテンツの勝負になってきそうですね。非常に楽しみです。

店舗に設置された nanica シリーズ上に流れる動画広告それぞれにリンク先(URL)を設定、店舗を訪れた顧客が nanica シリーズの IC カードリーダー部分に対応携帯電話をかざすと、そのリンク先を閲覧することができる。

このリンク先で顧客が「会員登録」や「商品の購入」など広告主の目的とする活動を行うと、店舗はソフィアモバイルからあらかじめ決められた収益を得ることができるというもの。

ソフィアモバイル、電子 POP 端末を使ったアフィリエイトサービスを開始 - japan.internet.com Webマーケティング より、一部引用)

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アメリカの「モバイル連携型」デジタルサイネージの最新動向

2008-07-29 :, , , , , , , , , , , , , , : DSI : 5,118 views

日本ではまだ見られないデジタルサイネージのジャンルにモバイル連携型(mobile-driven digital signage)というものがあります。

携帯電話の「万能リモコン化」が進行する中、デジタルサイネージすら携帯からコントロール可能になりつつあり、これまではタッチスクリーン技術などを使って行っていた操作が、もっと離れた場所から携帯でできるようになります。

例えばカフェに居合わせた複数の人が携帯を使ってデジタルサイネージのモニター上でチャットをしたり、スクラブルのようなゲームを競い合ったり、という具合です。これによって画面へのアテンションが上がり、引いては広告を見る時間も長くなるのだそう。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=sK9c5npH2oA]

さて、ここまでなら以前にご紹介した MegaPhone とも似ていますが、この LocaModa の場合はこれをさらにソーシャルネットワークと結びつけ、モバイル、インターネット、デジタルサイネージの3つの媒体を一体化することで、インタラクティブなマーケティングキャンペーンが実施可能なプラットフォームを提供しています。

例えば、全米のバー3万店にデジタルジュークボックスのネットワークを持つ TouchTunes 社と共同で、Beck のニューアルバム “Modern Guilt” のプレリリースキャンペーンを行った際には、携帯から SMS でテキストメッセージを送ると発売前の新曲が聴ける最寄りの TouchTunes のロケーションを知らせるというサービスを実現しました。キャンペーンの情報は Facebook、iLike、MySpace などの SNS で告知され、オンラインとリアルワールドの両方でコアなファン層にリーチすることができたそうです。(原文:Beck Pre-Releases New Album “Modern Guilt” to TouchTunes Network より一部を要約して引用)

モバイルと SNS を取り込むことで、デジタルサイネージに口コミのパワーを付け加えることができます。確かにこういう使い方であれば大きな効果が見込めそうですね。実際の調査でもよい結果が出ているそうです。

ほかにも、ユーザーが携帯から送ったテキストや写真をデジタルサイネージの画面上に表示する技術としてこんなものがあります。

BlueFire uTV

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顔認識で広告内容を変えるデジタルサイネージ、携帯クーポンで効果測定も:NEC とフジテレビ

2008-07-18 :, , , , , , , , , , , , , : DSI : 1,679 views

たいへん面白いデジタルサイネージの事例が出てきました。わたしは2つの点で面白いと思います。

明日、7月19日から8月31日までフジテレビが開催する「お台場冒険王ファイナル」というイベントで、来場者の性別や年齢層を顔認識技術で識別し、15種類の広告を属性に合わせて配信するシステムが稼働します(NEC のプレスリリース)。

前述の通り、今回の試みが面白いといえるポイントは2つあると思うのですが、ひとつは顔認識技術が実際にコンテンツの切り替えに連動するという点、もうひとつは Felica を使ったクーポンを発行し、それが実際に使われるかどうかまでデータを取って広告効果を測定しようとしている点です。

デジタルサイネージの普及のためには広告効果をはっきり示す指標の確立が欠かせないと言われており、これまでに検討されてきたものとしては、TVと同様の視聴率などがあります。ただ、デジタルサイネージは購買の現場に近いところで広告を見せることができるため購買行動に直接的な影響を与えられるという点をメリットのひとつとしており、それを実証するためには実際にデジタルサイネージを見た人が商品を買ったのかどうか測定してみる必要があります。

今回の事例ではイベント内の店舗で利用可能なクーポンを配ることから、クーポンを使うとすればその場で使う以外にはないと考えられます。そういう場合には視聴率のような指標ではあまり意味をなさないでしょうから、効果を実際に測定して確認することができるデジタルサイネージのメリットは大きいと言えそうです。

おそらく、広告の効果は実際に画面に表示されるコンテンツによって大きく左右されるでしょう。今まではどのようなコンテンツがどのような層にどの程度の効果を上げているのかを直接測定する手段がなかったわけですから、それが可能になる意味は大きいと思われます。

また、今後 POS レジでの効果測定がリアルタイムで行われてデジタルサイネージのシステムにフィードバックされるようになれば、数パターンのコンテンツを実際に流してみて最も効果のあったコンテンツを自動的に採用するとか、効果の上がらない時間帯の広告掲出は減らすか取りやめるといった使い方も可能でしょう。実はこうした機能はインターネット広告の世界ではすでに実現しているので、デジタルサイネージに適用されるのもそれほど先の話ではないものと思われます。

ところで、今回のイベント「お台場冒険王ファイナル」はフジテレビ本社屋向かいの「冒険ランド」内で行われるそうです。その中の「ゲゲゲの鬼太郎妖怪ツアーズ」というアトラクションに NEC 体験コーナーとして設けられる目玉おやじの「おい鬼太郎!わしには見えるのじゃ」で、このデジタルサイネージ・システムが見られるそうですので、現場に行かれた方はコメントやトラックバックなどしていただけると嬉しいです。

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