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「面白い」アーカイブ(デジタルサイネージ総研ブログ)


世界初、無料のデジタルサイネージ・ソフトウェア:そのビジネスモデルとは

2008-08-13 :, , , , , , , : DSI : 1,861 views

オーストラリアから、ついに無料のデジタルサイネージ・ソフトウェアがリリースされました。世界初だそうですが、石油メジャーのひとつである英 BP Oil p.l.c. も採用を決めたそうです。

そこで気になるのは、やはりビジネスモデルですね。

開発元の Digital Recall 社 では、広告制作も格安で請け負っているほか、様々な有料オプションを設けています。例えば、デフォルトでは Digital Recall 社 の広告が挿入されますが、これを消すには $30、ウェブページを読み込んで表示させる機能を追加するには $60、.mov, .swf, .avi に加えて .mpg, .wmv, .divx などのフォーマットの動画も再生させたい場合は $30 といった具合です。インターネット上のフリーウェアやシェアウェアなどによくあるやり方ですが、必要な機能にだけお金を払えばいいという点はユーザーにとっても嬉しいでしょう。

Digital Recall 社 のモットーは “We make it easy!(もっと簡単に!)” であり、デジタルサイネージは顧客にメッセージを伝えるのに効果的な手段なのだから、大企業のみならずあらゆる企業が使えるようにするべきだとの考えから、その障害となっているコストと複雑さ(Cost & Complexity)を取り除こうとしています。

ちょっとした発想の転換ですが、非常に面白いアプローチだと思います。日本のソフトウェア開発会社にとっても参考になるのではないでしょうか。

In addition to their many users around the world, BP Oil Plc is now a user of Digital Recalls Free Digital Signage Software.

Digital Recall is a world-first provider of free digital signage software for the centralised online control (over LAN or Internet) of a network of one or more monitors at one or more locations.

Simply download the software from their website www.digitalrecall.com.au. Complete User manuals are provided, and users can use their own equipment and their existing internet service.

BP Oil Plc Uses Digital Recall - Worlds First Free Digital Signage Software より、一部引用)

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海外の屋外広告(OOH)アイディア集

2008-08-11 :, , , , , , : DSI : 5,538 views

デジタルサイネージのコンテンツのヒントになりそうな、海外の屋外広告の事例を3つ、動画でご紹介します。

このテーマではすでに何度か書いていますが(こちらを参照)、面白いアイディアはまだまだありますね。

まずはこちら。説明は不要だと思いますが、これは笑えます。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=v0jlRceGBOI]

お次はビールの広告です。仕掛けは単純だけど、どうしても気になってしまうという、人の心理をうまく突いていますね。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=S-V7iH4OFXw]

最後は Google Video の OOH 広告です。ワザありですね。最高におしゃれです。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=Um-WL7FRANM]

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日本製の「携帯連携型」コンテンツ:GYOROL と Brain Bomber

2008-08-05 :, , , , , , , , , , , : DSI : 1,115 views

MegaPhoneLocaModa など米国のモバイル連携型コンテンツを紹介してきましたが、今日は日本製のものを2つ紹介します。

まずは GYOROL。これは携帯で魚釣りができるゲームで、横浜で8月6日(明日!)まで開催中の美術展『エレクトリカルファンタジスタ2008』で体験できます。

実は昨日行ってきたんですが、100尾に1度しか現れないという巨大魚を釣り上げてしまいました。結構ハマります。パソコンからでもできるのでやってみてください(GYOROL)。

GYOROL で巨大魚をゲット

さて、もうひとつはこちら、Brain Bomber。これも携帯電話をゲームコントローラーのように使って遊ぶゲームです。得点のルールがちょっと複雑なのですが、とりあえず何も考えなくても遊べるので一度やってみてください。

携帯電話はほぼ誰でも持っていますし、複数人が同時に参加できるので、デジタルサイネージのようなパブリックディスプレイを使ってみんなで遊べる娯楽を提供するというのもアリかも知れません。

とりあえず、単に広告を流しているよりは確実に人が集まるでしょう。まずは画面を見てもらわないことには、なにも始まりません。

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アメリカの「モバイル連携型」デジタルサイネージの最新動向

2008-07-29 :, , , , , , , , , , , , , , : DSI : 5,004 views

日本ではまだ見られないデジタルサイネージのジャンルにモバイル連携型(mobile-driven digital signage)というものがあります。

携帯電話の「万能リモコン化」が進行する中、デジタルサイネージすら携帯からコントロール可能になりつつあり、これまではタッチスクリーン技術などを使って行っていた操作が、もっと離れた場所から携帯でできるようになります。

例えばカフェに居合わせた複数の人が携帯を使ってデジタルサイネージのモニター上でチャットをしたり、スクラブルのようなゲームを競い合ったり、という具合です。これによって画面へのアテンションが上がり、引いては広告を見る時間も長くなるのだそう。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=sK9c5npH2oA]

さて、ここまでなら以前にご紹介した MegaPhone とも似ていますが、この LocaModa の場合はこれをさらにソーシャルネットワークと結びつけ、モバイル、インターネット、デジタルサイネージの3つの媒体を一体化することで、インタラクティブなマーケティングキャンペーンが実施可能なプラットフォームを提供しています。

例えば、全米のバー3万店にデジタルジュークボックスのネットワークを持つ TouchTunes 社と共同で、Beck のニューアルバム “Modern Guilt” のプレリリースキャンペーンを行った際には、携帯から SMS でテキストメッセージを送ると発売前の新曲が聴ける最寄りの TouchTunes のロケーションを知らせるというサービスを実現しました。キャンペーンの情報は Facebook、iLike、MySpace などの SNS で告知され、オンラインとリアルワールドの両方でコアなファン層にリーチすることができたそうです。(原文:Beck Pre-Releases New Album “Modern Guilt” to TouchTunes Network より一部を要約して引用)

モバイルと SNS を取り込むことで、デジタルサイネージに口コミのパワーを付け加えることができます。確かにこういう使い方であれば大きな効果が見込めそうですね。実際の調査でもよい結果が出ているそうです。

ほかにも、ユーザーが携帯から送ったテキストや写真をデジタルサイネージの画面上に表示する技術としてこんなものがあります。

BlueFire uTV

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謎のデジタルサイネージ端末が日本上陸:chumby

2008-07-25 :, , , , , , , : DSI : 763 views

chumby

ぷにょぷにょとした不思議な端末が間もなくアメリカから日本に上陸するそうです。その名も「chumby」。

目覚まし時計+ラジオ+無線インターネット+デジタル写真立て+ゲーム機+メールソフト+ビデオプレイヤー= chumby だそうですが、それだけではなさそうです。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=Q_J44uD2LSA]

chumby では、ウィジェット(あるいはガジェット)と呼ばれる小規模なアプリケーションソフトをウェブからダウンロードして使うことができます。ウィジェットは誰でもつくることができ、専用サイトで無料公開されています。すでに数百もあるこれらのウィジェットを使うことで、chumby の機能は無限に拡がります。また chumby はオープンソースで、ソースコードが公開されています。

ところで、デジタルサイネージは基本的に「家の外に置かれるもの」とされていて、不特定多数が同時に目にする場合が多いです。その点、この chumby はパーソナルな端末のようですから、デジタルサイネージの端末というよりは PDA や携帯、iPhone みたいな位置づけになるのかも知れません。

それにしても、海外ではデジタルフォトフレームがかなりの人気商品になっているようですし、「所変われば品変わる」ですね。ある予測によれば、デジタルフォトフレームの市場成長率は利益ベースで約20%と、デジタルサイネージよりもかなり上になっていました。意外です。

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平凡な動画をかっこいい作品にしてくれるサービス!

2008-07-24 :, , , , , : DSI : 503 views

BeFunky

これまでにも ANIMOTOJIBJAB など、デジタルサイネージにも使えそうな動画コンテンツを自動生成してくれるサービスをいくつか紹介してきましたが、まだまだアイディアは尽きないようです。

今回は平凡な動画をかっこいい作品に変身させてくれるサービス。その名も『BeFunky』です。

素人っぽい出来映えのホームビデオも、2006年公開のアメリカ映画『スキャナー・ダークリー』みたいにクールな映像に変わりますね。Video Cartoonizer というそうです。

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顔認識で広告内容を変えるデジタルサイネージ、携帯クーポンで効果測定も:NEC とフジテレビ

2008-07-18 :, , , , , , , , , , , , , : DSI : 1,659 views

たいへん面白いデジタルサイネージの事例が出てきました。わたしは2つの点で面白いと思います。

明日、7月19日から8月31日までフジテレビが開催する「お台場冒険王ファイナル」というイベントで、来場者の性別や年齢層を顔認識技術で識別し、15種類の広告を属性に合わせて配信するシステムが稼働します(NEC のプレスリリース)。

前述の通り、今回の試みが面白いといえるポイントは2つあると思うのですが、ひとつは顔認識技術が実際にコンテンツの切り替えに連動するという点、もうひとつは Felica を使ったクーポンを発行し、それが実際に使われるかどうかまでデータを取って広告効果を測定しようとしている点です。

デジタルサイネージの普及のためには広告効果をはっきり示す指標の確立が欠かせないと言われており、これまでに検討されてきたものとしては、TVと同様の視聴率などがあります。ただ、デジタルサイネージは購買の現場に近いところで広告を見せることができるため購買行動に直接的な影響を与えられるという点をメリットのひとつとしており、それを実証するためには実際にデジタルサイネージを見た人が商品を買ったのかどうか測定してみる必要があります。

今回の事例ではイベント内の店舗で利用可能なクーポンを配ることから、クーポンを使うとすればその場で使う以外にはないと考えられます。そういう場合には視聴率のような指標ではあまり意味をなさないでしょうから、効果を実際に測定して確認することができるデジタルサイネージのメリットは大きいと言えそうです。

おそらく、広告の効果は実際に画面に表示されるコンテンツによって大きく左右されるでしょう。今まではどのようなコンテンツがどのような層にどの程度の効果を上げているのかを直接測定する手段がなかったわけですから、それが可能になる意味は大きいと思われます。

また、今後 POS レジでの効果測定がリアルタイムで行われてデジタルサイネージのシステムにフィードバックされるようになれば、数パターンのコンテンツを実際に流してみて最も効果のあったコンテンツを自動的に採用するとか、効果の上がらない時間帯の広告掲出は減らすか取りやめるといった使い方も可能でしょう。実はこうした機能はインターネット広告の世界ではすでに実現しているので、デジタルサイネージに適用されるのもそれほど先の話ではないものと思われます。

ところで、今回のイベント「お台場冒険王ファイナル」はフジテレビ本社屋向かいの「冒険ランド」内で行われるそうです。その中の「ゲゲゲの鬼太郎妖怪ツアーズ」というアトラクションに NEC 体験コーナーとして設けられる目玉おやじの「おい鬼太郎!わしには見えるのじゃ」で、このデジタルサイネージ・システムが見られるそうですので、現場に行かれた方はコメントやトラックバックなどしていただけると嬉しいです。

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