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「次世代」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


ハイマックスからB2B向けP2Pコンテンツ配信システムの新機能

2008-02-26 :, , , , , , , : DSI : 659 views

デジタルサイネージ EXPO の取材と商談のため今日からアメリカ入りしたので、今回はラスベガスのホテルから書いています。

さて、デジタルサイネージのコンテンツを P2P(ピア・ツー・ピア)で配信できる機能だそうです。P2P 技術を用いることで、モニター側に設置して表示を担当する PC がそれぞれサーバーのような役割を果たして配信の負荷を分散させることができるため、サーバーの簡易化が期待されます(もちろんコストも下がるでしょう)。

動画広告のようなものはどうしてもファイルの容量が大きくなってしまうので、こうした仕組みは求められていると言えます。

ところで、もうひとつのアプローチとして、Flash に代表されるようなベクターデータによる動画表現も十分に訴求力がある(そのうえ製作コストも安くできる知れない)と思うのですが、Flash に対応したデジタルサイネージシステムが意外に少ないように感じます。また、インタラクティブなコンテンツも訴求力が高いため今後は増えてくると思うのですが、こちらの配信の仕組みも、まだあまりないようですね。

以下、ハイマックス、B2B向けP2Pコンテンツ配信システム「F−Orc」の新機能を発表(日経プレスリリース) より引用:

ハイマックスは、2月25日、B2B向けP2Pコンテンツ配信システムF−Orc(FOrc)( http://www.f-orc.com/ )に、B2B向けにデジタルサイネージやeラーニング、KIOSK端末配信などで使える「Symphonic Streaming」(P2Pストリーミング方式)( http://www.f-orc.com/about/index4_2.html )を機能追加したことを発表しました。

F−Orcは、動画などの大容量のデジタルコンテンツを、インターネットを使って多数の拠点に効率よく、かつ安全に配信できるシステムで、電車の車内や店 舗、スーパーに設置されたモニターへの電子広告映像の配信や、工場やオフィス、営業所へのeラーニング動画の配信、店舗やスーパー、複合ビルのKIOSK 端末への配信などで活用できます。
従来型のCDNに比べて配信効率が高いためハイスペックなサーバを必要とせず、F−Orc自身が配信トポロジ(配信の仕組み)を構成・管理するため、運用保守も容易になります。

今回の機能追加では、ピア側の配信トポロジ設定として、ダウンロード配信トポロジ(Full−Cache)とストリーミング配信トポロジ(Normal−Cache)、ストリーミング配信トポロジ(Non−Cache)の3種類を組み合わせる事が可能になりました。
ダウンロード配信トポロジ(Full−Cache)は、配信されたコンテンツを全て保持する方式で、配信トポロジの中継サーバとして機能するとともに、配 信されたコンテンツをVODで視聴したり、配信元でスケジューリングして自動再生することができます(スケジューリング再生機能)。ストリーミング配信ト ポロジ(Normal−Cache)は、ストリーミングを実行時に、配信されたピースを保持する方式で、次のピアにもコンテンツを再配信できます。スト リーミング配信トポロジ(Non−Cache)は、ストリーミングを実行時に、配信されたピースを保持しない方式です。
これらの配信トポロジを組み合わせる事で、さまざまなビジネス用途に応じた多彩なシステム構成に適用できるようになりました。2月19日に開催されたP2Pネットワーク実験協議会シンポジウム( http://www.fmmc.or.jp/P2P/pub/sympo/info.html )においても、その概要を講演しました。

また、P2P方式によるライブ機能の開発も進めており、これにより、P2PによるVOD、ストリーミング、スケジューリング再生、ライブの全てが可能にな り、B2B向けのコンテンツ配信ソリューションに必要な機能のラインナップが完了します。その一方で、パートナーとの協業により、F−OrcをP2P配信 エンジンとして、企業のシステムやベンダーの製品に組み込んだり、F−OrcによるASPサービスの計画も進めています。 新しいマーケットの開拓には パートナーの力が不可欠なため、更にシナジー効果を得られる製品、パートナーも探しています。

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通信/ネットワーク-ITとの融合が進み、次世代広告媒体として導入の進むデジタルサイネージとは:ソフトバンク ビジネス+IT

2008-02-16 :, , , , , , , , , , : DSI : 819 views

デジタルサイネージには、「テレビに代わる新しい広告媒体」とか、「販促の手段としての店頭 POP の進化形」とか、 「紙のポスターのデジタル化」、「最新情報を必要な場所に即座に伝えるリアルタイム情報掲示装置」などなど、様々な用途が考えられているわけですが、そのひとつである「次世代広告媒体」としての側面に注目した記事です。

広告媒体としてのデジタルサイネージのメリットを、

デジタルサイネージは、従来看板が持っていた、「極めて限られた地域のターゲットへ」「何度も閲覧させる」メリットを活かしつつ、「柔軟な変更が難しい」デメリットを払拭したものである。

とわかりやすく説明するなど、とてもよい記事だと思います。また、インターネット広告とデジタルサイネージとの違いを、

ネットワークというとインターネット広告も大きな市場になっていくことが見込まれているものの、デジタルサイネージは “リアルに存在する” ため、リーチできるユーザー層のセグメントをインターネットとは分けて考えることができる。

と、これまた簡潔に説明してくれています。さらに、こんな興味深い記述もあり、デジタルサイネージへの期待感を煽ってくれています。

電通によれば、屋外広告と交通広告を合わせた市場で約5千億円以上、展示・映像ほかは3500億円程度の規模と試算されており、これがすべてネットワーク 対応のデジタルサイネージに変わることがあれば、「渋谷ジャック(渋谷の交差点の広告をすべて同じ商品などで統一すること)」どころか「日本ジャック」が TV程度の広告費で可能になることも予想される。

昨今製品のライフサイクルは短命化の一途をたどっており、その中でより早い情報のインターネット広告が注目されている。しかし、リア ルに存在する広告媒体が同様のスピード感で情報を発信できれば、TVCM以上に多くの人々の目に触れつつ、Googleの検索連動型広告以上にニッチな広 告活動を展開できる。デジタルサイネージはその可能性を秘めているのである。

記事中でさりげなく取り上げられている、デジタルサイネージ福岡「街メディア」を運営する COMEL(コメル)という会社は、実はソフトバンクテレコムの子会社で、同じソフトバンク系列の会社だったりするのですが、それはご愛嬌といったところでしょう。

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「デジタル・サイネージへの要求をすべて満たすのはPTAのみ」篠田プラズマが力説

2008-02-14 :, , , , , , , , , : DSI : 918 views

少し前の記事でもご紹介しましたが(次世代超大型ディスプレイ技術の本命か?プラズマチューブアレイ方式)、プラズマ・チューブアレイ(PTA)という新技術を引っさげて登場した篠田プラズマの記者会見の模様を伝える記事が出ています。

北米市場での予測データとして、「米国パブリックディスプレイ市場は、2005-10 年にかけて年平均成長率 46.3%」「日本国内も同様な展開が見込まれる」という強気な見解を示していますね。

図2 デジタル・サイネージ市場は急拡大の見込み

また、「篠田プラズマは,2008 年下期に 142 型モジュールの量産出荷を始める予定」だそうです。値段的には同サイズの LED より少し安くなるという話ですので、わりと高価であることは確かですが、素晴らしい特徴を備えていることも事実ですので、実物を目にするのが楽しみです。

以下、一部引用:

大画面が得意でしかも薄型・軽量,シームレス接続が可能などといった特徴を備えるPTAが最適であることをアピールした。

現行技術で,画面寸法100型以上のデジタル・サイネージを実現する場合,例えば(1)プロジェクター,(2)LEDディスプレイ,(3)液晶を用いたマルチビジョン,(4)PDPといった手段が考えられる。これに対し篠田氏は,それぞれの課題を以下のように指摘した。すなわち,(1)のプロジェクターは,輝度が低い。(2)のLEDディスプレイは,解像度が低くコストが高い。(3)のマルチビジョンは,各ディスプレイ間に非表示領域が発生する。(4)のPDPは,膨大な設備投資が必要になる。

【続報2】「デジタル・サイネージへの要求をすべて満たすのはPTAのみ」,篠田プラズマが力説 - 産業動向オブザーバ - Tech-On!

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事業提携による次世代型映像配信サービス『エンコードラボ』

2008-02-02 :, , , , , , , : DSI : 559 views

デジタルサイネージ広告では、配信システム、コンテンツ、ロケーション、広告主といった複数の事業主体が集まらないとビジネスの仕組みが動かないため、事業者間の連携が必要だと考えられますが、国内でも9社の事業提携により国内最大規模の配信インフラを実現し、近くサービスを開始するという動きが出ています。

ネットワークサービス、サーバー保守、動画配信、ウェブ制作、広告代理店、コンテンツ制作などの関連企業が提携することで、顧客にワンストップでのサービスを提供するというコンセプトのようです。

〜ネットワーク環境、新時代へ〜次世代型映像配信サービス『エンコードラボ』開始! - エクスコ・ラボ株式会社 - ZDNet Japan

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次世代超大型ディスプレイ技術の本命か?プラズマチューブアレイ方式

2008-01-20 :, , , , , , , , : DSI : 4,241 views

デジタルディスプレイの大型化とともに誕生したデジタルサイネージは、今後もより大型化の方向へ進んで行くのではないでしょうか。次世代超大型ディスプレイ技術として期待されている、プラズマチューブアレイ(PTA)方式というものをご存知ですか?

現在、液晶でも 100 インチクラスの製品が発売されてデジタルサイネージにも活用されていますが、このプラズマチューブアレイは、140〜300 インチクラスの超大型、薄型軽量のフィルム型デバイス構造、プラズマ譲りの低消費電力、高精細な自発光型、曲面も可能なデザインの柔軟性、分割可能な構造による製造 / 設置の容易さなど、数々の魅力的な特徴を備え、次世代の超大型ディスプレイ技術として期待されています。

このプラズマチューブアレイ(PTA)では、細長いチューブ構造の発光素子を多数並べて薄い電極フィルムでサンドイッチすることで大画面を構成します。これによりフィルム型の超薄型軽量構造を実現すると同時に、発光の効率を高める技術により既存方式に比べて省エネルギー(単位画面サイズ当り)である特長を持ちます。

プラズマチューブアレイ方式
技術情報などの詳細はこちらの PDF ファイルに解説されています。

これを開発しているのは、長年に渡って富士通でプラズマディスプレイの開発に当たられた篠田博士がプラズマチューブアレイ(PTA)方式の実用化のために設立した篠田プラズマ株式会社ですが、NEDO技術開発機構(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)との共同研究契約も締結されたそうで、今後の研究成果が大いに期待される技術ですね。

NEDO技術開発機構(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)との共同研究契約締結について

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反射型ディスプレイなどの新技術によりデジタルサイネージ市場は 2015 年まで急拡大

2008-01-18 :, , , , , , , : DSI : 2,403 views

米 NanoMarkets 社の発表した予測によれば、コレステリック液晶や有機 EL、カーボン・ナノチューブなどを用いたディスプレイ製品の技術開発により、屋外の大型掲示板や店頭の POP ディスプレイなどの市場が拡大し、2015 年までに 25 億米ドル(今日のレートで約 2,670 億円)になるものと見られています。

従来の液晶ディスプレイに変わり、コレステリック液晶や電気泳動、エレクトロクロミックなどの新技術を用いることにより、柔軟性や外光下での視認性が高まると同時に消費電力の改善にもつながるということで、こうした反射型ディスプレイが使用される大型広告掲示板の市場は、2015 年には 3 億 2000 万米ドルなると予測されています。既に LED を用いた高輝度バックライトが使用されていますが、それと比較しても約 1/5 にまで消費電力を削減できるそうです。

また、有機 EL もデジタルサイネージ市場に大きな影響を与えると見られています。有機 EL は、薄く、明るい上、広告ディスプレイに要求される色再現性を満たしており、製品コストの削減に成功すれば、有機 EL を用いたサイネージ市場は 2015 年までに約 3 億 300 万米ドルまで成長すると見積もられています。

印刷技術および有機材料を用いた電子サイネージ市場は2015年までに25億米ドルに,米NanoMarkets社が予測 - 産業動向オブザーバ - Tech-On!

※コレステリック液晶とは:

コレステリック液晶は、螺旋状の分子配列構造を持ち、特定の波長の光だけを反射させることができるため、その性質を利用して反射型の液晶ディスプレイなどに利用されています。また、メモリー性を持つことから表示内容を書き換えるときだけ電力を必要とする超低消費電力のディスプレイをつくることができます。現在は主に電子ペーパーのような製品として利用されています。

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ポータブル・プロジェクターはデジタルサイネージをどう変えるか?

2007-11-26 :, , , , , , , : DSI : 841 views

デジタルサイネージでは話題になることの少ないプロジェクターに秘められた大きな可能性について考えてみます 。

デジタルサイネージといえば、液晶(LCD)、プラズマ(PDP)、LED などのモニターを使うものが主流ですが、じつは僕としては「近い将来プロジェクターが来る!」と思っています。プロジェクターには 明らかな利点がいくつもあると思うからです。

例えばポケットに入れて持ち歩けるようなプロジェクター携帯電話に内蔵されたプロジェクターなど、超小型のプロジェクターが普及すれば、手のひらやテーブルが即座にスクリーンに変わります。またプロジェクターであれば人の視線を追尾して画面を移動させることも可能でしょうから、モニターの前で足を止めずとも、歩きながら見続けることのできるデジタルサイネージも夢ではありません。設置のためのコストの面でもプロジェクタが有利ではないでしょうか。人が手を触れることのできない場所から映写することができるので、機械の保守も簡単になりそうです。屋外など明るい場所で見えづらいなどの欠点もありますが、それに関しては他のモニター類も同様の欠点を持っています。

これから先のデジタルサイネージを考える際には、必ずしもモニターの使用を前提にしない方が いいかも知れません。

「世界最小」ポータブルプロジェクター Hikari Pro920 - Engadget Japanese

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