日本初のデジタルサイネージ・コンサルタント、デジタルサイネージ総研(TM)が国内および海外の最新情報や市場の動向をお届けします
スポーツファンが大きな市場を形成しているアメリカでは、スタジアムやアリーナ向けのクロスチャンネル・デジタルサイネージ広告ソリューションが登場してきています。
Sports Media 社はスタジアムやアリーナを運営するスポーツチーム向けにデジタルサイネージを使った広告メディアを提供するトータルサービスの提供を開始すると発表しました。
Sports Media 社ではデジタルサイネージの設置および下記の複数の広告媒体のバックエンド・サポートを提供し、スポーツチームが全国規模の広告ネットワークに参加することを可能にします。
これらのクロスチャンネルの広告媒体によって、スポーツチームはスポンサーに対して魅力的な広告の機会を提供できます。スポンサーは試合中にスポーツファンとインタラクティブに接触できるため、彼らの嗜好や消費傾向をより詳しく把握し、顧客データベースを構築することができるとしています。
Sports Media 社では試合観戦中のスポーツファンに対してブランドメッセージング、クーポンや試供品、着信音、壁紙などを提供していく予定です。
Sports Media Inc. announced that it will now offer sports teams a total turn-key digital advertising solution for their stadiums and arenas. Sports Media will provide installation and back-end technical support for the following five exclusive digital ad vehicles and will also include participating teams in its national advertising network.
(Entertainment | Sports Media offers cross-channel DOOH media for stadiums, arenas より、一部引用)
日本国内では、球団を所有するソフトバンクが子会社のコメルを通じて福岡の街で大規模にデジタルサイネージを展開していますが、アメリカの球団にとっても広告収入は重要なはずです。Sports Media 社ではアメリカ中のスポーツチームにこのシステムを売り込む計画のようです。
プロジェクターもここまで小さくなるといろいろな用途が思いつきますね。

3M からマイクロ プロフェッショナル プロジェクター MPro110 が登場しました。
重量わずか 160g で 投影サイズは 8〜48インチ。Amazon で 53,800円です。
プロモーションビデオが素敵です。
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=SgZV2ZCEyYE&ap=%2526fmt%3D18]
顔認識技術による視聴者測定技術の大手 TruMedia とサムスンが提携し、サムスンのパネル PC 一体型デジタルサイネージモニターの Xn シリーズに TruMedia の iCapture システムが組み込まれて販売されることになりました。
サムスンの Xn シリーズは WAN コネクションを備えインターネットにそのまま接続できるほか RS-232C インターフェイスを備え、25台までのデジタルサイネージネットワークが構築できる MagicInfo Player もプリインストールされています。
この提携により、サムスンの MagicInfo Player を使って視聴者の人数や性別などの情報によるコンテンツの切り替えが可能になります。
TruMedia Technologies, a provider of real-time audience measurement and proactive advertising solutions, announced the signing of a partnership agreement with Samsung Electronics Corp., a supplier of professional LCD and PDP display products.
(Hardware | Samsung integrates TruMedia audience measurement into MagicInfo Player より、一部引用)
以前にも TruMedia の視聴者測定カメラを組み込んだディスプレイについて紹介しましたが、今回はトップサプライヤー同士のなかなか強力な組み合わせですね。TruMedia は先日廉価版の顔認識ソリューションを発売しており、普及拡大に力を入れているようです。
デジタルサイネージ・ソフトウェア NMstage を提供するパナソニックから、RSS や外部データベースからの取り込み、ファイルの定期自動更新などに対応するアドインソフトウェア「NMデータゲートウェイソフトウェア」が発売されました(NMstage NMデータゲートウェイソフトウェアを発売 | プレスリリース | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic)。
これまでは案件毎に個別に作り込んでいた機能が、ソフトウェアパッケージとして簡単に導入できるようになったということでしょうか。タイムリーな情報提供が容易になりますね。コスト管理がシビアなデジタルサイネージの運用面で求められる基本的な機能がまとめられているので需要がありそうです。
「NMデータゲートウェイソフトウェア」では、専用操作端末を介さずプレーヤ端末に制御コマンドを発行できる“イベントドリブン機能”を備えており、表示装置に対する割り込み表示/解除や電源オン/オフ、入力切替といった制御コマンドを、専用操作端末以外からも発行することができる。これより、固定IPアドレスを持たない表示装置に対し、外部システムから緊急時の連携割り込み表示を実行することができる。また、外部WebサイトのRSS文字情報をHTMLコンテンツ/テロップに置換して表示でき、RSS文字情報にしたがってHTMLコンテンツ/テロップの情報を自動更新できるため、RSS形式のニュースや天気予報といった情報をそのまま自動表示/更新することができる。
“コンテンツ自動更新機能”により、外部システムの指定データファイルを一定周期で参照し、更新があれば自動で表示装置側の表示ファイルを差し替え、更新表示することができる。更新にあたり専用操作端末や専任の運用担当者などは不要で、運用担当者の負荷を軽減することができる。また、“データベース連携機能”により、外部DB情報を取り込み、データの更新とともにリアルタイムで表示コンテンツを自動更新でき、店舗の売上データ情報をもとに、商品の売れ筋ランキングを自動更新表示するといったことが可能となる。
(パナソニック、電子看板と外部システムを接続できるソフトを発売/キーマンズネット より、一部引用)
以前から、アップルがデジタルサイネージに参入するのではないかという噂がありますね。その理由は主に、Apple TV を使えばすぐにでもデジタルサイネージのフルサービスが可能なのではないか?というもので、Apple TV は価格も¥36,800 と手頃なことから現実的な話と言えるかも知れません。
米 Helius 社が発売した新しいシステムは Mac ベースのメディアプレイヤーを使用します。Apple TV ではなく Mac Mini ベースですが、市販されたものとしてはおそらく初めての Mac ベース製品ではないでしょうか。
Helius 社 はソフトウェア会社で PowerPoint を使ってデジタルサイネージのコンテンツを制作しマルチネットワーク配信ができるソフトウェア MediaAuthor を発売しています。今回はこの MediaAuthorソフトウェアのバージョンアップと共に Mac Mini ベースのシステムが発売されました。
The company has also released the complementary SST-Mi Media Player system, which runs on an Apple Mac Mini computer and sells for just $1500.
デジタルサイネージ用の顔認識ソフトウェアに、月々 $9.95 という格安のソリューションが登場しました。
この分野の最大手である TruMedia 社は、定評のある iCapture システムの廉価版として iTRI をリリース。PC に一般の USB カメラを接続したもので動作するようになっており、視聴者の年齢・性別を判別するだけでなくメディアプレイヤーへのフィードバックによりコンテンツを切り替えることが可能となっています(同社では「プロアクティブ」広告と呼んでいる)。
解析の精度は多少落ちるようですが、この価格はなかなか魅力的なのではないでしょうか?
TruMedia Technologies, the provider of audience measurement solutions for the digital signage industry, has released a new ‘budget’ measurement product to stimulate demand.
(TruMedia Release Budget Version Of Audience Measurement Tool より、一部引用)
[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=HdDB_HzJAKg]
以前の記事に書きましたが、すでに渋谷の大型ビジョンでも TruMedia 社の顔認識技術を使って視聴者属性の分析が開始されています。
米 SeeSaw Networks は、40のデジタルサイネージ・ネットワークをアグリゲートし、週あたり 5,000万インプレッションを誇る巨大な OOH メディアを構築するだけでなく、広告メディアの比較から広告枠の購入、リアルタイムでの効果測定までを一貫してオンライン提供しています。
広告主や広告代理店は、これらのツールを自由に使って、求めるターゲット層にリーチできる広告キャンペーンを計画し、すぐさま実行に移すことが可能です。全国規模からローカル広告までスケールも自在です。
カテゴリーは、バー&レストラン、書店、ホテル&カジノ、コーヒーショップ、コンビニ、医院、空港、ガソリンスタンド、食料雑貨店、ヘルスクラブ、ショッピングモール、スポーツバー、大学など 30以上に及び、これらのカテゴリーを横断してライフパターン・マーケティングと呼ばれる新しい広告手法を実践することもできるようになっています。
アメリカにはデジタルサイネージのネットワークが数百も存在すると言われており、これらのネットワークを個別に組み合わせて広告戦略を展開するのは非常に大変ですが、SeeSaw Networks ではそうした複雑な作業を簡単にこなせるような枠組みを提供しているわけです。
SeeSaw Networks では最近新たに4つのスポーツ系ネットワークを加え、月間 6,000万インプレッションを追加しましたが、今後もまだまだ拡大しそうな勢いです。
自らメディアを持つ以外にも、こうしたネットワーク・アグゲーションも有望なビジネスモデルになりそうですね。
With the addition of OnSite Network, ONTrack, The Bar Network and a national sports event network, SeeSaw has extended its network of places where people go to deliver nearly 60 million impressions a month to sports fans at bars, restaurants, sports bars, casinos, horse racing tracks, health clubs, college campuses or at large sporting events.
(SeeSaw Reaches Sports Fans With Four New Networks : SeeSaw Networks より、一部引用)